とめちゃん's 本ログ

読んだ本を書きとめていきます
最近の興味は:
☆UXデザイン
☆人生啓発本

自画像を自分で描きたい!

2012年07月30日 | Workshop

乗り換え駅の古本屋さんで、手にとった2冊のイラスト本。最終的には、今日描いて頂いた自画像を自分で描けるようになることです!

◆新装版 ひろこっちのたのしいかんたん もっとイラスト練習帳
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4072638110/

◆新装版 ひろこっちのたのしいかんたんイラスト練習帳
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4072638056/

 


トライブ  新しい“組織”の未来形

2012年07月29日 | アイデア・啓発本

トライブ  新しい“組織”の未来形
http://book.akahoshitakuya.com/b/4062176009
2012年7月24日の新刊

「トライブ」とは何かについて、分かりやすく読みやすく書いてあります。さっくり読めるので「トライブ」というキーワードにピンと来た方は読むのをお勧めします。

ps.
今年、ホットなキーワードが書かれている本は、こんな感じ!
◇ノマドワーカーという生き方
http://blog.goo.ne.jp/aki-nagi-kae/e/fe35ceeef35c0681d53ec2dea65b7fc7
◇つながりの仕事術 「コワーキング」を始めよう
http://blog.goo.ne.jp/aki-nagi-kae/e/84224cb41329fe6906798f9928369725

以下、抜粋■
○「トライブ」とは
・リーダーが必要
・何らかの共通の興味を持ち、互いにコミュニケーションの手段が「ある」ことでつながっている集団
・互いにつながり、リーダーとつながり、アイデアとつながった人々の集団を指す

○トライブに重要なこと
・重要なものはモノではない、つながりである

○トライブを率いることは、本人の情熱があれば決して難しいことではない。
・自分が今、その気になること
・自分が率いるトライブを選ぶのは自分自身

○トライブのリーダー
・異端者
・トライブが何をしてくれるかではなく、自分がトライブのために何ができるかを知っている

○トライブのメンバー
・「自分が何か」を定義すること
・「何かに属したい」という衝動があり、参加できる

○何が期待される時代なのか?
1.現代は、企業や組織内の誰でもー上司だけではないーリーダーになることを期待される時代
2.今日の職場の構造を見れば、かつてないほど変化を起こしやすく、個人がこれまで以上に大きなレバレッジを手に入れたことが分かる
3.変化を起こし、常識破りの製品やサービスを生み出す企業や個人に、マーケットが報いる時代がやってきた
4.トライブを率いることは魅力的かつスリリングで、利益を生み、おまけにすごく楽しい
5.同僚や顧客、投資家、ファンのトライブがあなたを待っている。あなたが彼らをつなげ、彼らの行きたい場所へ率いてくれるのを待っている

○リーダーシップ
・リーダーシップの極意は、自分の変化を作り出すこと
・リーダーシップの本質は、自分のなかの恐れに気づき、トライブのなかにある恐れの感情にも気づくこと
・「率いる」のであって「マネジメント」するのではない
・一歩引くリーダーシップもある
・自分が何を妥協できないのかを自覚すること
・変化をもたらす行為には勇気がいることを知っている
・トライブを「率いるべきではない」時には、主導権を預ける
 :1.率いる先が分からないとき
 :2.率いる覚悟も情熱も信念もないとき
 :3.不安や恐怖がぬぐえないとき
・自分の信じることをする。未来図を描く。そしてその未来を目指す。その時、後ろに人がついてくる
・最大の敵は、「今はまだ早い」という言葉。
・何らかの「方法」と知っているかどうかではなく、それを実行するための「技術」にある
 
○リーダーシップの7つのポイント
1.リーダーは、現状を打ち破る
2.リーダーは、目標のまわりにカルチャーを築き、そのカルチャーに人を巻き込む
3.リーダーは、変化をもたらそうとする世界に、並外れた好奇心を抱く
4.リーダーは、カリスマ性によって、フォロワーを惹きつけ、やる気を刺激する
5.リーダーは、将来のビジョンをフォロワーに示す
6.リーダーは、ビジョンの実現に真剣に取り組み、実現に向けた決断を下す
7.リーダーは、フォロワー同士をつなぐ

○今日のマーケティング
・「トライブ」とつながり、商品やサービスを口コミで広まるストーリーとともに送り届ける行為
・通りすがりのファンを本物のファンに変える
・ボトムが存在しないことを理解する

○新しい共感に賛同してくれるのは、何か新しいものを探している顧客

○ムーブメントが起こるときは?
人々が話し合い、アイデアがコミュニティで広まり、何より大事なことに、同じような立場にある人々が互いに支えあって、(ピア・サポート)、「かねてから正しいとわかっていた変化」を起こすとき

○トライブを発展させる
=グループをトライブに変えるには?
 1.共有する興味
 2.コミュニケーションの手段
=コミュニケーションの流れ
 1.リーダーからトライブへ
 2.トライブからリーダーへ
 3.トライブのメンバーからメンバーへ
 4.トライブのメンバーから外の世界へ
=リーダーがメンバーの働きを高める戦術
 1.共有する興味を、「夢中で取り組める目標」や「現状を変えたいという要求」に変える
 2.メンバーが緊密にコミュニケーションできるツールを与える
 3.トライブにレバレッジをかけ、規模を大きくし、新メンバーを引き入れる
=プロセス
 1.モチベーションを刺激し、
 2.人々をつなげて
 3.レバレッジを与える

○人が恐れているのは
失敗ではなく、責められること、非難や批判であること

○マイクロ・ムーブメント
=5つの行動指針
 :1.マニフェスト(活動声明)を公表する
 :2.フォロワーとつながる仕組みをつくる
 :3.フォロワー同士がつながる仕組みをつくる
 :4.お金は二の次と理解する
 :5.ムーブメント成長のプロセスを明らかにする
=6つの原則
 :1.透明性が肝心
 :2.ムーブメントには広まりと変化が必要だ
 :3.ムーブメントは日々成長する
 :4.ムーブメントの存在や進む方向性が明らかになるのは、現状と比較したときか、目標の異なるムーブメントと比較したときだ
 :5.ムーブメントにそぐわないメンバーは排除する
 :6.ムーブメントにとって効果があるのは、自分自身のフォロワーを築くことである

