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バーンスタインの二つの幻想

2010-06-19 13:36:56 | オーディオ

今日は、バーンスタインの二つの幻想を聞いた。始めにフランス国立管弦楽団の幻想1977年EMIの録音、あれちょっと変、聞きなれた幻想よりこじんまりしている、横の広がりがない、気のせいか編成が小さい(聞こえる楽器が少ない)、低音が出てない(コントラバスの音がよく聞こえない)、どうも録音レベルが低いようなきがする。VRを10:30の位置まで上げる(通常は10:00位)、ようやくオーケストラらしくなったがやはり広がりはない、曲が進み、いよいよ最終楽章すごい鐘の音、皮のよく張ったティンパニーの音、特に鐘の音は頭の中に突き刺さってくるようなすごいレベルだ、金管楽器もかなり目立っている。(最初にレベルを上げすぎたかなちょっと反省、バーンスタインの作戦にまんまとはまってしまった馬鹿な自分)それに比べ弦楽器が弱いように感じる。今度はVRを元の位置に戻して、ニューヨークフィルの幻想1963年CBS、SONYの録音だ、昔よくきいた音だ、広がり、楽器の定位、バランス、まことにいい、前のLPに比べると出だしのレベルは大きいようだ、またコントラバスの音もよく聞こえる。オーディオ的に聞くならフランス、音楽を聞くならニューヨークだと思った。ただEMIの録音はSQ用の録音、SONYの録音は普通の録音、そうゆう録音の違いがあるかも。

P6180056 定位置に収まった2A3PPアンプ、御覧の通りまことに汚い、見苦しいので全体は映しません、油断をすると線をひっかけます。定位置で聞くときは殆ど目をつむっています(たまにそのまま寝てしまいますがなぜかLPが終わり近くになるとめがさめます)。

P6190057 輸入盤の幻想、ティンパニー、鐘、金管等が思い切り前に出てきます。幻想もかなりの数のLP,CDがありますけど鐘の音はこれが1番です。ショルティ盤よりすごい(ラボラトリー盤)。

P6190058 全体のバランスがいい(広がり、楽器の定位、管と弦のバランス)、今でも名盤だと思います。


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