The Sense of Wonder

「ここへきてよかった」
そんな景色に出逢えたら・・・。

一隅を照らす

2009-11-05 23:07:31 | 神渡先生から学ぶ
行ってきました、神渡先生の講演会~天に棄物なし~

運よく最前列に座ることができ、先生の息遣いまで伝わってくるところで
勉強させていただきました。

一番はじめにお話をお聞きした時のことが蘇ってまいりました。

大病
借金苦
獄中生活

人生が変わる3機転といわれています。

幸か不幸か、そんな体験をしないまま過ごしてきた40年。
そんな人間が、おごりたかぶることなく、謙虚さを失わないためには、

「感謝」

それも

「両親への感謝」であることを思い出しました。

「両親への感謝」は、自分が無条件で愛されるべき存在であったことを
思い出します。

いろいろな思いがこみ上げてきますね・・・。

嫁ぐ日の朝
父と母と三人で枕を並べて布団の中で、一時間ほど話をしました
普段は何も話さない父が、とつとつと話をしてくれました。

母が病弱で、入退院を繰り返し、小さい頃はあまり一緒にいれなかったこと
しばらくぶりにあった母を、誰だかわからなかったこと。
小学生のとき、母が大病をし、もしかしたら母親のいない子にしてしまうのでは
ないかと心配したこと。

だんだんと、私の記憶と重なってきます。


きっと父は、これから人生楽じゃないけれど、だからこそ、今まで大事に育てて
きたということを伝えたかったのかもしれません。


無条件で愛されるべき存在。

このきづきを得ることが、すべてのスタートですね。

明日から、また一隅を照らすべく精進します。


ご一緒させていただいた皆様
本当にありがとうございました。



人生は天(神)と自分との合作

2009-03-13 21:37:07 | 神渡先生から学ぶ
本日、素行会の勉強会にて神渡先生からの一言。

「人生は、神と自分との合作である」

身が引き締まる思いでした。


道が開いていないと感じるときはいつもこの両極に生きていることを
改めて思い知りました。

「天に任せきって、ただ計らいを待っているとき」
「自分ひとりの力で、切り開こうとしゃかりきになっているとき」

「人事を尽くして天命を待つ」
ということが、道を切り開いていくことになるのだろうと思います。



人からの評価や、人との競争ではない
ただ
自分の誠の足りないものだけを補う努力
自分という人間がなる得る最高の自分になれるよう努力すること


自分を律すること
襟を正すことが、少なくなってきた今日この頃です。

こんな時間は、何よりも心の栄養となります。本日も、有難うございました。

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どういう訳か、産業カウンセラー協会の運営に染まっています。

今週末は、キャリアコンサルタント養成講座のトレーナー研修で東京です。
さすがに、ラパン号は無理ですので、早朝新幹線で・・・。
もう寝ます

喜神を含む

2008-05-07 21:47:07 | 神渡先生から学ぶ
「喜びこそが人生に運勢を呼び込む秘訣だ」と説く哲人は多い。

中村天風先生は、宇宙の本質と自分をつなぐものは、

「感謝」と「歓喜」だと強調された。

このことを安岡正篤先生は、古典から言葉を引いて

「喜神を含む」と表現された。

「どんなことがおきようとも、甘んじて受けよう。一見、

不条理に思えても、自分にはわからないこともあるかも

しれないと、甘んじて受け入れる。そして、どんなことにも

喜びの気持ちを抱いてことに臨む。そこで誠心誠意努力すれば

必ず運気は上向いてくる。再び、花も実もある人生になって

いくのだ。だから私は、喜神を含むは人生を渉る秘訣だと思う」

喜んですることに、鍵がありそうだ。

        (マザー・テレサへの旅路 神渡良平氏著)

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調子が良いとき

運気が上がっているとき

誰もが

感謝と喜びに満ちています


でも

何をやっても上手くいかないとき

考えもしないようなことが起こるとき

感謝と喜びを持つことが

できるのでしょうか


と思っていたら

今日、考えもしない出来事がありました。

一見、マイナスと思われる出来事の中に

瞬時に

大事に至らなくて良かった

注意散漫な自分に対する

注意勧告だったのだと

心から思える 私がいて

少しだけ

「喜神を含む」

ことの大切さに触れることができました


どんなことにも喜びを抱いてことに臨むとき

トラブルがわくわくに形を変えて

目の前に現れるのかも知れません。

現実を超えさせる力

2008-05-05 18:03:26 | 神渡先生から学ぶ
相手の現在の姿にとらわれてしまって、付き合い方を決める

のではなく、自分がどうしたら相手のプラスになるかを考えて

自分のあり方を検討する。

競争が本質の社会では、私たちは、落ちこぼれた人、見ず知らず

の人に関わっている暇はないと思っている。

人のために祈ることがない人は、ここを越えることができない。

したがって、マザーテレサの行為は賞賛しても、とても自分には

真似できることではないと思ってしまう。

現実を超えさせる力、それが祈り=瞑想 なのである。


           (マザー・テレサへの旅路:神渡良平著)
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マザーの行為が、真似できないと思えば賞賛するだけの対象