 

☆☆☆心に残る言葉■
○問題は「私にできるのか?」ではない。「私は率いるのか、やめておくのか?」である
○「自分の価値を信じる」ということが優れた戦略
○立ち往生しているのは、古いルールにしがみついているから
○人生は短く、変化に逆らっている時間はない。人生は短く、嫌いなことばかりなどしていられない。
○「現代は、個人がこれまで以上に大きな力を手に入れた時代」、「現状を打ち破る人間になることをためらうのは、信念が足りないから」
○ビジョンを持ち続けるものが変化を起こす
○真正面から立ち向かえば、たいていの問題は解決する
○何よりも難しいのは「何かをはじめる」こと
○すべてにリスクはある。”失敗の可能性”がある。ただ、実際には一つだけ例外があり、リスクという確実性があること。だから、安全策を取れば取るほど、将来のリスクは増していく
○過去にこだわる馬鹿が多すぎる


自分の小さな「箱」から脱出する方法

2012年07月28日 | アイデア・啓発本

自分の小さな「箱」から脱出する方法
http://book.akahoshitakuya.com/b/4479791779

実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法
http://book.akahoshitakuya.com/b/4479792295

と、「箱」本読み。
子育てにおいて、箱の外にでるのは、難しそうですが、意識しているのといないのとでは違うと思うので、心に留めておこうと思います。

以下、抜粋■
○知っておくべきこと
・自分への裏切りは自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく
・箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することが出来なくなる
・自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている
・他の人々に抵抗するのをやめたとき、箱の外にでることができる

○忘れてはいけないこと
1.心の持ち方には「思いやりの心」「抵抗心」の二つある
2.心の持ち方は、表面の行動よりも、奥深く、大切である
3.自分を裏切ると、抵抗心をつくり始める
4.抵抗心は自己裏切りを正当化する見方で他の人や自分を見るようになる
5.自己裏切りを繰り返し続けると、自分や周りの世界を正当化する癖をつけ、自己の箱を持ち歩くことになる
6.箱の中から人に接すると、他の人も箱に入らざるを得なくなり、その結果他の人に不正に扱われ、それが自分の箱にとどまるための正当化となる
7.箱の外に出るには、自分だけを見つめるのではなく、抵抗してきた人たちの人間性を認め受け入れることである
8.私たちの人生において、思いやりの関係や思い出を通して、箱から出られる機会が与えられる。箱の外に出て抵抗を感じている人について、もう一度新しく考え直すことで思いやりの心に変わることが可能になる
9.箱から出たら、他の人にしてあげようと感じたことを実行することで、箱の外に留まることができる

○知ったことに即して生きること
◇完璧であろうと思うな。よりよくなろうと思え。
◇すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活に、この原則を生かせ。
◇他の人々の箱を見つけようとするのではなく、自分の箱を探せ
◇箱の中に入っているといって他人を責めるな。自分自身が箱の中にとどまるようにしろ
◇自分が箱の中にいることがわかっても、あきらめるな。努力を続けろ。
◇自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを否定するな。誤った上で、さらに先に進め。これから先、、もっと他の人の役に立つよう努力をする。
◇他の人が間違ったことをしているという点に着目するのではなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかを、よく考えろ
◇他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつけろ。


さらに詳しくは、こちらへ!
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/db05fd1533d642e9a2fbef8fac58f110

 


アイデアキャンプ

2012年07月28日 | Workshop

アイデアキャンプ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4757122721

アイデアキャンプ ―創造する時代の働き方

いつでもどこでもワークショップをするための道具や、その使い方、さらには得られたデータのまとめ方などが、分かりやすく書かれています。
アイデアキャンプ、ライブワークという名づけ方自体が、発想をふくらませます。
残念ながら、チームサイズ文具は、セットで購入できるようにはなっていないようなので、画材屋で揃えてみようと思ってます。
A2サイズセットになりそうです。


以下、抜粋■
○なぜアイデアキャンプと名づけたの?
「キャンプ」の持つ意味の多様さ。探検、外へ、自然、ワイワイといった楽しいイメージと、集中した練習・成長といったチームワークのイメージをあわせ持つ

○アイデアキャンプ
時間と空間を切り替えることによってコレクティブ(オフィスの中・フォーマル・組織的分業)な活動とコネクティブ(オフィスの外、インフォーマル・接続的創造)な活動を共存させながら、戦略形成と人材育成をボトムアップに行ってゆくための一つの提案

○アイデアキャンプの5つの特徴
・リラックス出来る場所に出かける
・チームで発想する
・偶然を楽しむ
・チームサイズを使う
・楽しみながらアイデアを出す

○アイデアキャンプで大事にすること
・気持ちのよい場所に出かけリラックスする
・とりあえずの答えをたくさん頭の中に出す
・手や身体も動かす

○A2サイズ
・デザインケース(A2)
・クリップボード(A2)
・画板ホワイトボード 1枚
・イーゼル 1個
・A5用紙
・A4用紙
・ポストイット 75mm×75mm
・ポストイット 50mm×50mm
・スティックのり
・ホワイトボードペン
・サインペン
・太字ペンセット
・ドラフティングテープ

○ライブワーク
真面目だけど楽しい、楽しいけど真面目、そんな仕事のあり方
アイデアキャンプをワイワイと楽しみながら。個人の意見や主観を認め合うことで響き合い、お互いの言葉や絵を活かし合いながらアイデアを出し合っていく関係のこと

○「どんなモノを作るべきか」「どんなコトをおこすべきか」に変わりつつある

○発想に必要なプロセス
・主観的な思考プロセス:経験する、解釈する、感じる、気持ちよい、気になる
・身体的な思考プロセス:耳を傾ける、足で探す、手を動かす、リラックスする

○発想をするために大事なこと
・アイデアを出すための道具の使い方を知ること
・アイデアが生まれやすい環境の中に自らを置きにいくこと
・そのような環境を自分たちで作り出すこと

○発想の基本
・とりあえずの答えをたくさん頭の外に出す!

