CA110 (Cabin Crew Project)

CAの健康と安全を守るための情報交換やお役立ち情報

謹賀新年

2024年01月03日 22時42分31秒 | つぶやき・コメント

皆様、

今年もよろしくお願い致します。

 

1月1日に起きた能登半島大地震は、その後も被害が拡大し続けています。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

また、1月2日の羽田空港での衝突事故では、客室乗務員がメガホンと肉声で脱出指示を実施。

3か所の出口から乗客乗員379名全員、脱出することができました。

客室乗務員の的確な判断と行動に敬意を表します。

 

今回のJAL客室乗務員の活躍からも、あらためて客室乗務員は保安要員であり、諸外国並みに国家ライセンスの付与が必要だと痛感します。

国(国土交通省)は日本の客室乗務員に国家ライセンスを未だに付与していません。

この為、総務省の職業分類では「飲食物給仕従事者」とされています。

客室乗務員への国家ライセンスは、諸外国では欧米はもちろん、中東各国、南米各国、中国、タイ、モンゴル等で付与され、「保安要員」として認められています。

日本でも、国は客室乗務員に対し保安要員としての地位を与えるべきではないでしょうか。

 

最後に、この事故で海上保安庁の5名の方が亡くなりました。心からご冥福をお祈りいたします。

また、負傷された方々の一日も早い回復をお祈りいたします。

 

2024年1月

NPO法人「航空の安全・いのちと人権を守る会」理事一同

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする