昭和のオーディオ

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マゼールのツアラツストラテープとLP

2010-09-30 14:04:54 | オーディオ

何十年ぶりにテープをつないだとゆうのは輸入盤のマゼール指揮フィルハーモニー管弦楽団の「ツアラツストラはかく語りき」を聞いて音に勢いがないこんなものだったのかと他に誰のものがあるか調べたら、同じマゼールのNHKホールのライブ録音がテープにあることに気が付き、テープを聞くことにした。その時ミスでテープを切ってしまったそのために何十年ぶりにテープをつなぐことになった、心配はテープをつなぐ粘着テープが使えるか、やってみたらなんとか使えそうなのでつないでライブ録音を聞いた。やはり音が全然違う音の勢いが違う、輸入盤はどうもリミッターが効いているようだそのために音の勢いがなくなってしまったようだ、もう一枚あるメータ指揮ロスアンジェルスフィルはこの一曲で1枚なのにマゼール盤はこの曲ともう一曲「ティルオイゲンシュピーゲルのいたずら」が入っている、そのためリミッターをかけているらしいそのために音自体がつまらない(詰め込みすぎはLPでもCDでもダメ)。テープのA面には同じNHKホール(1974年)でのリヒテルのベートーベンピアノソナタ第32番、六つのパガテル第1番、30番、31番と入っている。最初の2曲は6月23日エアーチェック、後の2曲は24日エアーチェックと録音した日が違う、最初の2曲は録音レベルを間違えていたのかレベルが低いそのためリヒテルらしくない音、後の2曲はリヒテルらしい力の入った素晴らしい演奏、NHKホールには入ったことがないが、ピアノの音がLPで聞くリヒテルの音とかなり違って聞こえたのはホールのせいか、ピアノのせいか、特に低い音が違う。B面にマゼールが入っている、そのため焦って早送りでテープを切ってしまった。マゼール指揮クリーブランド管弦楽団(1974年)NHKホールでのライブ録音。曲は「ツアラツストラはかく語りき」、「パリのアメリカ人」、「悪口学校」序曲、「運命の力」序曲。音は鮮明で迫力満点、下手なレコードよりはかなりまし、NHKの録音人は優秀。明日の午後からちび達が来るので今までのような音量では聞けなくなる。

P9300124ツアラツストラはつまらない録音だがティルオイゲンはいい、多分リミッターはかかっていない。ツアラツストラはオケは違うけどNHKホールでの録音の方がはるかにいい。

P9300126 我が家で一番録音のいいツアラツストラ、ティンパニのはじけるような音とオルガンの迫力は「2001年宇宙の旅」を思い出させる。

P9300125今回何十年ぶりに使いました、テープが使えたのには助かりました。白いのがセンシングテープ(確かそう呼んでいました)です。 ハサミも錆が見えます。


今日の3枚

2010-09-29 14:25:53 | オーディオ

今日は午後から家内が帰ってきたので音量を絞って今は聞いている。午前中に聞いたLP、カラヤン指揮ベルリンフィルのチャイコフスキー交響曲第5番、このレコードは同じベルリンフィルでカラヤンが振った同じ曲がエンジェル盤である、暇なときに聞き比べてみたいが今はデーターベースを作らなければならない。次はノイマン指揮チェコフィルハーモニーのシューベルト交響曲第8番と第3番、8番は何枚かあるが3番は最初の1枚、あと1番と7番がそろえば全曲揃うことになる。最後にストラヴィンスキーのペトルーシュカ、コリン、デイヴィスしきアムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団今日聞いた3枚の内で一番録音がいい特に打楽器のアタック音、大太鼓の音はカートリッジの性能を試すのにいい又ダイナミックレンジが広いので装置のテストにもいい。

P9290121エンジェル盤とどう違うのか興味がある。ムラヴィンスキーもいいけどカラヤンもなかなかいい。

P9290122 録音も演奏もいい、3番は初めて聞いたが印象的な主題でいい曲だった。

P9290123今日聞いたLPの内で一番よかった。装置のテスト様でも充分に通用する、昨日の45回転よりはこちらの方がDレンジが広い。


45回転LP昔と最近

2010-09-28 14:53:36 | オーディオ

今日も変わらず輸入盤を聞く、ブラームスのピアノ協奏曲第1番OP15、セル指揮クリーブランド管弦楽団、ピアノはレオン、フライシャーとゆう人もちろんモノラル。その時代なりの音、印象は頭の中を音が素どうりしてこれといった印象が残らなかった。この間からモノレコードを聞きすぎたせいか、目の覚めるような録音と思って45回転レコードを聞くことにした。サバリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団、表題がマドンナの宝石とゆう2枚組のLP、歌劇「サンバ」序曲pppでの大太鼓又大太鼓の空気感はさすがとゆう感じ、しかし聴き進むにつれ何かが足らない、特に「天国と地獄」の最初のへんにトライアングルがpppで鳴るが音が変、おかしい。その昔買った45回転のLPを引っ張り出して聞いてみる、曲は違うがこちらの方が音楽になっている、曲に引き込まれる。マドンナは聞き始めはすごいと思ったが聞き進むとつまらない、一つ一つの音はなるほどと思わせるがはたしてこれが演奏会の音なのかと思ってしまった。多分音の情報は非常に少ないそのため一つの楽器の音はよく聞こえるが全体の音がつまらない。45回転をかけるときは録音レベルが高いのでプリアンプのVRを少し下げるそのため普段聞く音量で聞く、そのため装置全体の増幅度が下がる、Dレンジも小さくなる、33回転とほとんど一緒な音量。大分前友人からゲイリーカーの重量盤LP借りて聞いたことがあるが、コントラバスの中に頭を突っ込んで聞いているような感じであまり好きにならなかった。