○ピシッとした完成に近い絵よりも、カタチが適度に曖昧でラフなスケッチのほうが、ヒトがそこに意味を見出しやすく、次のスケッチを描くプロセスを引き出してくれる

○脳をリラックスさせる

○道具の呼びかねに応じてみる
道具によって、心の働きがちがう。ある心の働きにあうような文具を選び、文具が呼びかけてくる心の働きに応じてみる。

○発想は上機嫌にやる!

○誰かのアイデアというよりは、みんなのアイデアであるといえるようなものにまで昇華されたアイデアは、問題の多様な側面を捉えた新しい視点をsなえているはず。

○すぐれたデザイナーは、思考の抽象度のレベル・表現する形式と操作を柔軟に切り替える柔軟性を持っている

○アイデアとは
・「アイデアのつくり方」:アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない。
http://blog.goo.ne.jp/aki-nagi-kae/e/47abf7bc84587edab174e040cc46a464
・新しい情報の組み合わせとは、それが重要かどうかを判断せずに「とりあえずの答えをたくさん頭の外に出す」こと、そうやって外に出た「情報どうしの新しい関係を考える」ことが重要なポイント

○キャンプのバリエーション
・合宿キャンプ
・雑談キャンプ
・トレーニングキャンプ
・ブレストキャンプ
・コミュニティキャンプ:社会活動のためのアイデアキャンプ

○KJ法
(1)下準備・情報収集
(2)カード化
(3)グループ化
 -a)カードを並べ、すべてのカードを眺めるように読む
  -b)カードの内容の類似性や親和性によって、直感的にグループ化していく
  -c)グループの内容を要約する表札カードをつくる
(4)図解化
(5)文章化

○川喜田先生の「ひと仕事」
(1)問題提起と内部点検
(2)フィールドに出かけて外部探検
(3)現場で経験し観察し記録した後に、仮説を打ち立てる
(4)野外で実験を行い、観察して検証する

○ブレーンストーミング
(1)判断延期、批判禁止
(2)自由奔放、突飛さ歓迎
(3)質より量
(4)結合改善、メンバーのアイデアに便乗

○特性列挙法
(1)アイデアを出す対象となるモノやサービスなどを選ぶ
(2)それが持っている属性、要素や特徴、素材・部品・機能・大きさ・目的・値段などをリストアップ。
(3)それぞれの要素や特徴を変更することで、何か改善、新しいことが出来ないかを検討する

○SCAMPER
オズボーンのチェックリストの9つの項目をボブ・エバールが7つにまとめたもの
・Substitute 換える
・Combine 結合する
・Adapt 適応させる
・Magnify/Modify 拡大/修正する
・Put to other purposes 別の用途、目的に使う
・Eliminate 何かを取り除く
・Rearrange/Reverse 並び替え/逆さまにする

○ランダム・インプット
(1)お題を分かりやすく表現しておく
(2)ランダムに情報(単語や絵・図)を入手する
(3)入手した情報から連想できる特性やイメージや属性などをリストアップ
(4)そこから得て発想を広げる
(5) (2)~(4)を繰り返す


アイデアのつくり方

2012年07月28日 | アイデア・啓発本

アイデアのつくり方


著者が書いているのは62P。ただ、アイディアを生み出すエッセンスが簡潔に書かれているので、とても良い。N先生、カヤック社長が参考文献として採用しているのが理解できます。

以下、まとめ
■アイデアとは
既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない

■アイデアの作られる全過程
第一 資料集め−諸君の当面の課題のための資料と一般的
知識の貯蔵を絶えず豊富にすることから生まれる資料と。
第二 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること。
第三 孵化段階。そこでは諸君は意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのに任せる。
第四 アイデア実際上の誕生<ユーレカ!分かった!みつけた!という段階。
第五 現実の有用性に合致させるために最終手身にアイデアを具体化し、展開させる段階。

仕事に追われる毎日を変えよう

2012年07月25日 | 職業経験

仕事に追われる毎日を変えよう
http://book.akahoshitakuya.com/b/4844371193

効率よく仕事をするための本。ブログに書いたので、日々繰り返し見直して体得していくことを心がけたいと思ってます(宣言)

仕事に追われる毎日を変えよう

仕事は楽しむが勝ち!
http://blog.goo.ne.jp/aki-nagi-kae/e/a41184a786e6a21b774020076554684d
の内容とも一部重なるポイントがありました。

