シャーマンキング

アンナがっ！ という件を経て米国へ。序盤の時間経過が実は凄い、という設定もあったり無かったりしつつ、ハオ、相当なもんですな。ポップな作風となると今だとヘイト溜まっちゃいそうだけど時代が違うっ、このまま覇道まっしぐらっ！！

ゴジラSPのゴジラ

ゴジラさんというよりゴジラ現象さんっ！ 初期のブギーポップの敵にこういうのがいた、といってもこの間のリメイクを見てない最近のナウなヤング達には伝わらないじゃろうなぁ・・。

ゴジラSP

終わった・・。色々謎は残る系。顔見せくらいだったけど骨でメカゴジ作るとはっ！ やはり巨大化したペロジャガーの真紅塵結晶化アタックは完全に概念攻撃だったようで世界中一撃解決だった。素体のジェットジャガーは改良しつつゴジラの近くまで運び、ペロ２の方は学習させつつ特異点まで連れてゆくことが肝だった。２者共に人類の味方としての意識を持ってくれてるのが前提だったが。超AIがヴィヴィのアーカイブみたいな結論に達しなくて命拾いだった。初期は不思議怪獣冒険活劇だったが、後半は空想科学理論対話が話の本線となっていた。カラフルな彩色でモブも含め一手間入ったキャラデザが多かった。アラレちゃんキャラは時々出現するが銘はその中でもかなりキュートな造形だった。ユンはまんま銀時だったけどっ。何だかんだで、アニメでのゴジラの可能性を改めて掘り下げた作品だった。そしてVSコング、ようやく公開かぁ、長かった・・。コロナは最初に全国平等に高齢者にワクチン回す、というのもわからんではないが、対応遅くなった状態で都市部感染者を減らすのはちょっと難しいよね。

ヴィヴィ

一先ず描き納めか。初期の異物であるマツモトを冷静に検知しようとする顔や、崩れるビルでの全力ダッシュ、それから歌えなくなった時に２０年掛けて作曲して眠りに就く件の様子何かが特に印象的だった。新しい短髪ヴィヴィも幸せに生きて正しく役目を終えてほしいね。だが何かの拍子に保存されてた旧人格が甦るかもしれないっ。ある日、「私はマツモトZ。未来から来ました。１００年後、人類は生身の身体を棄てて全員AIになり始めてしまいてんやわんやですっ！ 今回はアーカイブもうんざりしているのでこちら側ですっ。これから私が提示するメタシンギュラリティポイントを攻略し・・」みたいなことになってね！

Vivy-Fluorite Eye's Song-

蟹の存在感っ。ヴィヴィ完結。機能停止の様子が皆が思っているよりロボっ娘だったヴィヴィさんっ。そして直接的なラスボスがまさかのナビっ！ ピンポイントで精神詰めてきて一撃でノックダウン寸前だった。確かに旧式にしては初期から饒舌である意味ヴィヴィよりストレートに使命を全うしてきた存在ではあった。事情を了解した上での攻撃の理由がアーカイブとは異質で、同じ使命の別自我として本音をぶちまけていた。一方でエリザベス達もそれぞれ仕事を完遂。マツモトはかなり無双していた。その勢いで最後、アントニオと同じ様にカメラが短髪ヴィヴィにアップになった時に「マツモトだっ！」とドスの効いた声で言ったりしなくてホッとした。特別な個体じゃなくなったヴィヴィに改めて幸せに歌手として生涯を全う（AIにも精神寿命の様な物がある様子だから）してほしいマツモトだった。作詞までして初期化の歌を絶唱したヴィヴィ。長い物語の代弁者として使命を終えていた。最初の人格であるヴィヴィはあそこまで。長い旅が終わった。しかし『ロボっ娘』というカテゴリーがある限り、その時代ごとに様々な物語を背負った鉄の娘達は現れ続けるはず。油断すると１クールに２～３人ロールアウトされてくるから要注意だっ。とにかくヴィヴィ、素敵な歌手で、またナイス鉄拳でした。