それでも・・

ここに日々の全てを記す

昨日の続きです

2010-04-14 21:53:03 | 整備系
今日でとりあえず仕上げるべく
作業を再開したが・・

朝から風が吹いていて
むき出しだったシリンダー内に埃が結構入っちゃってた、



手を加えれば加えるほど
状態が悪くなりそうなので
さっさと閉めることに

ヘッドを載せて
問題の10本のネジを締める、

この作業が今回の作業の一番の難関、

ここのトルク管理がしっかりできれば
なんてこと無い作業なんだけどね、

閉める時は内側から
全てのネジの締め付ける順番が決まっています、
そして
一度目は3kgで締めて
完全に緩め
次に2kgでもう一度締め
最後に締めた所から順番に90度増し締めして終了

このために
わざわざトルクレンチを新調
更にアングルゲージまで買った、

でも、
トルクレンチはトルクが入ったときのショックが
イマイチ微妙なんだよね、
東日とかにしておけば良かったかな、
いやデジラチェの方が良かったか・・・

そして更に困ったのが


こいつですよ

なんか今更ながらにネットで調べたけど
大抵どこのメーカーでも
1500円以下で同じようなものが
出てくるんだけど
このアングルゲージ
とにかく使えない

まずソケットが1/2しかないってのが
ダメ、
3/8ばっかり使ってる俺としては
アダプターをフル装着でなんとか
って感じなんだけど
構造上どっかにL字型の棒を引っ掛けて使うっていう
時点で
かなり曖昧になるんだけど・・

そして
実際に締めてみたんだけど
明らかに動いている筈なんだけど
角度の線が変わらないんだよね、

写真をよく見ればわかるけど
マジックで赤いの書いてるのわかるかな

線が動かないから
自分で勝手に書き足して使ったよ、

結局一回でも失敗しちゃうと
全部緩めてもう一度トルク取り直しになっちゃうから
こんな曖昧なゲージは正直使い物にならない、

どっちかと言えば
こんな方法を採用するのは止めてくれ

最終的には
ほとんど自己満足でこのネジは終了



今日、組みあがってたらいいんだけどね・・・


実は途中で朝にはあった筈の
テンショナーのスプリングが無くなっていて
多分ヘッドのボルトを止めているのに
集中して失くしたんだと思うけど

見つからない、

ロッカーカバーのガスケットとか
もしかしたらこの後やることになるであろう
クランクシールとかを買いに行くつもりだったから
ついでにこのスプリングも
買ってこようとパーツセンターへ


しかし、


何故かテンショナースプリングだけ在庫なし
これで
作業はストップ

今日は組み上がりませんでした、




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KVヘッドガスケット交換 なんだけど・・

2010-04-14 03:16:37 | 整備系
朝晴れてしまったので
あんまり気が乗らなかったんだけど
このままでは
車検通らないであろう

オイル漏れを直すべく車をいじることに・・・




とりあえずエキパイのカバーを外したところ

このエキパイの部分のネジは
前のオーナーが2本ネジ折っているらしく
ギリギリの状態で止まっている、
熱でネジがダメになりやすいので
慎重に外して

漏れている状況を確認するも
どうもよくわからない、

この写真で言う
排管の後ろに写っている黒いフレームに
べっとりオイルが付いていて
停めている場所が傾いているため
左の下からポタポタ垂れている状態になっているんだけど

オイル漏れって原因追求が結構難しい

まぁいくつかしか
該当箇所はないんだけど

前から漏れているであろう
リアクランクシャフトのシールに
当たりをつけていたんだけど
どうにもこの漏れ方だと
シリンダーヘッドガスケットもあるのか?
みたいな雰囲気で
ハッキリとは
何ともいえない感じだった、

とりあえず言えるのは
リアクランクシールは
エンジンとミッションの間にあるので
交換の場合は去年やったアレをやらないとならないわけで
またミッションを下ろすのが極力嫌な俺としては
それよりは簡単なシリンダヘッドのガスケットで
済んで欲しい的な
希望でそっちをばらすことに




エキパイを外したところ
下から見てやっぱり継ぎ目で漏れているのか
確証は持てない

あ、この写真だとロッカーカバーの継ぎ目が目立つけど
そこは初めから気にしてないから
この写真で言うと
一番上の汚い黒い物体がフレームで
4箇所穴が開いているのがヘッド部分で
そこと上側のシリンダーとの間の部分ってことね、



そんで
ヘッドをばらすには
右側に付いている
これら
タイミングベルト関連を全部外して

左側のデスビも一応外し
冷却水関連も
どうにかして



いよいよロッカーカバーを外して
問題の10本のネジに挑戦

ただ緩めるだけなんだけど
エンジンを止めているネジは
トルク管理がしっかりしているので
外す順番も決まっている、

一番慎重にならなければ
いけないところで
問題発生

そしていつもそうなんだが
問題が起きているときに
写真なんか撮っている余裕は無く

今日の問題は
インマニが外れないこと

よくよく考えてみれば
この作業で初めてはずしたのはヘッドのボルトと
インマニだけなのかもしれない、

初めてはずす場所って大抵固着しているので
簡単には外れない、

一応最悪キャブとの連結で外してインマニごと
外そうと思ってヘッドはずしにかかったんだけど
とにかくヘッドが割れてからも
インマニにくっついてる水関係のパイプやらが
何本も残ってて
なかなか外れてくれない、

合わせ面に傷を作りたくないのに
なかなか分離してくれなくて
宙ぶらりんのヘッドを片手で持ちながら
インマニを外すのに
パイプを外したりハンマーで叩いたりと
最低な格闘をして
手は傷だらけ

結局ヘッドにインマニはくっついたまま
外すことになった




これはガスケットがまだついたままのシリンダー



こいつがヘッド、と
今日の一番むかついたインレットマニホールド

あまりに頭にきたので
あえてプラハンではなく鉄ハンマーで
ぶっ叩いて分離させた

一発で外れて更にむかついた、
あんなに外れなかったのによぉ

やっぱり紙のガスケットで固着していたわけだが・・


本来ならここで
測定器具をあれこれ出してきて
エンジン内部の測定になるんだけど
残念ながら何も持っていないので
何も出来ない、

いや、実際測ってみて基準から外れているからって
交換するっていうのにも
それなりに問題があるので
何もできないんだけどさ・・・

結局今回ヘッドのガスケットを替えてみて
それでも漏れが直らないようなら
エンジン載せ換えるしかないような
もんだからね、

で、
俺はこの後の作業が嫌いなんだけど
ガスケット剥がし
そして買ってきたオイルストーンで接合面をならして

今日はここまででおしまい、

俺、多分時間かかりすぎ
でも、
インマニがあ~じゃなければもっと早く終わったんだけどね、
まぁ大抵最初って何かあるもんだから
こんな感じだろうって思っていたけどさ



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