仕事に追われる毎日を変えよう

以下、実践すること(実践したい順に)■
○とにかく外に出て、いろいろなモノを見て、いろいろな人に会おう!
○朝やるべきことをポストイットにかく。目に飛び込むようにする
○ミスや失敗をしたときは改善点を、うまくいったときはよかった点を自分の仕事を振り返ることで、知識・経験として蓄積していく
○誰にも邪魔されない朝の時間を活用する
○「何のために今の仕事をしているのか」という考えた上で仕事をする
○まわりを味方にするために、「自分本位にならない」「一生懸命やる」
○信頼関係は単純なことの積み重ね
○嫌な仕事を先に片付ける。変に入れすぎず、感情移入せずに行う
○めりはりをつけてリフレッシュ!
○仕事を「作業系」と「クリエイト系」に分ける
○すばやく決断する
 :過去の事例を調べる
 :「何のためにやっているのか?」を考える
 :ゼロベースでやってみる
○メールは、見た瞬間に一つ一つ順番に返していく
○「もっと楽にできないか?」「もっと楽に成果をあげることはできないか?」を考える
○「伝える」というゴールの最短距離を考える
○明確で具体的なゴールを示す
○ガントチャート
○とにかく下手でも絵を描く
○脱完璧主義
○仕事の目的は成果を出すこと、成果を出す以前に手間取って、やるべき仕事が疎かになってはいけない
○何が結果までの最短距離なのかを意識する
○クオリティへのリスクヘッジを考える
○ミスをしたらすぐに謝る。その上でミスや失敗をどうしたら挽回できるか具体策を示す
○締め切りを宣言する。ただしムリのない範囲で、自分の守れる締め切りを設定する
○バッファを設定する。ただし使わずにすむように意識する
○自分なりのノルマを設定して、斜め読みして効率よく情報・知識を吸収する
○本や雑誌で読んだことに自分なりの考えを加えてブログに記事として書く

★心に残る言葉
・成功するまで続けたから成功した
・勢いがあるところに仕事は舞い込む
・「チームのゴール=個人の満足も最大化」


エクスペリエンス・ビジョン: ユーザーをみつめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法

2012年07月25日 | Usability UX

エクスペリエンス・ビジョン: ユーザーをみつめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法
http://book.akahoshitakuya.com/b/4621085654

エクスペリエンス・ビジョン: ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法

2012/7/13出版された本、読んだというには、あまりにも理解が足りていないと思いますので、完全な、ななめ読みです。
ビジョン提案型デザイン手法について、プロジェクトの目標~企画提案書までの流れについて説明し、事例を掲載しています。この手法を理解するためにはワークショップを実際に行うのが一番早いと書かれているので、いつか試してみたいです。
構築した手法を評価するのが繰り返し書かれているあたりが理解しきれていないので、何回か読んで、この記事も更新します。

以下、抜粋■
〇エクスペリエンス・ビジョン
ユーザーや顧客の本質的な価値と展望を探り、これを実現すべく、製品・システム・サービスを通してユーザに新しい体験や経験を提供すること

〇ビジョン提案型デザイン手法
人々の本質的要求に応えようとする創造活動に携わる人々のための手法

〇ユーザビリティ(ISO9241-11)
ある製品が、指定された利用者によって、指定された状況下で、指定された目的を達成するために用いられる際の、有効さ、効率および利用者の満足度の度合い

〇ロナルド・メイス のユニバーサルデザイン7原則
http://www.ncsu.edu/project/design-projects/udi/center-for-universal-design/the-principles-of-universal-design/
1.どんな人でも公平に使えること
2.使ううえで自由度が高いこと
3.使い方が簡単で、すぐにわかること
4.必要な情報がすぐにわかること
5.うっかりミスが危険につながらないこと
6.身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること)
7.接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること

〇UDマトリックス
「問題解決型アプローチ」
日本人間工学会アーゴデザイン部会制作
http://www.ergo-design.org/ud_guide.htm
1.見るだけで、ユニバーサルデザインの全体像が把握できる
2.要求事項の優先順位をつける際に利用でき、コンセプトを把握しやすい
3.問題解決の糸口が発見しやすい
4.必要なデータベースが活用できる
5.漏れがなくチェックしやすい

〇提案型デザインアプローチの種類
・市場分析を中心とした提案型デザインアプローチ
 :調査や分析を通してロードマップを作成して検討を行い、そのうえで将来の製品・システム・サービスのデザインをするアプローチ
・経験や感性からの提案型アプローチ
 :経験や感性から直観的に、これまでにない商品や従来のデザインにとらわれないような新しいデザインを生み出す可能性のあるアプローチ
・人間を中心とした提案型デザインアプローチ
 :ユーザーとコラボレーションする中で、将来の製品、システム、サービスのデザインを提示する人間中心設計やユーザー参加型デザインとよばれるプロセスで、ユーザーがデザインに積極的に参加するアプローチ

〇提案型デザインアプローチの効果
1.これまでにない製品、システム、サービスを開発できる
2.次世代の競争の源泉となる顧客価値を発見でき、活用できる
3.ビジョンから考え始めることで、結果として開発のスピードアップやコスト削減を図ることができる
4.顧客に喜ばれる製品、システム、サービスの開発が可能になる
5.次世代に向けたビジネスのベクトルが明確になり企業の経営にも寄与する

〇ビジョン提案型デザイン手法の基本アプローチ
1.ユーザーの本質的要求から開始する
2.上位の価値やサービスのレベルから発送する
3.ユーザーの本質的要求を要求仕様からシステム仕様まで一貫して表現する
4.異分野の専門家同士のコラボレーションを図る
5.上位のレベルから常にユーザーに聞く


〇ビジョン提案型デザイン手法のフレームワーク
1.プロジェクトの目標 ビジョンを提案するプロジェクトの目標を明確に定義する
2.ユーザーの本質的要求とビジネス提供方針 
 :本手法では内的な理解を重視(半構造化インタビュー、フォトダイアリー法、上位下位関係分析法、フォトエッセイ法)
3.ユーザー設定 発想を広げ、新しいアイデアを創出するために、対象ユーザーを段階的に明確にしていく
4.ビジネス設定 ビジネスに関する情報や仕様を段階的に明確にしていく
5.構造化シナリオ 3つの階層ごとにシナリオを描くことで、提案する製品、システム、サービスの有効性と効率性、そしてユーザーの満足度の高いアイデアを創出し、最終的には今までにない新しい製品、システム、サービスを記述するためのツール
 :バリューシナリオ バリュー階層 価値を構想する
 :アクティビティシナリオ アクティビティ階層 価値を実現する活動を構想する
 :インタラクションシナリオ インタラクション階層 その活動を実現する操作を構想する
6.視覚化 ユーザー視点はプロトタイピング、ビジネス視点はビジネスモデル
 :ストーリーボード/ペーパープロトタイピング/アクティングアウト/ラピッドプロトタイピング/ホットモック
7.評価 設定したプロジェクトの目標に到達しているかどうかを各シナリオの階層で評価する
 :ユーザ 「ある状況」において「有効であるか」「効率的に使えるか」そして最終的に「ユーザーに高い満足度を与えるものになっているか」 「満足度」を形成する要因の中でも「新規性」「魅力性」を重視する
 :ビジネス 「戦略性」「事業性」「市場性」「実現可能性」「社会性」
8.企画提案書 視覚化および評価した構造化シナリオを用いて、企画提案書に「ユーザー要求仕様」と「ビジネス企画」を記載する
 :最終の製品、システム、サービスやビジネスに託す「人間中心のこだわりのポイント」や「これまでのビジネスとの差別化ポイントや新規性、魅力性」など、うれしい体験を具現化できる

