ごきげんよう六華姫

六華時々ごん太byごんママ

前提疾患

2023年08月06日 | Weblog
6月18日、晩ご飯を食べて、いつものようにリビングを
歩いていた六華が、突然右側に大きく傾いて歩き始めました。
ごんパパと「えっ!何これ!!!」と驚きました。
耳に虫でも入ったのかな?と懐中電灯で耳の中を照らしたり、
酸性水でしぼったガーゼで拭いてあげましたが、まったく関係ないようでした。
そうこうしているうちに寝てしまって、夜中も起きることなく
朝までぐっすり寝て、朝になったら傾きはとれていました。
ただ、何か嫌な予感がして、すぐに病院に行きました。

すると、案の定悪い予感は的中して、前提疾患と診断されました。
先生からはしっかりご飯をあげて、体重を落とさないようにしてください
と言われ、ステロイドと抗生剤で様子を見ることになりました。

この時はまだ元気だったのですが、翌日、翌々日とだんだん食べなくなり、
4日目には本当に何も口にしてくれなくなりました。
困り果てて、食事指導の資格をもっていらっしゃる
マッサージの先生に連絡しました。
獣医さんが人間のものでも何でもいいから
とにかく食べさせてと言うと伝えると、
「殺す気か!」と驚かれていました。
「前提疾患は強烈なめまいがしているので、そんな状態で無理に食べさせたら吐きます。」
「大切なことは食べさせることでゃなく、その逆でとにかく消化を軽くして
体を保つためのエネルギーをとっておくことです。」と教えて下さいました。

「白かゆ、さつまいものペーストくらいにして、食べなければ連絡下さい。」と
言ってもらい、どれだけ心丈夫だったことでしょう。

腰は温めて、頭を冷やすと楽になるそうです。




この頃の六華は、とにかくタオルを持って追いかけないといけないくらい
よだれがすごくて、常に息が荒く、食べたい気持ちはあるけど
受付けない感じでした。
体重も1週間で2kgも落ちてしまいました。

マッサージの先生に連絡をもらってから、夜、スーパーに
さつま芋を買いに行きました。
茹でてお湯でゆるめたペーストにしたら
美味しそうに食べてくれて、涙が出そうでした。

その週がちょうどマッサージの予約の日だったので、
先生から食事アドバイスに切り替えましょうと言ってもらえました。

そこで勉強して、本当に目からうろこのお話ばかりでした。


最新の血液検査の結果を見せたら、
肝臓に石が少しあることからALTの数値が高いので、
徹底的に肝臓のケアをする食事を教えて下さいました。

肝臓に負担がかかるのは、四つ足動物のお肉だそうです。
なので、鶏肉や卵はOKです。
主になる栄養素は今は炭水化物で摂りますと教えてくれました。
白米が一番優れているそうですが、六華はお粥が嫌いなんです。

「調理法も茹でるのが一番で、焼くなら素焼き、食べなくて仕方なく
炒めるなら少量の質の良いオイルで。
今まで冷ましてから入れていた亜麻仁油などの追い油はしばらくはだめ。」

「鶏ささみ又はムネ肉、白米、生トマト、ショウガ、チンゲン菜、しめじ、キャベツ、ハチミツは絶対毎日上げて下さい。」
「腸内環境をベストにしたいので、いろんな飼い主さんからのお話で、”ヤクルトBL整腸薬”
が一番犬の体に合っていると聞きました。六華ちゃんで最初は1/3包、3日目以降からは1/2包
で毎食事にふりかけてください。」

「赤ちゃん用のおやつなど、質の良いものがあるので、
選んで食べさせてあげても大丈夫です。食欲がない時は
ちょっと質のいいカステラ、プリンをあげて下さい。」

「部屋の温度は25℃を必ずキープして、お腹だけ冷やさないように
赤ちゃん用の腹巻をしてあげて下さい。」

など、本当に即役に立つアドバイスを頂き、
さっそく帰りにスーパー、薬局、、西松屋へ行きました。

2件目の薬局で…あった!あった!




しかも、西松屋様様で、とても良いお助け食材とおやつが
ありました。










米粉のパンケーキミックス、本当に助かります。
お粥を食べないので、お米はパンケーキで摂ることにしました。



一度に5枚ほど焼けるので、冷凍保存出来て便利です。
ハチミツをかけたら美味しそうにペロッと食べます。





甘酒もとても良いらしく、こんなのも買いました。





2週間目、本当によく食べるようになってくれて、
体重も下げ止まりでそれ以上痩せていかないので
先生は大丈夫と言ってくれました。
逆に、無理に体重を戻そうとしないことと言われました。

なかなか獣医さんではここまでの指導を期待するのは
難しいですが、今回は食事アドバイスができる先生のおかげで
一山越えることができました。

この後、まだまだ一波乱あるのですが、
ひとまず前提疾患は落ち着きました。
なかなかやっかいな病気ですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする