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●『DAYS JAPAN(2010年2月号)』読了

2010年10月31日 04時48分29秒 | Weblog

DAYS JAPAN』(2010年2月号)、10月に読了。「広河隆一責任編集◎世界を見るフォトジャーナリズム月刊誌」、「一枚の写真が国家を動かすこともある」。

 伊原美代子氏、「いつも心にお日さまを」(pp.20-21)。日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト優秀賞。「猫のふくまると一緒にお昼寝」。

 斎藤美奈子さん、「OUTLOOK/普天間基地移設問題の前に立ちはだかる「もうひとつの壁」」(p.23)。「それにしても、この件でもっともワケが分からない動きをしているのは首相でも関係閣僚でもなくメディアである。誰かがちょっと何かを言っただけですぐに色めきたって、米政府のご機嫌を損ねたら大変だと騒ぐ。日米関係が危ないとふれ回る。この人たちはいったい何? 米政府の回し者? それとも壊れた警報器?/・・・/しかし、壊れた警報器と化したメディアは「取り返しのつかない事態になってしまった」みたいな論調で書きたてた。・・・と、ことさらに「異例」であることを強調し、・・・と、知る由もないクリントン長官のご機嫌まで勝手に憶測して見せたのは朝日新聞。・・・とやはり「異例」を強調し、・・・と、聞いてもいない米政府内の感情を勝手に代弁してみせたのは読売新聞。/・・・/しかもこの件には後日談があり・・・。つまり「異例の呼び出し」は藤崎大使のウソ、ないしは勘違いであり、「不快感」「不信感」も捏造に近かったことになる。/・・・沖縄同様、基地を望んでなどいないのだ(その意味ではグアム移転を主張している社民党にも相当に問題がある)。/・・・だが、ごみ焼却場と違って、基地は「必ず必要だ」というものでもない。沖縄に基地を置くメリットを「抑止力」などと呼ぶ人がいるけれど、海兵隊が何を抑止しているのか。本当はそこから考え直すべきなのだが、その前に新聞やテレビが基地をめぐる自由な議論の邪魔をする。考えようによっては、翼賛報道に走った戦時中の報道機関よりまだタチが悪い」。

 写真・文/宮下マキ氏、「Women‘s Report29/乳がんを超えて」(pp。24-29)。もっとも衝撃を受けた。「乳がんの手術を控えた一人の主婦から、女性写真家に撮影を依頼するメールが届いた。以来2年間、病と向き合いながら、妻として、母としての葛藤を経て新たな日常に戻っていく姿を追い続けた」。

 写真・文/福島菊次郎さん、「学生たちの三里塚」(pp.34‐41)。

 橋本勝さん、「DAYSウォッチ!/第22回 正義の戦争」(p.49)。「HISTORY」、「TODAY」。
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