〇ビジョン提案型デザイン手法のプロセス
1.目標を明確にするフェーズ
2.要求を明確にするフェーズ
3.ユーザーとビジネスを設定するフェーズ
4.バリューシナリオを設定するフェーズ
5.アクティビティシナリオを設定するフェーズ
6.インタラクションシナリオを設定するフェーズ
7.企画提案書を設定するフェーズ
8.製品、システム、サービスの仕様書をするフェーズ

〇チームメンバーの素質は、ポジティブな人が良い!

〇ペルソナ手法ではなく、正しくは「ペルソナを活用したゴールダイレクトデザイン!

〇ビジネスの設定思想の定義(國領 次郎氏)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532131014/bookmeter_detail-22/ref=nosim
1.誰に、どんな価値を提供するか?
2.その価値をどのように提供するか?
3.提供するにあたって必要な経営資源をどのように集めるか?
4.提供した価値に対してどのような収益資源を、どのように集めるか?

〇ビジネスモデルゼネレーション
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4798122971
http://www.shoeisha.co.jp/biz/bmg/
・Customer Segments(対象顧客)
・Value Propositions(提供価値)
・Customer Relationship(顧客連係)
・Channels(流通)
・Key Activities(基本行動)
・Key Resources(経営資源)
・Key Partners(連係企業)
・Revenue Streams(収益性)
・Cost Structures(対価構造)
 ※構成要素 キャスト/バリュー/プロセス/リソース

〇ビジョン提案型デザイン手法のビジネスモデル
・バリューモデル化 価値提供の仕組みを確立
・プロセスモデル化 価値提供のプロセスを描く
・リレーションモデル化 ビジネス要素の関連性を描く
・プロフィットモデル化 収益構造を描く

 


心のなかの幸福のバケツ

2012年07月24日 | アイデア・啓発本

心のなかの幸福のバケツ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4532312159

心のなかの幸福のバケツ

やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力
http://blog.goo.ne.jp/aki-nagi-kae/e/8038ea86d9bd14b44fb5b8461088da20

心のなかの幸福のバケツ

の中に書かれていた、ストレングス・ファインダーをやってみたくて、ポチッとした本。カバーの裏にIDが書かれているので中古で購入する時は、カバーがあるかどうかは確認しましょう!
実質90P 位なので、さっくり読めました。とりあえず、バケツに水をそそぐための「カード」を5枚書くを実践してみようと思います。
怒らない技術→仕事で「一皮むける」ときて、ようやく優しく接することができそうな雰囲気だけ?漂ってきた気がします(^^;

以下、抜粋■
〇ポジティブになるための5箇条
1.バケツの水をくみ出すのをやめる
2.人のよいところに注目する
3.親友をつくる
4.思いがけない贈り物をする
 :目に見えるものでなくてもいい。相手を信頼することや、責任を持たせることでもいい。個人的なことを話したり、秘密を打ち解けたりしてもいい
5.相手の身になる
 :1.どんな呼び方で呼ばれたいだろうか?
 :2.「いちばん関心を持っているもの」は何だろうか。人に話したくて、うずうずしている趣味や興味は何だろうか?
 :3.ポジティブな感情を増やすもの、心のバケツをいっぱいにするものはなんだろうか?
 :4.誰から褒められ、認められたらうれしいだろうか?
 :5.どんな方法で褒められ認められたいだろうか?
 :6.どんなかたちで評価されると、やる気が起きるだろうか?
 :7.これまで一番うれしかったのは、どんな評価だろうか?

〇ポジティブ度テスト
1.24時間以内に、誰かの手助けをした
2.わたしはとても思いやりがあると思う
3.ポジティブな人と一緒にいるのが好きだ
4.過去24時間以内に誰かを褒めた
5.まわりの気持ちを明るくするコツをおぼえた
6.ポジティブな人と一緒にいると能率があがる
7.過去24時間以内に、「あなたを気にかけている」と本人に伝えた
8.どこに行っても、知り合いをつくるようこころがけている
9.自分が褒められると、誰かを褒めたくなる
10.この1週間のあいだに、自分が聞き役になって、誰かに目標や希望を充分に話してもらった
11.落ち込んだ人を笑わせられる
12.同僚や友人を、本人が気に入っている呼び方で呼ぶようにしている
13.同僚がすばらしい仕事をしたら、それに気づく
14.いつでも誰にでも笑顔で接していく
15.よいことをしている人がいれば褒めたくなる

〇30社以上、1万以上の事業部門を対象にした最新の調査結果から、ひんぱんに褒められ、認められている人の特徴は以下
・生産性が高い
・仲間意識が強い
・会社を辞める比率が高い
・顧客の忠誠心や満足度が高い
・職場での事故が少なく、安全性が高い

〇ポジティブな言葉をかけることで楽しいこと
自分がきっかけを作ったエネルギーが従業員のネットワークを通して伝わっていくのを見ること

〇どんな組織でも誠意をもって、実のあるかたちでバケツに水を注げば、社員はやる気になるものだ。経営者や社員が、ささやかでもポジティブな感情を伝えていけば、たちまち違いが出てくる。必要なのは小さな決断。

