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●続報: 福島第一原発に潜入したジャーナリスト

2011年10月21日 00時11分23秒 | Weblog


zakzak(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111019/dms1110191147005-n1.htm)およびアクセスジャーナルhttp://www.accessjournal.jp/modules/weblog/)の10月19日の記事。

 まだ購入に至らず。本屋にもまともに行けてない、今日この頃。本も読めていないし、本ブログの看板倒れだな。
 先日も紹介(『福島第一原発に潜入したジャーナリスト』、http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cec1dd6a821dc7db3e2614e2e5e705c2)した本について。

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http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111019/dms1110191147005-n1.htm

福島原発チョ~危険!ネットで話題の潜入男性が告発“誰でも入れる”
2011.10.19

 いま日本で最も厳重なセキュリティーが要求される場所といえば、東京電力福島第1原発だろう。だが、現実は違うようだ。東電の職員や作業員でなくても、入ろうと思えば入れるようで、実際に簡単に施設内に潜入した人物がいる。テロリストもあきれてしまうその危険すぎる緩さとは-。

    「行ってみようと思ったきっかけは、取材協力者の原発作業員から
     『誰でも簡単に入れるよ』と誘われたから(笑)。冗談半分で聞いていたのですが、
     あまりに自信ありげなので」

 こう語るのはフリージャーナリストの山岡俊介氏(52)。今年6月、許可証なしに福島第1原発の施設に潜入。建屋の目前まで接近することに成功した人物だ。

 山岡氏は、まず作業員の集合拠点で、原発から南に約20キロ離れた東電系列のスポーツ施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町)へ向かった。

 Jヴィレッジの前まではたどりつけても、その先は検問所が設けられている。部外者の突破は難しそうだが、山岡氏は「Jヴィレッジで作業員用の防護服に着替えて“カムフラージュ”すればよく、作業員が使う近道というか裏道があり、そこに検問のようなものもない。後は(作業員を原発に運ぶ)マイクロバスに乗ればいい。その際、チェックはゼロに近かった」。

 定員をオーバーしながら走る車両も少なくなく、「20キロ圏内は道路交通法的に無法地帯だった」と振り返る。

 バスを降りるとそこは敷地内。バレるかどうか、ヒヤリとする場面もあったが、現地の心臓部で待機場所の「免震棟」にすんなり入れたという。

    「身分証のチェックはなく、金属探知機もない。作業現場から戻ってくる作業員に対しても、
     袋の上から放射線量をチェックするだけで中身は見られない。災害対策本部室に行こう
     と思えば行けるので、仮に私が爆発物や銃器を持ち込んでいたらどうなってしまったか」

と山岡氏。

 免震棟では、一緒に潜入した助手の、支給品ではない線量計が鳴り響くアクシデントがあったが、周囲の誰もが無関心。3号機建屋から50メートルの地点まで近づいたものの、無防備さは相変わらずで、Jヴィレッジへ帰還するまで、ついぞ止められることはなかった。

 山岡氏は、こうした一部始終を、今月上梓した『福島第一原発潜入記』(双葉社)で詳細につづっている。

 20キロ圏内への許可なき立ち入りは、災害対策基本法により10万円以下の罰金又は拘留。同原発への侵入は、建造物侵入となり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられる。だが、「今回の潜入が刑法に抵触するのは承知しているが、この現実を放っておいていいのか。迷った末にリポートすることにした」(山岡氏)。

 問題提起のため、あえて向き合ったという。

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http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/

2011/10/19
<記事紹介>「福島第1原発激甘セキュリティー告発」(「夕刊フジ」1019日)
執筆者
: Yamaoka (3:41 pm)

 本日発売の「夕刊フジ」が、本紙・山岡のことを取り上げてくれている。

 福島第一原発に潜入した件で、
著書「福島第一原発潜入記」の写真も載せてくれている。

 山岡が一番訴えたいことは日常的な原発作業員の被曝」「その作業員を集める暴力団と東電の癒着」「原発は即、全廃すべき」(作業員らへのインタビュー部分で述べている)。


 もっとも、取材不足などから、今回の著書内容となり、対テロとの関係から取り上げられるのは当然なのだが、あえて断っておく。

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