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出社前のサービス業務が改善に!

2017年11月30日 22時09分06秒 | サービス早出業務

JALで出社前のサービス業務が一部改善されました。

2017年12月から、JALでは以下のように改善されることになりました。

(現行) 

出社時刻=ブリーフィング開始だった為、出社時刻より1~2時間早く会社に着いて

乗務に必要な準備(乗務便旅客情報の把握や必要書類、機内販売などの準備)を行っていました。

これらの業務の準備は勤務時間にカウントされていませんでした。

(改善内容) 

①   国際線は現行より15分早い出社時間になり、国内線は5分早い出社時間になります。

出社時刻から全員で分担し、フライト準備を始める。

③   フライト準備は必ずブリーフィングデスクで行う。(メリハリをつけるため、休憩スペースでは準備の業務は行わない)

乗務後のデブリーフィンクは10分以内に終了する。

 

これらの改善は、組合の執行部が何度も労働基準監督署(労基署)に足を運び改善を訴えたり、長年会社と交渉してきた事で実現されました。

厚生労働省が今年1月に出したガイドラインで「制服の着替えや、業務に必要な準備は労働時間にあたる」と明確にしたことも大きな励みになりました。

また、ソラシドエアでも、有志が労基署に申告した結果、出社前業務が一部改善されました。

すべての航空会社でこのような是正をめざしたいですね。

 

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出社時刻前のサービス業務が改善されました

2017年06月29日 23時42分22秒 | サービス早出業務

【 制服に着替える時間や出社前業務の時間が、勤務時間として認められました!】

友人の勤めるある日本の航空会社では、これまで出社前に30分ほど早く会社に来て、着替えや業務連絡の確認、フライトの準備等を行っていました。

 厚生労働省の時間管理に関するガイドラインでは、着替えも勤務時間であるとされています。この為、この早出業務の時間も勤務時間とし、時間外手当を支払うよう有志が大田区の労働基準監督署に申告しました。

 この結果、会社に調査、指導が入り、会社は以下の改善を行いました。

 

・制服を着用しての出社を認める。また、出社時間に旅客情報を渡すなどの改善により、今の出社時間(ETD1時間15分前)から業務を開始できるようにする。

過去2年間にさかのぼり全客室乗務員に対し、出社前10分、退社後5分の時間外手当を支払う

 

当たり前のように行われていることであっても、疑問を持って行動することで、サービス残業をなくす事ができたことは、嬉しい限りです。

 この件やその他、お困りのことがありましたら、9110ca110@gmail.com までお問合せください。

 

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