〇うまくいったことを褒めるのはむずかしく、失敗したときに責めるのが楽にできている

〇ネガティブな感情は、健康を損ない、寿命を縮めかねないことが分かってきた。人が生きていく上でポジティブな感情が不可欠であることも分かってきた

〇魔法の比率
喜びや満足といったポジティブな気持ちを感じる「頻度」が重要。ポジティブな感情:ネガティブな感情=5:1が良い
ポジティブな感情が13以上になると生産性が落ちるので注意

〇地に足のついたポジティブが大切

〇ポジティブな感情の効用 バーバラ・フレデリクソン
・ネガティブな感情から守り、その悪影響を打ち消してくれる
・活力を与え、人を元気にしてくれる
・視野を広げ、自分とは違う考え方や行動に気づかせてくれる
・人種の壁を打ち破る
・苦しいときの「たくわえ」となる、じょうぶな体や心、頭、人間関係をつくる
・組織や個人がもっている力を引き出す
・(リーダーがポジティブな感情を積極的に示したとき)チームの成果を高める

〇褒めるなら、ひとりづつ、具体的に、褒めるに値する点を褒める。そうすれば、本人の喜びも大きく、効果があがる

〇その人にあったやり方で褒める

〇エド・ディーナー
自分が幸福だと強く感じている人たちは、質の高い人間関係を持っている


仕事で「一皮むける」 (光文社新書)

2012年07月24日 | 職業経験

仕事で「一皮むける」 (光文社新書)
http://book.akahoshitakuya.com/b/4334031706

仕事で「一皮むける」 (光文社新書)<

青山WSDの講義で、企業内におけるワークショップについて考えるときに役に立つと推薦された本。
経営者の人たちが「一皮むけた」と感じた業務内容についてインタビューした結果をまとめたもの。
インタビュー実施時には、ミドルと言われる世代が同席し、経営者達の思いを共有することを行った。こういう経験が、ミドルにとって、これからの貨車人生に役立つものとなるとも書いてありました。

以下、抜粋■
〇調査者が感動したこと
関経連のメンバー企業で経営幹部をしておられる方々には、語るべき豊かな経験がいっぱいあり、また、それを受け止める聞き手のミドルが、経験の物語に引き込まれたころ。語り手、聞き手の双方に大きな気づきがあった。

〇経験を語ってもらうには・・・
「自分のベストジョブを挙げてください」
「ひとの評価はどうあろうが、自分なりにこれだと納得のいく仕事をあげてください」
「一皮むけた経験をいくつか挙げてください」
などと質問すると、具体的な物語を語ってもらえる

〇C.G.ユング 40歳間際を「人生の正午」であり、「40歳から本当の個性化が始まる」

〇節目をくぐる F.フィッシャー&C.L.クーパー
・親になるとき
・子供や青年が新たな環境に入るとき
・親元を去るとき
・ほかの文化のもとに移るとき
・学校を出て就職するとき
・職場内の大きな異動があるとき
・失業、退職したとき
・海外勤務したとき

〇人生の物語、以下の要素を内部化したもの
 :疑問、軋轢、不安、焦燥、もがき、落胆
 :折衝、妥協、調和、和解、協力
 :首尾、不首尾
 :昇進、昇格、左遷
 :納得、気づき、充足、満足、不満、反省

〇エンプロイメンタビリティ(慶応 花田先生の造語)
 魅力ある職場を提供しつづけられる会社側の力
 「雇用の未来」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532149258 が参考文献
 
〇Lessons of Experience(モーガン・マッコール)
(1)アジェンダ(大きな構想と実施細目の両面を示す)を構築し、実施する
(2)ひととの関係を扱う
(3)基本価値に基づいて行動する。それをほかの人々に伝達する
(4)エクゼクティブとしての資質を試される。それを高める
(5)自分について深く知り、個人的な自覚を高める
(6)ほかの人びとへの依存状況に対処する
(7)経営幹部らしい深い思考をする
 :この本の中で quantum leap experienceと表現されているものが「一皮むけた経験」と作者が呼ぶ
 :ひとの成長は、漫然と斬新的にずっと進むのではなく、ここぞというときに大きなジャンプがあるというイメージが込められている
 :内面的な変化であり、うまくキャリアを歩めば繰り返し経験できる

〇ニコルソン 「トランジション・モデル」
第一段階 新しい世界に入る準備段階
第二段階 実際にその世界に初めて入っていって、いろいろ新しいことに遭遇する段階
第三段階 新しい世界に徐々に溶け込み順応していく段階
第四段階 もうこの世界とは新しいとはいえないほど慣れて、落ち着いていく安定化段階

〇作者の考えるキャリア観
成人となってフルタイムで働き始めて以降、生活ないし人生全体を基盤にして繰り広げられる長期的な仕事生活における具体的な職務・職種・職能での諸経験の連続と節目での選択が生み出していく回顧的意味づけと将来構想・展望のパターン

〇MIT エドガー・シャインの問い
次の3つについて内省することがキャリアについての基盤を提供する
(1)自分は何が得意か?
(2)自分はいったい何をやりたいのか
(3)どのようなことをやっている自分なら、意味を感じ、社会に役立っていると実感できるのか?

