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●原発再稼働どころか、消費税増税でも暗躍する人

2012年06月03日 00時08分34秒 | Weblog


gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/136455)、東京新聞(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012051702000099.html)。いつもながら孫引きですいませんが、 『来栖宥子★午後のアダージォ/さながら水面に浮かぶうたかた、手すさびのようなもの』の記事(http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/2f2935012fc7f06d57044a272d7782b3)。そして、最後に東京新聞のコラム(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2012052302000097.html)。

 小沢氏を復党させることで、逆に消費税増税反対を撤回させる、あるいは、反対ならば小沢氏を追い出すことを考えているらしい。でも、自民党と仲良しな面々を連れて、野田首相が党を割って出ていくべきじゃないのか、そして、自民党と合体したら良い。マニュフェストに反することばかりやり、自民党の政策と大差ないのだから、合体すれば国民からは大変にわかりやすくなるはず。
 2番目の記事、「仙谷由人政調会長代行は自ら発言を求めて「需給問題とは別に、再稼働せず脱原発すれば原発は資産から負債になる。企業会計上、脱原発は直ちにできない」と強調」したそうだ。だから原発を動かせとでも? そんなの東電の負債に決まっている。今後、続々出てくる廃炉のコスト、いったい誰が支払うのか?
 考えてみるとこの人も弁護士だ。裏で暗躍し、糸引く弁護士って・・・・・・。

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http://gendai.net/articles/view/syakai/136455

消費増税 民主・自民「談合」で再び暗躍する仙谷
2012年5月8日 掲載

藤井税調会長は週1回の定期連絡で野田を指南

 8日から消費税増税関連法案の国会審議が始まるが、民主党内は小沢グループ中心に反増税の勢いが強まっている。法案成立を強行するなら、野田首相は自民党に抱きつくしかなく、ウラでまた“あの男”が暗躍し始めた。
 あの男。そう、民主党の仙谷由人政調会長代行(66)である。原発再稼働では、閣僚でもないのに閣僚協議に参加し、原発推進を主導してきたが、消費税アップでもシャシャり出てきた。

   「4月下旬に仙谷さんは自民党の林芳正政調会長代理らと訪米した。
    その際やはり、連休明けの消費増税審議について骨格を詰める話を
    してきた。そして、4月28日に仙谷さんは野田首相と官邸で会い、
    会談は、当初20分程度のはずが1時間にわたった。消費増税法案を
    どう進めていくか。自民党との間合い。そんな話がメーンだったろう。
    自民党がどのタイミングで修正案を出すのか。いまボールは
    自民党側にある」(仙谷周辺)

 オレがオレがと陰の実力者を気取る仙谷を、野田はこれまで遠ざけてきた。仙谷も原発問題には関わるものの、その他ではお呼びがかからず、「春ごろまではふてくされていた」(前出の周辺)。
 しかし、野田が自民党との窓口を期待した岡田副総理が機能せず、再び仙谷に出番が回ってきた。野田も仙谷に頼らざるを得ないと判断したらしい。

   「野田政権は、消費増税法案についてオモテでは特別委員会で
    100時間の審議と言っていますが、ウラでは自民党との修正協議を
    するつもり。修正案のカウンターパートは、民主が前原政調会長で
    自民は林政調会長代理。そこに財務省の香川官房長も加わる。
    ただ、前原が頼りないので、仙谷が事前の下ばなしを林としている
    という構図です。政局面でも仙谷は、自民党の大島副総裁を
    カウンターパートに大連立や解散の時期について話を
    進めるつもりです」(官邸事情通)

 これに藤井裕久税制調査会長(79)が、野田と週1回の定期連絡を取って、指南役としてサポートする体制だ。
 もっとも、こんな都合のいいシナリオは、絵に描いたモチに終わるのが世の常。世論の6割が反対する消費増税で、民主と自民の“談合”がそうやすやすと成立するはずがない。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012051702000099.html

