なるべく涼しい恰好をしようと、短いパンツにショートのTシャツを着て、鏡を見たら・・・。
そこには、自分の年齢を自覚していない人間が映っておりました。
ちょっと着るものの学習をしないとダメだな・・・。
さて。
遅くなりました。六月議会のことです。
先日、二か所で会派の議会報告会を行いました。合わせて90人超の方々においで頂き、昼の部では、質問やご意見が多数出て、時間がいくらあっても足りない感じがいたしました。皆さん、酷暑の中をおいでいただきまして、ありがとうございました!
その報告会では、昼の部でも夜の部でも、稲城のIバスの使いづらさについて切実なご意見がありました。
そのIバスですが、今議会に私たちの会派から、議員提出議案として「Iバス路線の見直し(改善)を求める決議案」を提出しました。
私たちだけではなく、多くの議員が「Iバスが不便になった」「なんとかしてほしい」「もとに戻してほしい」等の市民の声をきいています。
昨年の10月から、<右回り・左回り>が無くなり、Aコース~Eコースという呼び名になり、ルートも変わったので、乗れなくなった、あるいは20分のところが二時間かかる、などとなってしまったのです。
その声を受けて、早期に見直しをすべきという決議を議会から市に出そうというものなのですが、不採択、になりました。
先年度に比べ、月に5000人近い乗客が減。当然事業収入が減りますから市が補助する金額が増える。
便利じゃなくなり、コストがかかる!
これは改善しなくてはならない筈です。
しかし、この決議に賛成したのは、共産党(岡田・山岸)維新春風の会(岩佐・榎本)・無所属伊藤そしてうちの会派(荒井・藤原)だけでした。
不思議です。反対の理由は、わかりません。
もうひとつ、共産党から安保法制反対の意見書が提出されました。『日本を「海外で戦争する国」にする「安全保障関連法案」に反対する意見書』です
これには、公明党から、「公明新聞に書いてあるが、違憲ではない」鈴木議員から、「現在の緊迫した国内周辺の状況を考えるべき」との意見がありました。
結果、賛成は 共産党(岡田・山岸)、民主党(梶浦・佐々木)、伊藤・村上、市民自治を前進させる会(荒井・藤原)で、
反対が 新政会(中山・北浜・坂田・渡辺・池田)、公明党(大久保・つのじ・市瀬・尾沢)、起風会(鈴木・中田)、維新春風の会(岩佐・榎本)で、否決されました。
どう考えても、憲法9条に反している、と私は思います。
さらには、集団的自衛権行使の場合の三要件があいまいです。
安倍首相が最初にアメリカで約束してきてしまったのも、アメリカからの強い意向が先にあり、その内容のまま、日本で押し切ろうとしているということで、立憲主義も何もないやり方が許せないです。
ちなみに、アメリカからは「原発再稼働」も言われているとのことです。
結局、国民のことは二の次なのではないか・・・。
全国では150ほどの議会が「安保法制反対」の決議・意見書をあげているのですが、稲城では否決という結果になりました。
沖縄では、先の戦争で四人に一人の方が犠牲になりました。
戦争を体験した方々が高齢になり生々しい実態が伝わる機会が減り、戦争がゲーム感覚で表される風潮もあります。
戦後70年を、「戦前」にするようなことがあってはいけないのです。
人...ひと、人間として。
そんなに会派でまとまらなきゃ、いけないのでしょうか?
今日、戦争法案、強行採決です。
信じられない。
議会の意味がない。
思い出す。
震災直後、未曾有の大災害に民主が自民に協力を要請したのに、断ったという幼稚な政党。
権力取る為に、まさかの公明党とのタッグ。
世界の平和を守るため、世界征服を企む
アメリカに尻尾をふりふりどこまでも、
ついて行きたいのでしょうか。
それって、正義でもなんでもない。
悪だ。
憲法違反の大犯罪。
まったく稲城市議会は国会のミニ版です。でもやるっきゃないです。嫌がられてもね。
強行採決の深夜まで、国会を取り巻く国民の声は安倍首相にどう聞こえたでしょう。
戦地に行かされる自衛隊員のみならず、日本国土自体が狙われる話なのに、アメリカの植民地になりたいのでしょうか。