〇マイケル・アーサーの問い
(1)自分ならではの強みはどこになるのか?(ノウハウの問い)
(2)自分があることをしたいとき、それをしたいのはなぜか?(ノウホワイの問い)
(3)自分はこれまで誰とつながり、その関係をどのように生かしてきたか(ノウフームの問い)


〇最初の上司との相性やつながりのよざが大きなインパクトを持っている

〇リアリティ・ショック
期待に胸を膨らませて入社したのに、現実とのギャップが大きく、その結果陥る幻滅感のこと
 :働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456961941X

〇産業心理学者 フェルドマン
「職場の集団への加入儀式」:職場集団のメンバーに自分も仲間の一員として認めてもらうこと
「職場の仕事上の課題面での加入儀式」:職場の課題に仕事面できちんと貢献できることを認めてもらうこと

〇サクセスフル・エイジング
 仕事をしながら齢を取り、キャリアを積み、よい方向で成熟していくこと
 
〇新規事業で学べること
(1)何もなく、あるのは使命だけという状況のなかで、管理者は何が重要なのかを識別することを学び、また使命を成し遂げるために組織化することを学ぶ。
(2)必要な人員構成を図ることは、どのように部下を選び、訓練し、動機付けるかを管理者に教える
(3)成功裡にことを成し遂げれば、「生き残れる」ということを管理者に教える。この原体験が、自身を強めさせ、リスクに立ち向かう心構えを培う。
(4)管理者は、どのくらいのリーダーシップが必要であり、またそれがどのくらい孤独であるかを学ぶ。
→この経験を内部化し、キャリアの中に位置づける作業が必要

〇一皮むける海外勤務とは?(海外ミドルの適応と長期的キャリア課題)
(1)日本にいるときよりも、ワンランクもツーランクも上の仕事になる。
(2)現地法人の社長は、エースクラスのひとが赴任している可能性が高い。スケールの大きい人の下が望ましい。
(3)日本から来たVIPとともに行動する時間が長くなること
(4)たとえ、30代でも会社を代表するような振る舞いが要求される
(5)多様な価値観への許容力と適応力が身に付く
(6)世界を視野にとらえた思考ができるようになる
(7)異文化コミュンケーション能力が身に付く
(8)異質な人材へのマネージメントができる

〇ハードシップ(修羅場体験)
背伸びでもなく、いじめでもなく、これ以上はダメというギリギリのところを経験する業務を指す

〇悲惨な部門、業務改善の場から学ぶこと
(1)タフであり説得的でありこと
(2)タフでありながらも配慮を忘れないこと

〇ラインからスタッフ部門の場から学ぶこと
(1)業務を遂行するためのスキル(New Skill on the Run)
(2)利害がらみの高い目標の業務(Play for High Stakes)
(3)人々との戦い、時間との闘い(Trying people, trying times)
(4)肉体的・精神的な負担に対処する(Handling the Physician Strain)

〇What構築能力
顧客の判断基準や価値基準を充分に理解し、顧客にとってより価値の高いWhatを提案する能力

〇ミシガン大学 カール.E.ワイク
適応は適応力を阻害する
私が何を言いたいかは、言ってみないと分からない

〇プロジェクトチームへの参画から学ぶこと
(1)ほかの人びとの考え方を理解する
(2)自らの知識の習得だけで切り抜けるのをあきらめる

〇幸せな物語(中国の故事)
(1)ものすごい独裁者がやったので、みんなは下を向いているだけ
(2)中心になった人がすばらしいから、みんながほめたたえる
(3)みんな俺がやった、俺がやったと自慢する

〇「戦略的自立性」と「戦術的自立性」
 :「戦略的自律性」 研究者がどのような研究領域を選び、何をテーマとするかと自分で描けるという自律性、テーマは自分で選びたいのだが、そのテーマにどのようにアプローチするかはきちんと指示してほしい
 :「戦術的自律性」 研究者として道具箱の中から自由にツールを選ぶ自律性、どんなテーマでも器用にこなす自信があるから、テーマは上から決められてもいいが、テーマへのアプローチ法は自分にまかせてほしい
 
〇キャリアミスト
 霧が急に立ち込め、進むべき道がよく見えなくなってしまったときだ
 :自分がキャリアミストに入っていると感じたら、「メンター」を探す

〇岡本裕子
 生涯発達には「個としての発達」だけでなく、「かかわりのなかでの成熟」がある

〇グローバルスタンダードの時代に必要なもの
(1)transparency 透明性
(2)disclocure 情報公開
(3)accountability 説明責任
(4)conflict of interest 利害相反しない中立的立場

〇ジョン・クランボルツ
・大半のキャリアは、計画された偶然の上に成り立つ

〇リーダーシップ論
=ロジャー・エンリコ
 (1)異なる視点から思考せよ
 (2)リーダーとしての視点を持て
 (3)アイデアは社内外での現場で試せ
 (4)ビジョンにまとめあげろ
 (5)実際にものにする

=ジャック・ウェルチ
 (1)Energy リーダーシップをとる人にエネルギーがなければならないこと
 (2)Energnize そのエネルギーでみんなを元気にできること
 (3)Edge 尖っているとか、切れるということ(情報不足でもタイミングを捉え決断できることや、あるアクションをとればだれかががっかりすると知っていても、そういうタフなアクションが取れること
 (4)Execution 決断したこと、アクションを取り始めたことを最後までどんどんやり通し、実施すること


◎気になる言葉
・原理原則からスタートすることの重要性/トップダウンのアプローチの重要性
・「人と人との繋がり」情報を送りっぱなしではなく、フェーストゥフェースで相手の顔色や言い方と感じとっていく
・チームプレイの大事さ
・多人数で目標に向かって業務をすることの大切さ
・立場や年齢を超えて相手を大事にし合う関係になれば、人間関係という一生の財産が築ける
・夢なんか実現しっこないというひともいるが、実は夢しか実現しない
・公私峻別は上に立つ者が意識的にやらないと駄目
・意欲だけでは、どうにもならない。それなりのノウハウとか知識とかを持ち合わせていないと、事業というものはそう簡単には成功しない
・「問題に直面したら、お客様にも正直に事情を言うことで解決の道が開けることがあること」「必要ならば、お客様でも巻き込む大胆さと正直さが必要なこと」「メーカーの活力の源泉は製造現場にあり、できる限り、現場に足を運ぶことが重要である。
・「陣立て」への気づき
・「心のつながり」「ひとつの規範にこだわらない」
・間違えたら認め、柔軟性を持ち、結果には責任を取ることを忘れない
・企業というものは弱い生き物の集合体であり、それぞれの強い所を組み合わせて組織の運営を進めていけばいいこと
・自分が何も知らないことを知っていたこと
・「ひとの話をよく聞くことと、相反するが、拠って立つスタンスがぐらつかないこと」「卑しくならないこと」
・逃げ道を作らずに自分自身の価値を高めよう
・「共通の課題を真剣に考える体験をした同志的な仲間、ネットワークを作ること」、「多くの他人の眼でモノを見て、それを自分に吸収するような仕組みを持つこと」


