TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

中央アルプス千畳敷カール その1

2016年10月05日 | Weblog
ティンカーベルは3連休です。
ご不便をおかけして申し訳ありません。

バチが当たったのか、台風がまたまた連休の期間に来るという状況になりそうです。
この連休こそテント担いでマッタリと百名山ラストの剱岳に登る予定でした。でも…やめました。
だって百座目が天気悪くて真っ白だったり、雨風にさらされるなんて絶対に嫌だもん。また来年に登りたいと思っています。もったいぶって登ります。

さて、台風が来るんですけど火曜日は奇跡的に晴れるという予報に変わってきました。ならば紅葉の千畳敷カールに決めた!行くぞー。
日帰りでもいいよと言ってくれた、親戚の弟分と現地近くのパーキングエリアで待ち合わせます。到着したのが午前2時ごろだったので2時間ぐらいしか眠れません。まあいつものことです。

若干終わり気味の紅葉なのかな?って思ったけど、よく見ると葉っぱが焦げてます。
紅葉は気温が下がるのはもちろん、水分と日照時間も大切なのです。だから池やダム湖のまわりがキレイに色づくのも頷けますね。
紅葉が始まる時期に天候が不安定だったし、気温も一気に下がったと思ったらまた暑くなったりという状況だったので、今年の紅葉は良くないなと感じていました。
来てみるとやはり的中していました。

千畳敷へは菅の台バスセンターにマイカーを駐車して、バスとロープウェイを使ってアクセスします。
紅葉時期の貴重な晴れ間を狙って集まった登山客で臨時のバスが出ました。といってもさほど早くなった訳ではなく、乗り切れない人を運ぶためのものでした。
弟分は登山のためにマイカー規制区域に入るのは富士山以来かな?

さて登り始めます。
まずは百高山の一つ「将棊頭山」に向かいます。トラバースルートに入る道をうっかり通り越してしまったので、先に中岳~木曽駒ヶ岳に登りました。そのまま馬の背を越えて将棊頭山に向かいました。
思ったよりも遠くにあって、けっこうくたびれました。それでも、駒ヶ岳付近に集まる大勢の登山者の中から抜け出して、とても静かな稜線を歩けました。けっこう好きな感じでした。
そして、昔学校登山で大量遭難が発生したことをしるす『遭難記念碑』に辿りつきました。このことは本にもなっていて、お客様のオオツ〇様にお借りして読ませていただきました。知ってから実物を見ると当時の出来事を想像し、いっそう山を深く知ることが出来ました。

それぞれの山頂を踏んだあと、トラバースルートで宝剣山荘を目指します。濃ケ池を馬の背から見たときは、あまりキレイに見えませんでしたが、ルート上で見た濃ケ池は素晴らしかったです。何人もの登山者がお昼ご飯にしていました。

僕らは相談の結果、宝剣山荘のテーブルを借りてお昼ご飯にしようということになりました。
トラバースルートに入る分岐で僕より少しだけ年上かな?と思われるご夫婦に会いました。
『将棊頭山はどれですか?』
『あの山頂が白っぽいやまです』
『と、遠いなぁ…』
『いや、そんなでもありませんでしたよ』
『うーん、やめとくかな』
『でも馬の背をまた戻るのもけっこう大変ですよね』
旦那さんは苦笑いしていましたが、そこで別れました。
トラバースルートはなかなか良い雰囲気で、細い滝を越えたり梯子を登ったりしました。そして最後は想像していた通りの急登です。
お昼ご飯を食べずにここを登るのは僕には辛かったです。完全にシャリバテ(エネルギー切れ)ですね。

なんとか頑張ってたどり着いた宝剣山荘は風が強く、トラバースルートに入る前に食事した方がよかったかな?と思う瞬間でした。
やっぱり稜線上にある小屋は風に当たりやすいのは当たり前なんですけど、お腹ガッツリ空かせて食べたかったし今日はこれでヨシとします。

腰掛けたテーブルには別の匂いが風にのり、僕らに吹き付けてきました。弟分が『く、臭い…』と。
見ると小屋のおトイレをかすめて吹き付ける風でした。
弟分に促されるまま小屋に近いテーブルに移動しました。
そこでは…。


その2に続く。
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関東ふれあいの道 茨城2 杉並木の美しいみち その2

2016年10月01日 | Weblog
県指定文化財的なトイレをあとにし先へ進みます。
坂道を下ったところに滝があります。荒沢不動の滝といいます。この時期は緑が鬱蒼としていてその姿が少々隠れ気味でした。

コースはここから再度登り坂になります。
こまねぎ峠までの登り坂で女房が急にギアをシフトして加速して行きます。な、なんなんだ。ぼやぼやしていると置いていかれるほど早いです。
『どした?何がどうなった?壊れたみたいに加速してるぞ?』
『せっかくの登り坂だからカロリー消費しようと思って』
なるほど…そんな余裕まで残っていたのか。ずいぶんと強くなりましたね。

こまねぎ峠からは砂利道に変わり、また標高を下げて行きます。全体的に緩やかなので、さほど苦しくないですね。
すれ違う人や車もなく、本当に静かです。ただ1台だけバイクとすれ違いました。女房が『今のバイクの人、口紅付けてた』と。えっ?男でしょ?…。狐かもよ~

いつの間にか舗装路に変わって、いよいよ最後の御前山越えに入ります。
うーん、山と言えるのか?と思うぐらいなだらかに登ります。
蚊がやたら顔の周りを飛びまわります。プーンというあの特有の音がたまらなく嫌です。すごい湿気の中、日も傾き始めてあまり気持ちのよいものではありませんでした。
振り返ると女房はタオルを振り回しながら虫の攻撃をかわしていました。たくましくなったもんだと思いました。
やがてGPSは山頂付近を表示しました。山頂を表すものは何もなかったように思います。そのうち登山道は下り始めました。しばらくすると木々の隙間から那珂川が見えます。
『さあー到着だよー』
辺りは沢が多くなり、山すそ特有の水の流れる音に包まれていました。
御前山東登山口に吐き出され、那珂川大橋が見えました。ここでコース終了です。

200mほど歩いて「道の駅かつら」に到着しました。お疲れさまです。
シフォンケーキはまだ入荷しておらず、今回は購入時出来ませんでした。また次回「道の駅かつら」を利用する計画ですので、その時に買いたいと思います。

ささっ、温泉入ってビール飲んで蕎麦食べるんでしょ?
これまた楽しみですね。
行きにタクシーのお父さんに教わった『ささの湯』に行きました。
ツルっとしたアルカリ泉質で、「ここら辺では一番好きですねぇ」と言っていました。でも、入ってみるとさほどツルっとしませんでした。たぶん「この辺では割とツルっとする」のかもしれませんね。

風呂を上がると女房がちょうど食堂で注文しているところでした。
豆腐とサラダと生ビールを頼んでいました。僕はざる蕎麦とコロッケを頼みました。
すべてが大きく、豆腐なんかお椀を伏せたほどの大きさです。蕎麦は女房がたいそう気に入っていました。僕には普通に感じたのですが、たぶん豆腐でお腹いっぱいになってしまったからなのでしょう。
7時間歩いたあとの蕎麦は美味しいはずですね。

画像はマムシグサの実です。これは毒性が強く、特に若い実(熟すと真っ赤になる)は口にすると刺すような痛みを感じるらしいです。
マムシグサって見た目気持ち悪いですよね。

おしまい。


トータル(コース2と3)歩行距離23km 所要時間7時間 38200歩
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