何十年ぶりにテープをつないだとゆうのは輸入盤のマゼール指揮フィルハーモニー管弦楽団の「ツアラツストラはかく語りき」を聞いて音に勢いがないこんなものだったのかと他に誰のものがあるか調べたら、同じマゼールのNHKホールのライブ録音がテープにあることに気が付き、テープを聞くことにした。その時ミスでテープを切ってしまったそのために何十年ぶりにテープをつなぐことになった、心配はテープをつなぐ粘着テープが使えるか、やってみたらなんとか使えそうなのでつないでライブ録音を聞いた。やはり音が全然違う音の勢いが違う、輸入盤はどうもリミッターが効いているようだそのために音の勢いがなくなってしまったようだ、もう一枚あるメータ指揮ロスアンジェルスフィルはこの一曲で1枚なのにマゼール盤はこの曲ともう一曲「ティルオイゲンシュピーゲルのいたずら」が入っている、そのためリミッターをかけているらしいそのために音自体がつまらない(詰め込みすぎはLPでもCDでもダメ)。テープのA面には同じNHKホール(1974年)でのリヒテルのベートーベンピアノソナタ第32番、六つのパガテル第1番、30番、31番と入っている。最初の2曲は6月23日エアーチェック、後の2曲は24日エアーチェックと録音した日が違う、最初の2曲は録音レベルを間違えていたのかレベルが低いそのためリヒテルらしくない音、後の2曲はリヒテルらしい力の入った素晴らしい演奏、NHKホールには入ったことがないが、ピアノの音がLPで聞くリヒテルの音とかなり違って聞こえたのはホールのせいか、ピアノのせいか、特に低い音が違う。B面にマゼールが入っている、そのため焦って早送りでテープを切ってしまった。マゼール指揮クリーブランド管弦楽団(1974年)NHKホールでのライブ録音。曲は「ツアラツストラはかく語りき」、「パリのアメリカ人」、「悪口学校」序曲、「運命の力」序曲。音は鮮明で迫力満点、下手なレコードよりはかなりまし、NHKの録音人は優秀。明日の午後からちび達が来るので今までのような音量では聞けなくなる。
ツアラツストラはつまらない録音だがティルオイゲンはいい、多分リミッターはかかっていない。ツアラツストラはオケは違うけどNHKホールでの録音の方がはるかにいい。
我が家で一番録音のいいツアラツストラ、ティンパニのはじけるような音とオルガンの迫力は「2001年宇宙の旅」を思い出させる。
今回何十年ぶりに使いました、テープが使えたのには助かりました。白いのがセンシングテープ(確かそう呼んでいました)です。 ハサミも錆が見えます。