昭和のオーディオ

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今回のプリアンプの特性その2

2015-12-28 20:56:34 | オーディオ
フラットアンプ部の1khzひずみ率、予定の1V出力で1%以内に収まっているのでまあ良しとする。
RIAA特性はかなり悪い前回のプリではそれ程悪くなかったので今回のアンプは目立つ(上側の点線がRIAA特性で下側の実線が今回の測定値)。偏差自体は抵抗値がG級だったのでそれなりになるだろうと思っていたが、低い方が最大で-4dbも不足している。公表できないような値、20年ぐらい前に測定したときはそれ程悪い値ではなかったので多分球がぼけ始めているのかも。球自体はこのプリを製作して40年くらいは立っている。一本だけシーメンスを使っているので多分途中で交換していると思う、他はテレフンケンの球。何とか今年中に音が出るところまで終わって残すところは図面の整理と測定結果の整理だけだが正月を過ぎるかも?
  それはそうと年末なので昨日と今日でバーンスタインとオーマンディーの第九を聞いた。バーンスタインはテープ、第2楽章のティンパニーの音は一聴の価値があると思っている。オーマンディーの第4楽章のコントラファゴットと同時に部屋全体に響き渡る大太鼓の音はK持ちがいい、ちなみにバーンスタインはコントラファゴットと同時に大太鼓ではなくバスドラムであまり響かないが最後のフィナーレでは多分シンバルと一緒に大太鼓がpで入っているように感じる。ちなみにテープは7010、LPはM-21Pでの感想。

LPテープ

今回のプリアンプの特性

2015-12-25 22:36:03 | オーディオ
入出力特性,出力インピーダンスを下げた関係で1.5V付近からクリップが始まるが我が家では0.5Vくらいでかなりの音量になるのでこんなもの、昔は必要もない出力が出るように大きくしていたがSPのコイルを飛ばさないようにするためこれで十分。
周波数特性、前回のプリとは若干違うが、部品、配線によるものと考えている。低音は前回のプリと同じでブーストさせている、若いころはなるべくフラットな特性を目指していたが今回はブーストさせたアンプの音を聞くのも面白いではないかなと思っている。ただ20HZ以下は必要ないかもかえって害になるかも、しかし今現在はそれ程の害はないように感じるあるとすればフリッカ雑音が出たときに不利になるかな、今のところは大丈夫そう。

測定はまだだけど取りあえず配線終わり

2015-12-22 20:59:24 | オーディオ
プリアンプのリニューアルが終わってた。測定は未だだけど取りあえずサブ装置につないで音を出した。
裏側の配線の様子
配線部分のシールド
表側の配線の様子
配線部分のシールド
前面
後ろ
VU計とメモリ盤、前回のプリはインレタで文字盤を作ったが今回は手持ちのメモリ盤を使用。取りあえず50ロフチンアンプにつなぎサブSPでギーゼキングのモーツアルトを聞いてみた、変なトラブルもなく普通に聞けた。今回も前のプリと同じように最大出力1Vになるように設定、今までは3V出力に調整していたが全く必要がないので(安全第1昔中音用のボイスコイルを飛ばして修理に出した経験がある、その時手書きの手紙に使い方が間違っていないかとの指摘を受けた記憶がある)1Vに調整しVU計も1Vで0DBになるように調整したのは前回のプリと同じにしたかったから、出力インピーダンスも1KΩ以下なのでかなりのメインアンプを同時につないでいても影響がほとんどない。気になる雑音(ハム音等)は今のところ試聴位置では聞こえないが、アンプを発振器に接続して10HZ~20000HZまで波形を観察したらこのアンプは10000HZの手前から下がり始めているようだ多分40年くらい前のカーボン抵抗の大きさが影響しているのかも、前回のプリに比べ高域の伸びはないけど自分の耳は年相応に12000HZ、いや今は10000HZくらいしか聞こえていないのではと思っている。3,4年前に測ったときは12000HZまで聞こえていた。低い方は前のプリと同じようにブーストしているようだが測定してみなければ詳しいことはわからない。

久しぶりに交響曲を聞く

2015-12-16 20:41:56 | オーディオ
久しぶりに交響曲を聞いてみた、いつもは輸入盤のピアノ曲が多いが今日は交響曲しかも国内盤。曲は「運命」しかもM-21Pで多分初めて聞く、これほど多くの情報、ダイナミックレンジの広さ、音の立ち上がりの良さ(立ち上がりがいいのでダイナミックレンジを広く感じるのかも)。この間手に入れたZYXのR-50を聞きこんでいかなければと思いつつ同じラインコンタクト針(見た目は全く違う)M-21Pはどんな音に聞こえるか試しに聞いてみたらLPの溝の汚れが少ないのか針音も気にならない。音が全く違うZYXは聞きやすい良い音がSPから出ているなとゆう感じで片やM-21Pは比べようもないほどSPの存在を感じさせない演奏会場でゆうと最前列の席で聞いている感じ。カートリッジもすごいけどその違いがはっきりと判るゴトーユニットもすごい、またアンプを全部A級動作にしてよかったなと感じた一日。
マズア指揮ゲバントハウス管弦楽団の「運命」若かりし頃に購入していたLP今回見直した。
使用中のM-21P、メインアームにつけているのはZYX。
古いプリアンプのリニューアルもあと少し、聞く方に重心が移ってなかなか進まないが今年中には何とかなるだろう。明日は病院で自分のメンテ。

ZYX R50BLOOMが届いた

2015-12-07 21:22:02 | オーディオ
落札したZYXのカートリッジが午後に届いた、運悪く外出から帰って来た家内が宅急便を受け取ったので一言小言聞きさっそく空いているシェルに取り付けまずは聞いてみたといってもジャンクとして出品されていたので音の確認。音は左右とも問題なしまずは一安心。さっそくレベルを合わせてほんの5,6分モーツアルトのピアノ曲を聞いてみた、想像していた音よりはかなり違っていた。針を落としての第一印象は静かで優等生的(普通)ラインコンタクト針と記してあるがサテンのM-21Pとはかなり違う、ルーペで覗いてみても全く違う形状、ラインコンタクトとゆうよりはポイントコンタクト。CDで音楽を聴く人にはいいかも、余分な音がしない感じなので音楽には集中できるかもまあ明日からはこれを中心にLPを聞いてみることにする。