Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●福島第一原発海水注入中断事件の裏にいたヒト

2011年07月19日 00時00分39秒 | Weblog


山岡俊介さんのアクセスジャーナルhttp://www.accessjournal.jp/modules/weblog/)7月16日の記事。

 民主党の偽メール事件と同じ構図。福島第一原発のメルトダウン直後、海水注入を菅直人首相がt中断させたことが再臨界を招きかねない行為だとして、自民党その他やマスコミが大騒ぎをしたが、なんとそのガセネタの背後にいた人があの安倍晋三元首相だったとは。国会その他での谷垣禎一自民党総裁の追求のネタ元が安倍元首相のブログ!

========================================
http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/の7月16日の記事】

2011/07/16
<主張>安倍晋三元首相ネタ元の「菅首相の指示で海水注入中断」は、自民党版偽メール事件
執筆者: Yamaoka (2:30 pm)

 旧聞に属する話ながら、大手マスコミはまったくというほど自民党、特に安倍晋三元首相(冒頭写真)の責任を追及しないので報じる。
 5月23日の衆議院復興特別委員会で、自民党の谷垣禎一総裁(下写真の左端)は、菅直人首相に迫った。
 3月11日発生の東日本大震災の翌日、福島第1原発1号機では再臨界を阻止すべく、海水注入を行った。ところが、菅首相の指示により、その再注入が中断したとの報道があるが、実際、どうだったのかという内容。
 これに対し、菅首相は「直接報告が上がってなかったのだから、やめろとかやめるなとかいうはずもない」と完全否定。その後、26日になって中断自体がなかったことが判明。この質問は、完全なガセ情報を元にしたものだったのだ。
 偽メール事件とは、06年の通常国会で、民主党の永田寿康代議士(当時。後に自殺。横写真)が、ライブドア事件で服役中の堀江貴文が衆議院選出馬に関し、自民党の武部勤代議士の次男に3000万円振り込んだ証拠メールがあるとして質問したが、まったくガゼだったというもの。メール当時、武部氏は自民党幹事長で、これが事実なら自民党は大打撃を被るところだった。結果的に、民主党は守勢に回り、前原誠司代表ら執行部は総退任した。
 海水注入中断の件、谷垣総裁は「報道によれば」といっているが、その報道は5月21日にあり、そのネタ元は前日発信の安倍元首相のブログだった。
 要するに、これを偽メール事件に当てはめると、ガセネタを提供した西澤孝(2年少し前に養子に入り別姓に)というフリーライターの立場にいるのが安倍元首相であり、自殺した永田氏に当たるのが谷垣総裁ということになる。
 結果は大丈夫だったが、海水注入を中断していれば再臨界が起こる可能性があり、このネタが本物なら菅首相はすでに辞任していたかも知れない。自民党、安倍元首相の背後には原発を今後も推進したい経産省が付いており、この谷垣総裁質問の本質は、菅降ろしのための「原発クーデータ」計画だったといっていいだろう。
========================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | ●吉良龍夫さん亡くなる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事