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●安全よりカネ: 韓国「拝金政権」の国際諮問委員は新自由主義原理主義・規制緩和論者の竹中平蔵氏

2014年06月18日 00時00分16秒 | Weblog


nikkan-gendai.comの記事【韓国船沈没事故 李前大統領のブレーン竹中平蔵氏も元凶か】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150886)。

 韓国船沈没事故、その根は相当に深い。記事は、

   「〈(船長は)非常に低い賃金の1年任期の契約職。権威もなく、
    名ばかり船長だった〉と指摘。〈殺人者は船長ではなく
    新自由主義制度〉にあるとして、韓国の李明博前大統領が09年から
    進めていた新自由主義経済による規制緩和が事故を生むきっかけ
    なった―――と主張・・・・・・李明博前大統領は・・・・・・看板政策は
    「公営企業改革」で、その際、助言役の「国際諮問委員」に抜擢した
    のが日本の竹中・・・・・・こんな人物が今なお、政治の中枢で
    規制緩和の旗を振っている。「おかしい」の声が上がらないのが不思議だ」

・・・・・・であることを指摘。その様な新自由主義原理主義・規制緩和論者である竹中平蔵氏を、未だにアベ様の私的諮問機関で重用する我国って、一体どうなってるのだろう? 「安全よりカネ」を笑えない我国、原発政策などその典型。おまけに、元東京「ト」知事の息子氏の環境大臣が中間貯蔵施設絡みで福島県民に向かって「金目」発言する始末。

   『●竹中平蔵氏が「解雇特区」構想をぶち上げる!!
   『●「解雇特区」、事実上見送りだそうだが・・・・・・
   『●働くとは何か?: 選挙公約という成果を
       達成できない人達に「成果主義」を言われてもネ!
   『●そういう構図だったのか!?
        ~竹中平蔵会長のパソナによる接待事件~


 また、東京電力原発人災について、石坂啓さんの言葉。

   『●「袴田事件の次は狭山事件だ」
        『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号)
』 
    「今週のブログ主のお薦めは、石坂啓さん【初めて老いった!?
     第88回/をフリコメ詐欺】、「したいんです、と腹で思っても
     「戦争は、しません」とシレッと言ってのける。ペテン師か。
     ・・・自作自演の狂言アリ捏造アリ冤罪アリの、「血をフリコメ詐欺」が
     始まろうとしている・・・「安全だから信じろではなく、もう母船が
     何度傾いているかを察知すべきだ。「そこにいちゃ死ぬぞ!! 
     逃げろ!!」と、あなたは救命具をつけて待つ高校生に向かって、
     悔しい思いで叫ばなかったか」」

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150886

韓国船沈没事故 李前大統領のブレーン竹中平蔵氏も元凶
2014年6月11日

   (拝金政権に入れ知恵/(C)日刊ゲンダイ)

 300人以上の死者、行方不明者を出し、韓国史上、最悪の海難事故となった「セウォル号」沈没事故。未曽有の大惨事に対する韓国国民の怒りは一向に収まる気配はないが、対岸の火事と見てはいけない。事故との関連を指摘されている日本人がいるからだ。産業競争力会議のメンバーで、人材派遣会社パソナ竹中平蔵会長(慶大教授)である。

 セウォル号沈没事故では、乗客ほったらかしでイの一番に脱出した船長に批判が殺到した。ところが、ベルリン芸術大のハン・ビョンチョル教授は、独紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」(FAZ)で、〈(船長は)非常に低い賃金の1年任期の契約職。権威もなく、名ばかり船長だった〉と指摘。〈殺人者は船長ではなく、新自由主義制度〉にあるとして、韓国の李明博前大統領が09年から進めていた新自由主義経済による規制緩和が事故を生むきっかけになった─――と主張した。

   「ハン教授は記事で、李政権が企業ベッタリの規制緩和を進めなければ、
    廃船間際の日本のオンボロ客船が輸入されることはなかった、
    とも言い、『利益だけを追求する企業政策は、事故の危険性を
    増大させる』と訴えています」(経済誌記者)

 セウォル号沈没事故の“黒幕”のひとりとして名指しされた李明博前大統領は2008年から13年まで5年間、大統領を務めた。看板政策は「公営企業改革」で、その際、助言役の「国際諮問委員」に抜擢したのが日本の竹中なのである。


■李明博前大統領のブレーンとして暗躍

   「李前大統領は、竹中さんが主導した郵政民営化を韓国の
    公営企業民営化のヒントにしたかった。そんな李前大統領を
    竹中さんも書評で『並外れた強さに大いに感銘を受けた』
    と絶賛していました」(在韓ジャーナリスト)

 小泉・竹中ならぬ、李・竹中コンビがタッグを組んだ結果、韓国社会はどうなったか。セウォル号沈没事故を見る限り、安全よりもカネを優先する船会社などが幅をきかすようになり、ガバナンスが利かなくなったのは間違いない。韓国情勢に詳しい国際ジャーナリストの太刀川正樹氏はこう言う。

   「李前大統領の政策は『李コノミクス』といわれ、経済政策に偏重したもの
    でした。何よりも金持ちになることが追求されたのです。経済再生の
    名の下に過度の規制緩和が進み、反対する報道機関や行政、
    司法機関に対しては厳しい態度で臨んで独裁政治が続いた。
    事故は起こるべくして起こったといえるでしょう」

 中央大客員教授の稲村公望氏は「もともと貧富の差が激しく、財閥で持っていたような韓国経済に新自由主義を持ち込めば大変なことになるのは見えていた」と言っている。

 おかしな拝金政権の「ブレーン」に招かれ、入れ知恵していたのが竹中だったというわけだ。こんな人物が今なお、政治の中枢で、規制緩和の旗を振っている。「おかしいの声が上がらないのが不思議だ
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