北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

半年間で2回も電源ショートとは・・・

2017-02-18 | 志賀原発
日付が替わったので昨日の朝になるが、志賀原発で火災が発生(こちら)。
火災自体はまもなく消され、大きな被害もなかったようだが、呆れるというか、心底不安になるというか、おそらく原子力規制委員会でももういい加減にしてくれという感覚で受け止めているのではないだろうか。

昨年9月の雨水流入による地絡、短絡事故。
そのまま雨水の流入が続けば核燃料がある原発で、安全機能喪失の可能性があったというとんでもない深刻な事故だ。

今回は協力会社のプレハブの建物のウォーターサーバーのコンセントが原因とのこと(こちら)。雨水流入のような深刻な事故ではないかもしれないが、現場の実態を考えると深刻さはさほど変わらないような気がする。

再発防止策として記載されているのは下記2点。
 ①発電所構内のコンセントへの全ての電源コードについて、過熱するような異常な状態になっていないか確認する。
 ②仮設事務所に火災報知器を設置し、監視を強化する。
要するに過熱するような異常な状態でつないでいたってこと。

コンセントが原因の火災というのはかなり多く、約5年前、珠洲市役所の火災もコンセントのトラッキング現象が原因だった(これが今年最後のお騒がせか -珠洲市庁舎で火災発生-)。

今回はどんな「異常な状態」?
たこ足だったのか、コードをぐるぐる巻きにしてたとか、傷んだコンセントをそのまま使ってたとか?
そこまで知りたい気がする。

いずれにしても半年で2度も一般家庭の防火意識以下の作業現場の実態が明らかに。
こんなお粗末な電気屋さんが核燃料を保管し続けていること自体、県民の危機だ。







1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (wasabi)
2017-02-20 15:58:37
コメント失礼致します。
志賀原発 火災の検索で、お邪魔いたしました。

一般家庭以下の防火意識とは、どの文面を見てのお考えなのでしょうか?
外に放射線の漏れが無かっただけ、良かったですが…

コメントを投稿