羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

べっぴんさん

2017-01-21 20:26:51 | 日記
 一先ずクールダウンのターンに入った。さくらにはゆり、すみれには明美がセコンドについて次のラウンドの互いの出方を伺う状態。ジャズ喫茶ママも、すみれの頭に血が昇ってまともに話すタイミングを逸していたが、ようやく話せていた。明美とママの解決されない家庭の子に対する。距離を置いた優しさは良いね。すみれもようやく憑き物が落ちた顔になった。べっぴんさん業界では何かの拍子に『何か憑いちゃったぞこの人っ?!』になりがちだから、その件で厄を落とすミッションに当たる人物の仕事ぶりは重要なようだ。ゆるのマタニティブルー時は潔はだいぶ手間取っていた。今回はアシスト体制が整っていたから条件さえそろえばクールダウンが比較的スムーズに進んだようだ。それにしてもさくら、五月や君枝や良子の家ではなくゆりの家に転がり込むあたり、自立より不足している甘え足りない想いを補給することを優先したようだ。お子ちゃまですなぁ。ただここまでさくらを詰めたのはやはりここに到るまでのすみれなので、諸々改めて、スパっと落着させてほしいね。

お母さん、娘をやめていいですか?

2017-01-21 20:26:46 | 日記

 美月の自立心の起こりは思ったより早かった(美月への追い込みが思ったより早かった)が、母の娘への支配欲や自己投影だけでは収まり切らない我欲の発露も強力だった。確かにただ単に母が娘に支配的というのはでは薄いし、そこに自己投影を足すだけだと同じような話や設定の人物が他の作品で散々あったから、何か重ねてくると構えてきたが、生身の自分が直にまだ欲しいと思ってるのか。凄いな。モンスターやで。またきっかけとなった松島も結構キてる。一つの奇妙な人間関係の中で三者が自分の自我の根幹にギュギュッと絞られてゆく構図。いいね。加えて、あの人形作家の女が心配してるだけには見えない独特な立ち回り? をしだしたようでもある。これは中々面白いぞ。

ジュウオウジャーVSニンニンジャー 完

2017-01-21 20:26:38 | 日記



 エヴァ&シークレットブーツなギルマーダ。ルンルン時のデザインの絶妙な気持ち悪さには技があった。下半身がキモい。最近のファニー系クリーチャーはどっか気持ち悪いポイントをアクセントに入れる傾向があると思うけど、程好くそこからハミ出してよく見るとキッチリ気持ち悪く仕上がっている。これありきで偽の回想でかなり凶悪なジュウオウジャー達の様子がブラック&コミカルに利いていた。人間サイズの最後の段では尺の都合で? 大和達の最大火力に対して「よしこいっ!」と急に体育部の先輩っぽくなっているのも微笑ましかった。巨大化後、流れでニンニンチームと協力しレジェンドの力も借りていたが、そこまで相手じゃない感じではあったかな? 人間体時からだがニンニンチームの手加減ぷりが激しかったから。ジュウオウジャーは単純に火力不足なんだか。本編でもこれ以上の戦力強化はほぼないんだよなぁ。最終戦キツそうだ。とにかく、今回の劇場版では大和が踏んだり蹴ったりだった。夏映画は物理的にボロボロにされたが、今回はメンタルやられてたね。そして、ちょこっと出たわりにはかなりチートだったキュウレンジャー。それぞれスペック高いが数の暴力だ。これ、毎週一体の怪人を袋叩きにするの? 振り切ってるな。いちいち戦わずに4人くらいで相手の手足を抑えて残りの5人で大技を撃てばすぐ片付きそうだ。「めっちゃラッキーっ!」はラッキーと言いつつ思いっきり物理法則に干渉していてタダ者ではなかった。宇宙を舞台に、大人数でわちゃわちゃ旅する様子何かは楽しそうだ。ただ、途中で予算が尽きて現代の地球に不時着するハメになる可能性も7%くらいはあるかもしれないぜ?