ですが、自分もその生き方を目指そうとするとき、

マザーはあまりにも厳しい「師」となります。


「あばたもえくぼ」で人を受け入れることの 危うさに

つい相手を信頼することを忘れている自分がいます。


でも

「あばたもえくぼ」で人を見るからこそできる

信頼関係があります


その信頼関係ができたとき

はじめて

人を育てるというスタートラインに

立てるのだと

信じて

今日も 祈りたいと思います



矜持

2008-05-03 13:06:17 | 神渡先生から学ぶ
独立独歩することは不安だ。寂しい。孤独でもある。

群れていれば安心だ。

しかし、人類の最先端に立ち、未踏の平地を切り拓いてきた

人々はみな、この孤独に耐えてきた。

それは、ごく少数者ではあったけれど、創造的だった。

彼らに報いられるものは何一つとしてなかったが、

彼らには誇りがあった。

彼らは開拓者だった。そして何よりも彼ら自身の人生の主人公

だった、その矜持が、歴史を切り拓いてきたのだ。


人の後からついていくだけの大衆ならいざ知らず、あるべき理想を

描き、その実現に向けて世の中を牽引しようとする人間には、矜持

がなければならない。理想を思い描くときには、人は庶民であっては

ならず、エリートでなければならないのだ

            (安岡正篤 珠玉の言葉  神渡良平氏著)

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矜持・・・プライド、堂々と振舞うこと。

このくだりを読んだとき、ある若い男性が思い浮かんだ。

そして、彼にこの言葉をプレゼントした時、

私にはこの孤独に耐えられる力はきっとないだろうと思った。

だから、そんな人を支える側の人間になりたいと思った。


でも今一度読み直したとき

後からついていくだけの大衆を選んで、そんな人たちを支える

ことができる人間になり得るのか?


少なくとも、ここで表現される

「孤独」を知ることなしに 彼ら彼女らを支える 矜持を

理解することができるのか?


自問しています。

私の知る「孤独」とここで表現される「孤独」とは

全く別のものであるということだけは 理解できる


どうしたら ここでの「孤独」を知ることができるのか・・・

「自らフロンティアになること」


この聖なる「孤独」を知らずして

人の気持ちがわかる人間になど なれるはずがない


でもこれは選ばれしエリートだけが感ずる「孤独」


いつか目の前に

このチャンスがきたら迷わず 選び取ろう と思う。






神の意思

2008-04-14 20:57:23 | 神渡先生から学ぶ
文学は、もの言わぬ神の意思に文字を与えることである

                  ・・・芹沢 光治良



神渡先生の執筆活動は、今この領域で行われている。

自分が書いているのではなく、自分の手を通して神がこの世に

生み出す作品を導いてくれる。

だから、作家にとって歴史を調べたり、周辺情報をリサーチ

することは大切な仕事の一つではあるけれど、


宇宙とリズムを合わせ、宇宙と一体感をもつ静寂な時間が

必要である。


先回の勉強会は、本当に不思議でした。

今、私が知りたいと思っていたこと、納得がいくように

お話をしてくださいました。


先生もおっしゃっていましたが

この自分の身体を通してという話は、作家だけではなく

天命を生きようとするすべての人が感ずること。


nokoちゃんの、リコネクティブ・ヒーリングも、

決してヒーラーが特別な力を持って直すのではないと・・・。


私も研修の前には必ず、受講する人の成長にコミットメント

をします。不思議と、厳しい言葉も躊躇なく言えます。

たぶん、素の自分では考えられない言葉とタイミングです。

まさに、自分が言っているわけではない・・・実感します。


天意と自分の意思をつなげることが、天命を生きるということ。


そのために、宇宙と呼吸を合わせていく時間が必要なのですね。


すべての人が、天命を生きていると実感できるお手伝い 

したいですね。


祈り

2008-02-25 23:51:21 | 神渡先生から学ぶ
「真に人を育てようと思う人は、瞑想=祈りを欠かすことはできない」

・・・神渡先生の「マザーテレサへの旅路」
               
              での一節に気づきを得ました


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朝晩一人静かに瞑想し、相手の人が成長した姿を想像し、

嬉々としてことにあたっている姿を思い浮かべる。

現実はまだそうはなっていなくても、そうなることを信じ、

信頼して待つ。少々のことがあっても信頼が揺らがない。
   

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自分のことすらままならない私にとって

「人のために祈る」

ことが、可能なのだろうかと・・・




そうではなくて、

自分が満たされているから他の誰かのために祈る


これはある意味傲慢ですらあると 気づきました。


自分自身もままならないけど

上手く行かない痛みを感じながらも その人のために祈る


だからこそ

祈りによって愛が伝わるのだと気づきました

 




来週からの貯徳問答講がはじまる前に

また自己との対話が増えそうです