怒らない技術

2012年07月22日 | アイデア・啓発本

怒らない技術
http://book.akahoshitakuya.com/b/489451818X

怒らない技術

やってやれないことはない、ことが書いてある本。
「人は結果から学ぶことはありません。人はプロセスからのみ学ぶ生き物なのです。」
「自分の見方を変えることで、いろいろなことが違った角度から見えてくる。」
「価値観の違いを受け入れよう!」
など、ワークショップに通じるものが、この本にもありました。

以下、抜粋■
○「怒らない」という習慣を身につければ、「心」や「感情」のコントロールができるようになる

○三つのルール
・命と時間を大切にする
・人生は思い通りにいかない
・苦悩と喜びはパッケージ

○怒りやイライラに時間を費やすのは、はっきりいって人生の無駄

○妥協は決して悪いことではない。ただ、妥協を一つでも減らしていくことが大切

○「イチロー頭脳」から
苦しんだから報われると思っていたら大間違い。考えて苦しまないと、なにも考えないでただ苦しんでいても駄目。
無駄なことを考えているうちに、何かがパッと閃くことがある

○「人は結果から学ぶことはありません。人はプロセスからのみ学ぶ生き物なのです。」
人はプロセスから学び、成長していく

○自分自身が凡人だということをまず受け入れ、一生懸命努力するということを覚えていく

○早い段階での小さな失敗、小さな挫折は、人生の免疫。免疫力がついてくると、大きなアクシデントに出会っても、ついて免疫力によって対処することができる

○ドイツの法律に「子どもは泥んこになる権利がある」と定められている

○ゴキブリの大々的な駆除作戦をしたら、町に病人が増えた。町の人の免疫力が下がったことで起こった。

○ボビー・バレンタイン監督
「ネクスト・チャンス」:失敗してもいいんだ、お前はできるんだから次のチャンスに頑張ればいい

○怒るか起こらないかを決めるのは自分次第

○「価値観の違い」を受け入れよう!

○この世にあるものはすべて、人のモノの見方、考え方、心構えから派生した現象、人の心が作り出した成果物
 :根 モノの見え方、考え方、心構え
 :幹 知識、技術、スキル、テクニック
 :枝葉 行動、態度、姿勢
 :実 成果や結果

○未来と自分は変えられる

○「繁栄の法則」(藤井 勝彦)
晴れたら喜ぼう。雨が降っても喜ぼう。何があっても喜ぼう。それが繁栄につながる。

○他人は変えられない
人を動かそうとすること自体おかしい。上司というのは部下が自ら動こうとする環境をつくることが大事

○成功者の多くは感情コントロールの達人

○「怒らない!」と決めてしまおう

○「落ち込む」「落ち込まない」という選択肢があって、「落ち込む」を選んだ人が落ち込む。「落ち込まない」を選んだ人は落ち込まない

○イライラを感じなくなる25の習慣
(1)迷ったら決断しない
(2)自分の欠点を利用する
(3)常に最悪の事態を考えておく
 :最悪を考えて最高を生きる
 :ネガティブ情報を拾い集め、それでもやると思えたら事業をスタートさせる
 :最悪の事態を考えるリスクマネージメントが、大胆な行動を引き出したり、きっぱりとした判断をする好材料ともなる
(4)何よりも準備に重きを。「出かける前のチェックリスト」を作る
(5)自信がないので仕事も生活も分相応に
(6)目標はできる限り低く設定する
 :大きな習慣を身につけようと思わず、小さな習慣を身につけることからはじめる
(7)一人勝ちできる場所をみつける
(8)身の回りをきれいにしておく
(9)理想主義や完璧主義はやめる
(10)自分の問題か、相手の問題かはっきりさせる
(11)秘密を持たない
 「ジョハリの窓」
 :A.自分も他人も知っている面
 :B.他人は知っているけど、自分は知らない面
 :C.自分は知っているけど、他人は知らない面
 :D.自分も他人も気づいていない面
(12)大事なことはどんどん忘れる
 :メモをとる習慣をつける。メモを自分なりに整理することができれば、忘れる不安がなくなり、集中して仕事に取り組める
(13)すぐ聞くことでモヤモヤを解消する
(14)イライラする環境に身をおかない
(15)イライラするものから目を背ける
(16)一方的に話さない
(17)三合主義で生きる 「助け合い、分かち合い、譲り合い」
(18)自信があることにはわがままに生きる
(19)自分の成長を自分で認める
(20)ささいなことで自分を褒める
(21)自分が気持ちよくなるすごし方をしっていく
(22)朝の時間を大切にする
(23)身近な人にいいところを50あげてもらう
(24)気持ちを伝え合う
(25)「疲れた」「忙しい」「時間がない」は禁句

○11の特効薬
(1)神様が自分を試しているに違いない
(2)これはちょうどいい
 :別の価値観メガネをかける
(3)むかつく相手との出会いに感謝!
(4)価値観メガネを変えてみる
(5)その場から逃げる
(6)第一感情を大切に
(7)不愉快なことはこまめに吐き出せ!
(8)すぐに謝ろう!
(9)「まぁいっか」の精神も大切
(10)事態は変わる、だから、ちょっと我慢
(11)それでも怒りが収まらないときは寝る!