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●直ぐに全炉停止する責任がある、我々には

2011年03月23日 05時01分07秒 | Weblog


CMLに出ていた記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-March/008165.html)の一部をコピペさせていただきます。

 浜岡伊方上関だけでなく、若狭湾周辺、六ヶ所村・・・、こんな事態を引き起こしてしまった我々には直ぐに全ての原子力施設を停止させる義務があるのではないでしょうか? 「唯一」の被爆国であったはずなのに。どこにも原子力の「平和」利用などあり得なかったのです。手を出すべきでなかったのです。

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http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-March/008165.html

[CML 008284]

 ・・・・・・。
 そのいっぽうで、どうしても浜岡は気になります。
 きょうは三重県の伊勢市の市長が、浜岡を止めるよう、中電に正式に申し入れました
 また、広瀬隆さんがテレビで50分ほどお話になったことも、浜岡がおおきくクローズアップされてきた表れだと思います。(CATV朝日ニュースターで、0時から再放送があります。
 まだのかたはぜひに!

   http://asahi-newstar.com/web/22_shinsou/?cat=18

 末尾に、あるMLに今夜の広瀬さんのお話の概要が(とちゅうからですが)流れているのを
転送します)

 ・・・・・・。
 ○○です、朝日ニュースターのニュースの真相、偶然見たら作家の広瀬隆さんが出ていて、1時間弱お話をされました。この映像、多くの人に見て欲しかったです。
 広瀬さん、現在の福島第1、冷却のための電源がなくなったのが最大の問題であり、津波の際に真っ先に電源を回復させるべきであった、この冷却が重要であり、外から水をまいてもあまり効果はないとのことでした。また、原子炉の構造は実際は複雑であり、テレビに出てくる簡略化されたようなものではない、その、何百度のところに海水を入れたら塩が出て、バルブ、配管系にトラブルが起こるだろうとの事でした。そして、東京電力は原子炉のハードは知らない、作った東芝、日立の技術者の力が要る、原子力保安員など何も知れないとのことでした。
 また、被曝に関して、特にNHKの情報はひどい、放射線量、1年間に浴びる限度と、1時間あたりの量を意図的に混同している、両者には8000倍の差があり、また、現地で活動している人は致死量の被曝をしている懸念がある、そして、現地で子供たちが被曝している写真はニューヨークタイムスにしか載っていない、なぜ日本の新聞が載せないのかという指摘がありました。
 現状の福島第1のトラブルは、チェルノブイリのようにコンクリートで覆って放射性物質が出ないようにするしかないのでは言うことでした。
 そして、地震は、テレビにはまともな学者は出ていない、神戸大の石橋先生のような頼りになる人は出ておらず、今回の地震を地震予知連はまったく予知できなかった、そして、東海地震も起こる可能性があるということでした。
 最後に、広瀬さんは原発は全て止めるべきであり、原発を止めても、火力、水力で十分まかなえる(電力最大の真夏の昼でもOK)、今は火力発電が打撃を受けたか、燃料なしで使えないのだ言うことで、特に浜岡原発はマグニチュード8の地震で数m隆起するところにあり、地震に原子炉が耐えられるわけはないとの指摘もありました。さらに、危険なのは若狭湾(もんじゅを含めて10数基ある)と六ヶ所村、六ヶ所村がやられたら世界破滅との事でした。
 私も思っていた通りのものであり、この内容、多くの人に知ってほしく、お伝えしました。
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 videonews.comに神保哲生さんによる広瀬さんのインタビューがあります。ここでも54基全ての原発を即時に停止することを提言されています。東京新聞では、50%程度の人が様子を見つつ原発の運転を維持すべきだ、というアンケート結果があったとのお話も出てきたが、この期に及んでまだ・・・。それから、六ヶ所村の恐怖についても。ただし、広瀬隆さんについては様々な批判的意見もあることは頭の隅において、耳を傾けてみてください。

   videonews.com
    
予言されていた原発震災 広瀬隆氏インタビュー
        (
http://www.videonews.com/interviews/001999/001771.php

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http://www.videonews.com/interviews/001999/001771.php

