言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

テレビと心理学

2008年01月13日 12時20分31秒 | 分析
 去年の12月28日から、過去のビデオで分析し忘れていたもの、テレビ東京「ラポールの旅」(精神科医名越康文氏の分析と監修)と、TBS「21世紀エジソン」の「夢のシルシ」(心理カウンセラー、萌夏里沙氏監修)と、暮れの特番でのTBS「21世紀エジソンSP」を分析してきた。それで1月13日までかかってしまった。

 言語分析は言葉の分析であるため、カウンセリングは必要ではなく、カウンセラーが故意に聞き出そうとしたり、意図的な誘導などもないため、ただ客観的な思考でいられるものである。
 特にこのブログでは、カウンセラーの主体性からの意図的な操作や、心理学的結論に結びつけるための努力などを問題にしたのである。
 萌夏里沙氏では、占いなども考慮されていることなど、その分析においての間違いを多数指摘した。

 テレビは、オーム真理教の麻原や、ノストラダムスの大予言、などの例もありながら、未だに、予言の的中率が90%だの、1人のタレントを神格化だの、東北の神様だの、こりもせずにまた同じことを繰り返している。
 またこの間、見た占いを特集した番組では、何とかの母が、女性タレントの頭を叩きながら「不倫をした」と繰り返していたが、女性タレントはそれを否定、というもう滅茶苦茶なやり取りが繰り返されていた。だいたい若い女性の20代で3年間の時期に恋愛経験があったか、なかったかなどと、ひじょうに一般的なエピソードを指摘して運命だの、宿命だの、占いが当たっただの、このようにも古典的なやり方を改めてテレビで見せられるとは、ただ呆れるばかりである。

 これは予言や、宗教を利用したりする行為、霊視、占いなどへの批判で終わっていいというものではない。

 実は心理学としても過去に問題となったことがあるのだ。
 岩月 謙司(いわつき けんじ)理学博士なのだそうだが、2002年2月10日、育て直しに関してTV報道された直後の4月27日に「準強制わいせつ事件」となってしまったのだ。
岩月謙司元教授の「育て直し」の検証特集
 『1審判決によると、岩月被告は02年4月27日夜から28日午後まで、自宅の浴室や寝室で、20歳代の女性に「父からのセクハラと母の嫉妬(しっと)という呪いがかかっている」などと言って、治療行為を装い胸などを触るわいせつ行為をした』ということらしい。香川大学は、教育学部教授岩月謙司被告(51)を控訴中だが、06年3月27日に懲戒解雇した。
 テレビ番組(ドキュメント)では「……カウンセリングに密着、現代社会が抱えた病理を考える」と説明している。

 振り込め詐欺や、食品偽装などが社会問題化しているが、それと同様にテレビのこのような問題も見逃せないことだ。




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