THE JOURNALの記事。マスコミには載ることのない記事でしょう。小沢氏の肩を持つつもりは全くないのですがね・・・。検察の暴走をこのまま許していいのでしょうか? それを裁判員制度のような素人検察審査会に任せていいんですかね?
=======================================
【http://opinion.infoseek.co.jp/
article/834】
小沢一郎氏「起訴相当」 検察審査会が議決~専門家のコメントUP
2010年04月27日 19時00分
民主党 小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、東京第5検察審査会は、4月27日、「起訴相当」の議決を公表した。これを受け、東京地検特捜部は政治資金規正法違反容疑で不起訴処分としていた本件について、改めて処分を決めることになる。
Infoseek内憂外患編集部では、この議決についてまずは三井環氏に話を聞いた。
三井環(元大阪高検 公安部長、警察・検察評論家)
――起訴相当の議決が出ましたが、ひと言お願いします。
いま話を聞いてびっくりしている。2月26日に開催された「緊急シンポ!『小沢VS検察』にみる検察と報道のあり方」で、安田好弘弁護士も話していたが、起訴相当となればすぐにでも検察は起訴するだろう。
現場の勢いはいやおうにも高くなる。水谷建設側から証言を引き出すなど、何だってやってくるだろう。
おそらく、遅くとも5月中に検察は最終的な判断を下すはずだ。
他方、一度は検察自らが「不起訴相当」とした懸案だ。にもかかわらず自らの判断を覆すことになるわけで、これは一つの問題となる。
それにしても今回の検察審査会の判断は早かったように思う。2ヶ月足らずで議決が出ることは「普通より早い」と感じている。
この背景には、検察による新聞やTVへの情報リークと、それに基づいた報道が影響していると私は考えている。というのも、世論調査で「小沢幹事長は辞任すべき」との意見が80%にもなっていた。これは、メディアによる「小沢=悪」のイメージが視聴者(=有権者)に大きく影響したからに他ならないだろう。
検察審査会は有権者のなかから無作為に選ばれた11人で構成されている。その人たちが検察のリークによって報じられたメディアの情報の影響を受けなかったと言い切れるわけがない。リーク情報がバブルになっていった結果がこの議決だと思う。それにしても大変なことになった。
=======================================
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます