風と光とわたくしと

自然、植物、伝統文化、社会問題などを、写真を多く取り入れて、感じた事に光をあて風のように自由に書いてみます。

鮭の遡上

2011年11月30日 18時19分38秒 | 自然
北海道だけでなくあちこちの川で鮭の遡上がみられるようになっていという事はニュースで知っていました。関東地方では利根川では年々遡上してくる鮭が増えて、今年は相当な数にのぼったとの事で、うれしいニュースです。

今日、聞いた話では柏市を流れる利根川の支流にも鮭がのぼってくるそうですが、それより驚いたのは八千代市から千葉市を通って東京湾に流れている花見川という川がありますが、この川でも東京湾から鮭がのぼって来る事が確認されているというのです。

花見川という川は短い川ですが、印旛沼が入り込んでいる支流のような流れがあって、八千代では新川と言っていますが、その新川をせき止めて、それを東京湾に流すようにした川が新川なのです。

おそらく江戸時代までは印旛沼は大雨の度に氾濫をおこし、農地を流してしまったのでしょう。それを干拓によって広い農地を確保する時に堰をつくったのではないでしょうか。
丁度八千代周辺は成田街道が分水嶺を上を通っていますので、この堰も成田街道に面してあります。左が新川で印旛沼へ水が流れ、右は花見川で東京湾へと流れているという、ちょっと面白い場所なのです。

遡上してきた鮭は、この堰から上には上れませんから、私にこの話をしてくれた人は堰の一部を水流を流し、鮭がそこを通って新川に遡上出来るようにすれば良いのに、とい言っていました。

ちなみに新川はかなり有名な釣りのスポットなのだそうです。
そして花見川はというと、川の名前より今では千葉市花見川区の方が名が通ってしまっているようです。

写真は鮭とは関係ないのですが、お向かいのお宅のカエデです。
カエデは陽が当たると素晴らしい色になりますね。



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