ピッチャーが調子が悪い時、どうするかが重要なポイントだ。以前から広島はタイミングが遅れていると見られている。佐々岡の時は酷かった。そうかといって、監督やピッチングコーチがマウンドに行くのは作戦上好ましくない。何故なら2回行くとピッチャー交替になるからだ。
ピッチャーを交代させるか、継続させるかは戦略的なポイントだ。悪いと見たら交代が当然だが、本当は交代させないほうが良い。交代させられたピッチャーが気分の良いはずがないし、自信も喪失する。うまく回復させるのがベスト。
家内が見ていたテレビをたまたま覗くと、森下はノーアウトで1,2塁になった。実は巨人に点が入る可能性が高い。ところが、誰も森下のところへ行かない。やばいなと思っていたら、悪い予感が当たって、打たれ、1点献上した。こういう時はセカンドかショートか役割とか順番を決めておいて、簡単なアドバイスやピッチャーの気分転換を図ると良い。
僕はここの所、1日中文章を考えていて、頭が回らなくなることが有る。そういう時は移動したり、コーヒーを飲んだり別の事をする。ベストは軽い運動だ。そうすると、頭の渋滞が少し解消する。別の考えやアイデアが浮かぶんだ。ピッチャーも同じ。同じパターンの繰り返しで、思考が渋滞している時、自分では気づかない。
誰かと話すだけで、実はパターンが変わってくる。今日森下は完投出来て勝ち投手になったが、うまくコンディションを良い状態にできれば完封だったかもしれない。広島はタイミングが遅れることを意識しながら、常にピッチャーのコンディションを良くする方法を考えた方が良い。