P9280118 輸入盤モノレコード、それなりの音

P9280119 中の説明ほど大したことはない、録音技師がいじくっている、音を聞くにはいいが音楽にならない。マルチマイク録音よりワンポイントマイク録音でアナログ録音していたら奥行き、広がり、一番大事なハーモニーもとれてよかったではないか?。

P9280120 1968頃の45回転、ビゼーのアルルの女、マルティノン指揮シカゴ交響楽団、こちらの方が自分はいいと思った。


部屋の外は涼しい

2010-09-27 15:41:04 | オーディオ

 

部屋から出たらなんと涼しい、さすがに10台の真空管アンプは暑いそれでも真冬はストーブをつける又扇風機も1年中稼働。この間から輸入盤を聞いていて少し疲れた、かなり古いLPのせいでfレンジも狭い又モノラルが多い、ジャケットもボロボロ、中古とゆうより骨董LPといった方がいい位のLPもある。ただ今まで聞いたことのない演奏が聴けるのはいい。もうすぐ孫たちが来るので音量を遠慮なしに上げて聞けるのは今の内、来たらヘッドフォンの使用が多くなる。ヘッドフォンで古いLPは長時間聞けない、頭がおかしくなる。

P9270115ブラームス「ドイツレクイエム」とマーラー「亡き子をしのぶ歌」ベルリンフィル指揮ケンペ、モノラル、オートチェンジャー用fレンジが狭い、いかにも昔の音とゆう感じ。箱のふたが破れていたのでガムテープで補修(上の方)。

P9270116今日聞いた唯一ステレオ盤ワーグナー序曲集ワルター指揮コロンビア交響楽団、マーラーの1番のような録音かと期待したが期待外れ。

P9270117ラフマニノフ合唱交響曲「鐘」OP35と交響詩「死の島」OP29、オーマンディー指揮フィラディアフィル交響楽団。時代を感じるジャケット表紙の絵は印刷した紙が貼ってある、打ち袋の絵はレコードの取り扱い方と針のおおよその寿命が書いてある、それによると鉄針は20時間サファイヤ針は65時間ダイヤ針は800時間と書いてある。


今日も輸入盤「カルメン」モノラル他

2010-09-26 16:07:42 | オーディオ

今日もまた輸入盤を聞く午前中カルメン午後からシューベルト弦楽四重奏とハイドンのミサ曲まずビゼーの「カルメン」モノラル録音でしかもオートチェンジャー用LPオペラコミック管弦楽団、指揮はアルバートウオルフとゆう人、カルメンをスザンヌジョイヨルとゆう人何もかも初めて、聞いていて「カルメン」てこんなにトライアングルが活躍したのかと思ったのが第一印象。ジョイヨルとゆう歌手は雰囲気がカラスによく似ているがカラスほどどすの利いた声ではない、録音は周波数帯域は狭いがダイナミックレンジは広い、fffでもオケも声も潰れないいい録音だけど半面ずつ取り換えるのが面倒。この「カルメン」で装置のチェックもできた全部の音が中央で聞こえる、目をつむって両目の間隔内で聞こえればほぼレベルがそろっている(我が家のSPの間隔で)。次にシューベルトの弦楽四重奏第14番と12番メロス四重奏団、若干楽器の間隔が狭いように聞こえるが許容範囲、音は鮮明。最後にハイドンのミサ曲第2番と第1番ミサブレヴィス、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊。オルガンの最高音なんとも言えないきれいな音、ppの高音気持ちが洗われる。それと最近2,3日前から中高音アンプの調子が悪くなったとゆうのはSW、ONで球が温まってくるとかすかにジーとゆう音がする。ほぼ原因はわかったがまだいじくることはしない。2A3の右端の球を指で軽く押すときれいに止まる、多分リユースのソケットを使用しているのが原因かも、温まってヒーターピンの接触でハムバランスが狂って雑音が出るのでは、そのため少し動くとバランスが元に戻って雑音がなくなる。ただこれは想像。

P9260112 モノラルだが録音はいい、容れ物もしっかりしている、箱と蓋になっている。

P9260113録音もいいが「死と乙女」は改めて好きになるような演奏。

P9260114 めったにない少し痛んでいたLPだがオルガンのppの高音は本当にきれい。癒されます。