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●小沢氏元秘書裁判の暗黒

2012年11月23日 00時00分02秒 | Weblog


gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/139642)。

 「推認」判決以降どうなっているのかと思っていたら、二審も酷い裁判官にあたってしまった様だ。意図的か? 無茶苦茶だ。検察やマスコミには「反省」という言葉は無いらしい。
 安田好弘さん、頑張ってくれ!

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http://gendai.net/articles/view/syakai/139642

東京高裁が握り潰した水谷裏ガネ証言崩す新証拠
2012年11月15日 掲載

小沢元秘書控訴番
 14日、「国民の生活が第一」・小沢一郎代表の元秘書3人の控訴審第1回公判が開かれた。弁護側は、1審の“推認判決”が事実認定した「水谷建設からの裏金授受」を打ち消す新たな証拠を突きつけたが、東京高裁の飯田喜信裁判長は証拠請求を退けた。事件の「真相」を握りつぶされてしまうのか

   「裁判長は『真実は何か』について、目を開けていただきたい

 そう公判で熱っぽく訴えたのは、控訴審から元秘書・石川知裕衆院議員(39)の主任弁護士となった安田好弘氏だ。

   「石川議員は昨年9月の1審判決で、水谷からの計1億円の
    裏金のうち、1回目の5000万円を受け取ったと認定されました。
    客観的な証拠はゼロ。それでも、裏金授受の発覚を恐れて
    収支報告書を虚偽記入したと断罪されたのです」(司法ジャーナリスト)

 安田氏が発見した新証拠は、1審判決の根幹を崩す衝撃的な内容だ。
 裏金は04年10月15日の午後2時か3時ごろ、東京・赤坂の旧全日空ホテルのロビーで、水谷の川村尚社長(当時)が現金を紙袋に入れて石川に手渡したとされる。安田氏は、当日のスケジュールを記した3つの手帳を提出。石川と大久保隆規・元秘書、さらに大手ゼネコン「鹿島」の東北支店長(当時)のものだ。
 この日、大久保は「都合がつかなくなった」として、代理に石川を裏金授受の現場に行かせたはずだが、大久保の手帳は当日の午後7時まで真っ白。
 代理を命じられた石川の手帳にも“大事な仕事”を示すような記載はない。
 東北支店長の手帳には、午前中に水谷功会長(当時)に会ったと記されていた。川村社長は1審公判で「15日午前に1人で鹿島の東北支店におじゃまし、その後、新幹線で東京に戻り、水谷の東京支店で裏金を準備してホテルへ向かった」と証言したが、単独行動はウソ。当日は水谷会長に随行していたのだ。
 さらに安田氏は水谷会長と川村社長の陳述書を提出。水谷会長は「支店に向かう前日、川村から『すでに裏金を渡した』と聞かされた」と述べ、川村社長も当日は会長と行動を共にしたことを認め、「今も現金を渡した相手の顔を思い出せない」「検事に『(裏金の授受は)15日じゃなきゃ、ダメだ』と念を押された」と述べたという。
 いずれも1審で出なかった「新事実」で、裏金の授受を打ち消す内容ばかり。控訴審では当然、これらの新証拠を採用して審理を尽くすべきだが、飯田裁判長は真相究明から逃げた

   「新事実と向き合う気もなければ、最初から審理するつもりもない
    右から左に1審のデタラメ判決を維持するだけ。これでは控訴審は
    無意味です。職場を放棄する、とんでもない裁判長です」
    (元検事で関西大特任教授の郷原信郎弁護士)

 元秘書の裁判で裏金疑惑が晴れなければ、小沢の汚名は完全には消えない。今回の暴挙には、司法判断を超えた圧力を感じるのだ。
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