言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

田丸麻紀さんの分析2

2008年01月25日 07時01分02秒 | 分析
さんま御殿
ゲストが全員女性SP

さんま 田丸さんは結婚してらっしゃるんですか?
田丸 私はしてなくてですね、もう、2007年、もう29になったんですけど、あの、結婚できなかったことで、悩みに悩んで、6キロ痩せちゃいました。(あっ、したいんだ?)もう私、生まれたときから結婚願望、あるんですけど、ああ、もう29歳になっちゃったって思って、焦っている内に6キロ落ちちゃっていて。(どうしようと……)そうなんですよ。(去年、結婚したかったの?)したかったんですよ。予定では、自分の人生のプランでは。だけど、まー、ぜんぜん予定もないんで、私、このまま、1人で部屋で死んでいくのかな、って思ったら、泣けてきて……。
さんま いやー、お前、虻川、贅沢、言ったら(あかん)、こんなんでもいないねんから。
虻川 どっかがおかしいんですよ。
さんま なっ、これだけの要素があったらな……。
田丸 ぜんぜんないんですよ。もっ、理想の条件なんて、1つだけなんです。あの、精神が安定している人です。それだけなんです。それだけでいいんです。
さんま 前の男、精神が安定してなかった?(笑い)
田丸 (笑い)そうですね。
さんま 今年も焦っているんだ?
田丸 そうですね。もう30という歳になるんで……。

省略

さんま 田丸さんは、よー呼びだせんもん。二人きりで、ご飯……。お前なら、呼び出せるもん。なんか、ご飯、食べに行こう、って言えるわ。ああー。(そしたら、ますます出会いが無くなっちゃうじゃないですか?)ああ、そうか……。
田丸 そう、誘いにくいとは言われました。(きれいすぎるとか?)いや、あのー、重、重くなっちゃうと……。(誰が? あなたが?)ある程度の、なんか、あのー、年齢とかいった人を、簡単に呼べない、とか言って……。テレビ局の人に言われました。(28、9やから)だから、たぶん、あかねちゃんだったら、行こうよ、って行きやすいんじゃないかと思って、羨ましいなって聞いたんですけど……。
さんま せやなー。


田丸麻紀さんの分析 - 言語分析未来予測
 前の田丸さんの分析では、「彼女の寂しがり屋を、“放置されている”寂しさとし、“実に曖昧で無目的”な自己における不安である。まるで人生設計をたてられないというような将来への不安であり、その理由としての葛藤が解決できない」と書いた。

 これは、1年前のビデオだったが、それを2007年12月29日に分析したものだ。
 このさんま御殿は、2008年1月22日の放送であった。

 彼女は1年前には自分で、極度の寂しがり屋、と言っていた。
 それを言語分析では、「彼女の寂しさとは“わびしさ”であることが分る。これは非常に自己評価が低い意味での言葉と、頼りない心寂しさと、二つの意味が含まれている。つまりこれらの寂しさとは“放置されている”寂しさなのである」と書いたのである。

 さんまさんから「去年、結婚したかったの?」と聞かれると、「したかったんですよ。予定では、自分の人生のプランでは」とは言っているが、「だけど、まー、ぜんぜん予定もないんで」と、実に曖昧で無目的なことを明かしてしまう。そして次には「私、このまま、1人で部屋で死んでいくのかな、って思ったら、泣けてきて……」と、自己における不安、を語った。

 また、他の出演者から「きれいすぎるとか?」と言われると、少し焦って「いや、あのー、重、重くなっちゃうと……」と言っていた。
 モデル出身でありながら、強く謙遜している。自信がないのとは違うようだ。しかしながら自ら男性を誘うことはないようである。そして「だから、たぶん、あかねちゃんだったら、行こうよ、って行きやすいんじゃないかと思って、羨ましいなって聞いたんですけど……」と続ける。
 ここでも、前に書いた通り、寂しがり屋の原因としての、意志の弱さ、が見て取れる。

 これで田丸さんの本質が1年前とさほど変わってないことが分かった。
 以前の分析も、ここでより確かなものと検証できた。
 このように客観的な分析とは、時間が経ったとしてもこのように数少ない情報からでも検証することが重要である。それで何らかの一貫性が得られれば、それはより確かな確信となるだろう。さらに何らかの変化がある場合は、それはより確かな分析から、その変化の度合いまでも認められるはずだ。
 しかしこのような追跡しての検証で一貫性の得られない分析であるなら、それが精神科医にしても、心理学者にしても、占い師か、霊能力者と同じレベルであると言わざるを得ない。

田丸麻紀さん、精神科医名越氏の分析 - 言語分析未来予測
 1年前の「心理分析ドキュメント ラポールの旅」という番組で、精神科医名越氏は「このタイプの人を、僕は、過剰適応っていうふうに呼んでますけど」と前置きしながら、「人から自分が求められたり、あるいは希望されたりっていうことが自分の喜びだ。……あまりにもそれが行き過ぎてしまうと、他人軸が強くなりすぎて自分が一人きりになったときに自分が何ものか分らなくなるっていうことが出てくる人もたくさんいます。一般論として……たとえばヨガを習ってみたり、カルチャーセンターで何かを学ぶっていう、やっているうちに、これは自分の世界だ、ということを一つ獲得すると、かなり違ってくるとは思いますね」と続けた。しかし名越氏の助言は1年を経ても、彼女に有効ではなかったようだ。
 「田丸麻紀さん、精神科医名越氏の分析」という記事の中でも指摘したように、彼女は過剰適応というよりは、単に同調的である程度で、それはさんま御殿でも見て取れる。

 過去の私の分析を読んでも、彼女の意志の弱さが、どのように変化するのかが、彼女の現実的な変化となると思われる。だが、誰か心優しい男性のサポートがあれば、と考える人も多いだろう。しかしそれで本当に彼女はより良い幸せを手に入れられるだろうか? この点は疑問である。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