どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

三国祭2012

2012年05月20日 21時18分32秒 | 読書・歴史
「北前船時代の繁栄を今に伝える」!
福井県三国湊で行われるこの祭りは、江戸時代中期から伝承されているらしい。

江戸時代中期というと司馬遼太郎の小説「菜の花の沖」・・高田屋嘉兵衛が思い浮かぶ。
蝦夷地(北海道)から日本海沿岸諸港を経由し、関門海峡、瀬戸内海を経て大阪に向かう。

途中、高田屋嘉兵衛もこの三国湊に立ち寄ったのだろうか。

武者人形山車をみていると、当時が鮮やかに彷彿されるようだ。
と同時に、三国の人々の心に今も生きるルーツのようなものを感じる。

今回は各地区から6つの山車がでた。
山車をひく大人、囃子(はやし)太鼓をたたく子供・・家庭・地域が一つになっている。
観客の小さい子供を連れたママさん達が「三国に引っ越してきたら参加できるのかな」
と、話していたが、周りの人がうらやむような一体感であった。

逆にいえば、祭りはその地域の一体感がなければ実現できないのだろう。

ふと、さいたま市の本郷祭を思い出す。あの祭りは私にとっては最高の祭であった。
それはこの三国祭と同じように、家族・地域が一体となっていることを実感できたからだ。

が、それ以降なかなか一体感のある祭に遭遇しなかった・・この三国祭でいっきにふっきれた気がする。

三国は街もそこに住む人もすばらしい!だから祭りもすばらしい。

また来年も来たいと思った。


<三国祭保存振興会official site>

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えちぜん鉄道で福井から三国まで50分・・一日乗車券800円はお得だ!
アテンダントの女性はとても明るく親切だった。


露店は500でているそうだ。1/5もまわらないうちに飲んで食ってふらふらになった(^^;;
細い路地では「山車」が通る時、テントの屋根を上げる・・みんな慣れたもんだ!


三国神社前に山車6基が勢ぞろい、子供囃子方(はやしかた)による太鼓の共演だ!
次々と合いの手をいれながら交代で太鼓をたたく。その表情も音も素晴らしかった。


旧岸名家・・町屋が保存されている通りがあった。家は歴史を写す鏡だと感じた。

コメント
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