【梶原得三郎・新木安利編、『松下竜一未刊行著作集2/出会いの風』】
「Ⅲ 少しビンボーになって競争社会から降りようよ」
「名を秘し続けた一市井人の反骨精神 田中伸尚著『反忠――神坂哲の72万字』書評」(pp.244-247)。「女たちの裁判」である神坂玲子さんや古川佳子さんらの箕面忠魂碑違憲訴訟を「陰で裁判を牽引した強力な黒子」。「「立て、日本のランソのヘイよ!」などという戯文を草して、人民はすべからく訴訟を起こすべしと呼号してみせた」センセ、「私の戯文がいささか後押ししたと聞いている」。結びは、「はたして彼の死後、・・・原告の逆転敗訴とする。/そして最高裁は、哲の長男神坂直樹君の任官を拒否して恥じないのだ。噫 (ああ)!」
「書評の喜び、胸の疼き・・・」(pp.248-251)。上述の田中伸尚さんの書。草伏村生著『生きぬいて愛したい』。センセ自身が「・・・日本赤軍がらみの容疑だが、いいがかりとしかいいようのない不当捜査・・・(『週刊朝日』編集部注: 東京地裁は松下さんら六人については捜索を違法と認めた)」
「Ⅲ 少しビンボーになって競争社会から降りようよ」
「名を秘し続けた一市井人の反骨精神 田中伸尚著『反忠――神坂哲の72万字』書評」(pp.244-247)。「女たちの裁判」である神坂玲子さんや古川佳子さんらの箕面忠魂碑違憲訴訟を「陰で裁判を牽引した強力な黒子」。「「立て、日本のランソのヘイよ!」などという戯文を草して、人民はすべからく訴訟を起こすべしと呼号してみせた」センセ、「私の戯文がいささか後押ししたと聞いている」。結びは、「はたして彼の死後、・・・原告の逆転敗訴とする。/そして最高裁は、哲の長男神坂直樹君の任官を拒否して恥じないのだ。噫 (ああ)!」
「書評の喜び、胸の疼き・・・」(pp.248-251)。上述の田中伸尚さんの書。草伏村生著『生きぬいて愛したい』。センセ自身が「・・・日本赤軍がらみの容疑だが、いいがかりとしかいいようのない不当捜査・・・(『週刊朝日』編集部注: 東京地裁は松下さんら六人については捜索を違法と認めた)」
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