 枝野官房長官は、19日夕、地震で緊急停止した後、放射能漏れの危機的な状況に陥った福島第一原発13号機の原子炉について、海水注入により一定の安定状況にあると述べた。しかし、事態が終息に向かうかどうかはいまだ、まったくわからない状況が続いている。
 作家の広瀬隆氏は、80年代から原子力発電所の危険性を訴えてきた。昨年出版した『原子炉時限爆弾』では、「原発が地震によって制御不能に陥り、周辺に放射能を撒き散らす原発震災が起きる」と予測していた。
 広瀬氏は、火力発電と水力発電で日本の電気使用量はまかなえる、原発を停止した際の電力不足を心配するより、まず今は、原発の危険性をしっかりと考えてほしいと話し、たとえ福島原発の被害を最小限に食い止めることができたとしても、次の大地震で別の原発が事故を起こすと懸念する。
 19日昼現在、広瀬氏は福島第一原発の状況をどう見ているのか。また、今後どのような事態を想定し、放射線はわれわれにどのような影響を与える可能性があると考えているのか。そして、そもそも日本の原発はどのような危険性をはらんだものであるのか。政府、メディア、御用学者はほとんど事実を話していないと断じる広瀬氏に、神保哲生が聞いた。
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 もう一つ。ポット出版http://www.pot.co.jp/)の記事。松沢呉一さんの「黒子の部屋」の「お部屋2181」(http://www.pot.co.jp/matsukuro/20110316_010929493922695.html)です。やはり、松沢さんも「原発は一度全部停止させるべし」というご意見です。賛成。

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http://www.pot.co.jp/matsukuro/20110316_010929493922695.html

お部屋2181/節電できない私

 15
日の深夜です。静岡東部で震度6強。距離があるとは言え、多くの人が浜岡原発を思い浮かべたでしょう。私もです。地盤がもっとも脆弱な原発と言われてますから。

 この一連の地震がどこまで、いつまで続くかわからないのですが、福島原発が解決するまで、原発は一度全部停止させるべし。ここまで来た福島原発に解決なんてことがあるのかもわからないですが。
 電力消費を3割減らせばいいんでしょ。私も協力します。
 と思ったんだけど、私の場合、これ以上、電力使用を減らせないです。

 もう7、8年になるかと思いますが、エアコンが壊れて以来、うちには冷暖房がないです。直さなくてもいいんじゃないかと思って試みたら、本当にいらなかったです。ただし、冬より夏の方が厳しくて、扇風機と団扇は使ってます。
 電気のヒーターはあるんですけど、人が来た時以外はつけておらず。
 今日は冷え込んでますが、昨日は暖かかったので、風呂から出たあとは、ずっとパンツとTシャツでした。
 お年寄りや病人は別にして、東京では暖房なんていらないって。

ただし、風邪はよくひきます。これは時々窓を開けっぱなしで寝るためです。昼間は窓を開け放つ癖があって、そのまま忘れて寝てしまうのです。今のように原発に脅える生活より、風邪をひいている方がいいべさ。
 ちなみに寒い時は、首にタオルを巻くだけでかなり違います。それでも寒かったら2本巻け。
 うちにはテレビもないです。これももう6、7年になるのかな。壊れた時に、なくてもいいんじゃないかと思って買い替えなかったら、案の定、なくてもよかったです。今はUstreamでテレビの特別番組をずっと観てますけど。
 オーディオもないです。10年以上前に壊れた時に、なくてもいいんじゃないかと思ったら、なくてもよかったです。CDはパソコンで聴けますし。
 冷蔵庫はありますが、単なる食器棚になってます。これも10年くらい前に壊れた時に、なくてもいいんじゃないかと思ったら、なくてもよかったです。1回自宅で食中毒をやって高熱と下痢で苦しみましたが、そんなもんで人は死なないです。
 炊飯器も壊れて、以来、パックの米です。一人暮らしだと、あれがちょうどいいんですよ。うまいし。
 電子レンジとパソコンと照明は今も使ってますが、これ以上どこを節電しろと。
 こんな私からすれば、石原慎太郎こそ物欲、名誉欲にまみれた我欲の権化、その自分の生き様を顧みるのはいいとして、わざわざ口に出すことではあるまいに。黙って、全財産、被災地に送ればいいだけのことすぐにやれ

2011-03-16 1:13 [松沢 呉一]
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