グリーンネックレスに花が咲く

植物に余り興味の無い方には馴染みが無いのですが、多肉植物の仲間でグリーンネックレスという緑色の玉っころがつながって垂れ下がっている植物があります。

それに花が咲くと言う事を知りませんでした。

私のグリーンネックレスがまん丸ではなく紡錘形のように少し細長いのですが、しばらく前に茎が伸びて蕾のようなものがいくつかついていました。

花が咲くんだ、と思って待っていると最近になって白い花が開き始めました。




この時はまだ蕾です



地味ですがかわいい花でした

老爺柿

都市部では余り柿の木もみられなくなりましたが、山里ではほとんどの家に植えられています。
甘柿はそのまま食べますが、渋柿を吊して渋抜きをしている光景はいかにも初冬の風物詩とでもいうところでしょう。

農道を走っているとカラスが柿を失敬して群れでついばんでいます。

写真の柿は超ミニチュアの「老爺柿（ろうやがき）」と言います。
盆栽でよく見られるものですが、原産地は中国だそうです。

可愛らしくて、いかにも秋を代表する盆栽ですが、なかなか大きくするのは大変のようです。

昔ながらの金物店にあったので、撮らせてもらいました。
このお店には古い農具、数種の竹で作ったいろいろの籠などがあって、とても面白いです。

竹箒を買いに寄ったのですが、またぜひ来たいお店です。
昔は荒物屋さんといってましたね。

山は雪

山里に秋の雨がしとしと降ると山は雪です。

気温がそれほど寒くはなくても日差しのない日はいかにも寒々しい感じですが、すっぽり雲に覆われた山は雪が降っています。

雨の翌日、晴れわたった空の下に、雲が取れるとは真っ白な山々が現れます。

写真は八ヶ岳です。南アルプスも真っ白でした。

北国では平地でも雪が降り、本格的な寒い冬の季節が始まっていることでしょう。

今年の冬はどんな冬になることでしょう。

山梨の人々はこの間みたいになると嫌ね～～と挨拶代わりに言っています。

冬の花火

全国でも珍しい１１月に行われる煙火大会が長野市であります。えびす講煙火大会というのだそうです。

長野市在住の友人の新居で、まずはホームコンサート、その後お嬢さん手作りのお料理をいただきながら花火を居間の正面に見ながらゆっくりおしゃべり、というとても贅沢な一時を過ごしてきました。

花火大会は明治３２年から行われているという歴史のある大会で、しかも全国の花火師さんが一堂に会して行われるという由緒も迫力もあるものだそうです。

今年はこの季節にしては暖かく、ベランダに出ていても冷える事もなく、花火を堪能して来ました。

ヒメシャラが・・・大きくなったらどうしよう！！

庭に好んで植栽される木にナツツバキの木がありますが、このナツツバキに似ている木でヒメシャラという木があります。

ツバキ科ナツツバキ属と言う事ですが、葉も花もよく似ていますが、ナツツバキより小振りな花です。大きく違うところはナツツバキより木肌が赤みを帯びているところでしょうか。

ネットで調べると《神奈川県から和歌山県までの本州太平洋側、四国南部、九州、屋久島に分布する日本特産種》とあります。

実は伊豆の家の庭にヒメシャラの大きな木があり、その下には実生のかわいい木がたくさん出ています。
ところがネットには書いてありませんが、伊豆ではある一定の標高の所でしか育ち難いと言われています。

ですから移植をしてもなかなか活着しないのだそうです。

それでも我が家の庭に植えてみたいと数年前に割り箸ほどの太さの実生を１本移植しました。

すっかり忘れていたのですが、昨日久しぶりに見るとかなり太くなって、しっかりと根付いていました。うれしかったですが、咄嗟に「ここで大きくなったらどうしよう！！」と思いました。

根付くかどうか判らなかったので、適当な所に植えていたのです。
ですからこの場所で大木になると大変なのです。なにしろ一応「高木」ですから１０メートル以上にはなってしまいます。
それはえらいことです。

幼木のうちはあまり赤みがない木肌もはっきりとヒメシャラの木肌になっていました。

この赤みを帯びた木肌は林の中にあっても辺りの雰囲気を明るくするほど目立つのです。
まだまだ細いですが、もっと育ってくれるといいな、と思っています。

ナツツバキより大分小さい花ですが、早く花が見たいものです。

まだ先の話ですけれど・・・。








粗末にしてしまって罰が当たりそうな石仏が傍にあります。




これはネットからお借りしたヒメシャラの林です。