「中」というと、
相対するものを結んだその真ん中を
「中」というと考えるが、
それは「中」の一番幼稚な段階。
本当の「中」というのは
矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)しているものを
解決して高いところへ進める
これを「中」という。
安岡正篤一日一言(メルマガより)
*************************************
今、数冊の本を同時読みする読書法を実践しています。
そのメリットは小説を読んでいるのに、ばりばりビジネス書のくだりの
言葉が当てはまるシーンが出てきたりして・・・
そうだったのか!と思うこと。
同時進行することでシナプスが繋がる瞬間が多くなるのかなあと感じています。
メルマガも、いくつかとっています。
不思議とシンクロしている内容があり、こちらも不思議を感じています。
今日は、読んでいる本と、メルマガのシンクロです。
メルマガは冒頭の安岡先生の「中」・・・。
「中庸」の「中」のことです。
今、読みすすめている本の中に田坂広志さんの 「使える弁証法」があります
「弁証法」はドイツの哲学者ヘーゲルの思想法で、哲学的思想法とも呼ばれています。
テーゼ(正)とそれに対するアンチテーゼ(反)そしてその二つから導かれる高次元のジンテーゼ(合)
を3つをあわせて「正ー反ー合」とも言われています。
そうなのです。「中」の考え方と同じなのです。
「中」を求めるためには矛盾を「割り切らない」こと。
矛盾とは、個人のレベルであれば、葛藤という形で現れますし、複数人の間では
意見の対立という形になって現れます。
そのときに私たちはどうしても「矛盾の解消」を求めてしまいがちです。
互いに矛盾し、対立するかに見える2つのものに対して、一方を否定するのでは
なく、両者を肯定し統合し、さらに高い次元に着地する・・・
矛盾を解消するのではなく、矛盾をマネジメントする考えを身につける・・・。
この世に存在する様々な矛盾を割り切ることなく、格闘し続けることが魂を強くするということに繋がるんだそうです。
心を磨きつづけるという高き理想と、富と力を求める気持ち
人を支えたい気持ちと、操作主義や見返りを求める気持ち
会社のあるべき姿として、「社会貢献」と「利潤の追求」
そんな「振り子」の中でバランスをとり続けるのが、「中」
振り子が振り切れて、反対の振り子に向かう時には、より高い場所に
振り子があることが、「螺旋的発展」に繋がると信じて。
矛盾の中で生きるのが「人」
葛藤の中で強くなるのが「人」ですね。
相対するものを結んだその真ん中を
「中」というと考えるが、
それは「中」の一番幼稚な段階。
本当の「中」というのは
矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)しているものを
解決して高いところへ進める
これを「中」という。
安岡正篤一日一言(メルマガより)
*************************************
今、数冊の本を同時読みする読書法を実践しています。
そのメリットは小説を読んでいるのに、ばりばりビジネス書のくだりの
言葉が当てはまるシーンが出てきたりして・・・
そうだったのか!と思うこと。
同時進行することでシナプスが繋がる瞬間が多くなるのかなあと感じています。
メルマガも、いくつかとっています。
不思議とシンクロしている内容があり、こちらも不思議を感じています。
今日は、読んでいる本と、メルマガのシンクロです。
メルマガは冒頭の安岡先生の「中」・・・。
「中庸」の「中」のことです。
今、読みすすめている本の中に田坂広志さんの 「使える弁証法」があります
「弁証法」はドイツの哲学者ヘーゲルの思想法で、哲学的思想法とも呼ばれています。
テーゼ(正)とそれに対するアンチテーゼ(反)そしてその二つから導かれる高次元のジンテーゼ(合)
を3つをあわせて「正ー反ー合」とも言われています。
そうなのです。「中」の考え方と同じなのです。
「中」を求めるためには矛盾を「割り切らない」こと。
矛盾とは、個人のレベルであれば、葛藤という形で現れますし、複数人の間では
意見の対立という形になって現れます。
そのときに私たちはどうしても「矛盾の解消」を求めてしまいがちです。
互いに矛盾し、対立するかに見える2つのものに対して、一方を否定するのでは
なく、両者を肯定し統合し、さらに高い次元に着地する・・・
矛盾を解消するのではなく、矛盾をマネジメントする考えを身につける・・・。
この世に存在する様々な矛盾を割り切ることなく、格闘し続けることが魂を強くするということに繋がるんだそうです。
心を磨きつづけるという高き理想と、富と力を求める気持ち
人を支えたい気持ちと、操作主義や見返りを求める気持ち
会社のあるべき姿として、「社会貢献」と「利潤の追求」
そんな「振り子」の中でバランスをとり続けるのが、「中」
振り子が振り切れて、反対の振り子に向かう時には、より高い場所に
振り子があることが、「螺旋的発展」に繋がると信じて。
矛盾の中で生きるのが「人」
葛藤の中で強くなるのが「人」ですね。