JALで出社前のサービス業務が一部改善されました。
2017年12月から、JALでは以下のように改善されることになりました。
(現行)
出社時刻=ブリーフィング開始だった為、出社時刻より1~2時間早く会社に着いて
乗務に必要な準備(乗務便旅客情報の把握や必要書類、機内販売などの準備)を行っていました。
これらの業務の準備は勤務時間にカウントされていませんでした。
(改善内容)
① 国際線は現行より15分早い出社時間になり、国内線は5分早い出社時間になります。
② 出社時刻から全員で分担し、フライト準備を始める。
③ フライト準備は必ずブリーフィングデスクで行う。(メリハリをつけるため、休憩スペースでは準備の業務は行わない)
④ 乗務後のデブリーフィンクは10分以内に終了する。
これらの改善は、組合の執行部が何度も労働基準監督署(労基署)に足を運び改善を訴えたり、長年会社と交渉してきた事で実現されました。
厚生労働省が今年1月に出したガイドラインで「制服の着替えや、業務に必要な準備は労働時間にあたる」と明確にしたことも大きな励みになりました。
また、ソラシドエアでも、有志が労基署に申告した結果、出社前業務が一部改善されました。
すべての航空会社でこのような是正をめざしたいですね。