関電管内「電力積み増し可能」 民主合同会議 検証委報告を疑問視
2012年5月17日 朝刊

 民主党は十六日、原発再稼働に関して賛成と反対の提言をそれぞれまとめている二つの作業部会による二回目の合同会議を開いた。関西電力管内で今夏の電力需給見通しを14・9%不足とした政府の需給検証委員会の報告について議論し「発電量はさらに積み増すことができるのではないか」と疑問視する意見が相次いだ。
 原発再稼働に反対している川内博史氏は水力発電量について「過去の発電実績に基づいて算出しているが、実際に利用できる河川の流量を発電所ごとに積み上げたのか」と質問。会合に出席していた経済産業省の担当者が確認していないと答えたため、川内氏は発電量が増える可能性があるとして再検証を求めた。
 原発再稼働を容認する田嶋要氏も、夜間にくみ上げた水で発電する揚水発電について「(揚水を増やすことで)もっと発電量を増やすことができるのではないか」と指摘した。
 別の出席議員からは、試運転を予定している新設の火力発電所も発電量に加えるべきではないかとの意見もあった。
 一方、再稼働の是非を政治判断する野田佳彦首相と三閣僚の会合に参加している仙谷由人政調会長代行は自ら発言を求めて「需給問題とは別に、再稼働せず脱原発すれば原発は資産から負債になる。企業会計上、脱原発は直ちにできない」と強調した。
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http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/2f2935012fc7f06d57044a272d7782b3

来栖宥子★午後のアダージォ/さながら水面に浮かぶうたかた、手すさびのようなもの』

財務省 東京新聞の記事「『チーム仙谷』再稼働主導」に抗議文
2012-05-16

財務省:東京新聞の記事に抗議文…原発再稼働めぐり

毎日新聞 2012年05月15日 19時01分(最終更新 05月15日 19時36分)
 財務省は15日、東京新聞が4月11日付朝刊に掲載した原発再稼働をめぐる記事の内容に事実誤認があるとして、同新聞を発行する中日新聞東京本社に対して4月13日付で出した抗議文を同省ホームページ(HP)に掲載した。同省が報道機関への抗議文をHPで公表したのは、1日に出した朝日新聞の記事へのケースに続き2例目。
 東京新聞の記事は「『チーム仙谷』再稼働主導」のタイトルで、関西電力大飯原発の再稼働をめぐり「財務省の勝栄二郎事務次官も野田(佳彦)首相に直接、再稼働を働きかけている」としたが、財務省は「そのような事実は一切ない」と否定。「財務省は一切取材を受けていない」と抗議している。
 これに対して、東京新聞は高田昌也政治部長名で「記事の内容には自信を持っており、訂正・謝罪に応じることはできません」とのコメントを発表した。【柳原美砂子】
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2012052302000097.html

【私説・論説室から】
自由(民主)2党
2012年5月23日

 消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」法案の審議が衆院特別委で始まり、民主党と自民党との政策の違いが、ますます分からなくなっている。
 消費税増税に「政治生命を懸ける」と断言した野田佳彦首相が、自民党の協力を得るために「骨格の考え方に差はないと思う」と、両党の違いよりも共通点を強調するから無理もない。
 野田佳彦首相の言動は、「税金の無駄遣い根絶」「政治家主導への転換」など、民主党と国民との契約である二〇〇九年衆院選マニフェストをほごにして、自民党に擦り寄るものだ。
 つまり、民主党の自民党化。これでめでたく(?)民主党は自民党の一派閥に成り果てる。言葉の応酬が激しいから対立しているように見えるが、「自由民主・民主党」という大きな政治勢力の中で「内輪もめ」をしているにすぎない。
 あの暑い夏、国民が選択したのは、自民党とは違う新しい政権への交代ではなかったのか。
 しかし、三年近くたって見えてきたのが、自民党と同じ政策の実現に民主党が奔走する現実だとしたら、なんとも悲しい。これでは政権交代の意味がない。
 自民党と、自民党化した民主党との間に違いがない状況で衆院解散・総選挙に踏み切っても、国民に政権の選択肢はない。どっちが勝っても消費税が上がるなんて、国民をばかにするにもほどがある。

 (豊田 洋一)
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