羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

手裏剣戦隊ニンニンジャー 1

2015-04-14 20:48:21 | 日記
それぞれ未熟さを克服する為、道場で剣術の稽古に励む一同。風花が小休憩中、天晴にこの間助けてもらった礼を言おうとするが気恥ずかしく「襟乱れてるよ」とごまかしたりもしていた。旋風は稽古中の一同にフワッと近付き過ぎて不意に振るった八雲の剣に当たりそうになって肝を冷やしたりしていたが「前に進もうとする皆の顔を見たら吹っ切れてね」と、これまで覚え損ねた忍術に未練があったが思いを断つことを語った。
また旋風は販促、元意。より実践的な指導を得る為に先輩忍者を講師として招いていた! 天井から現れ名乗ったのは「忍風戦隊ハリケンジャー! ハリケンレッド、椎名鷹介だ」 壁をぐるりと回転させて現れ名乗ったのは「忍者戦隊カクレンジャー! ニンジャレッド、サスケ(猿飛佐助)だ」 レジェンド忍者だ!! ニンニン!
「よろしくお願いします」案外全員礼儀正しく頭を下げた一同だったが、「人に隠れて悪を斬る」「人も知らず、世も知らず、影になりて悪を討つ」とやたら派手な傾向のあるニンニンジャーに苦言する先輩コンビ。ともかく早速忍術の手本を見してもらうことになった。変身して模擬戦を行うサスケと鷹介。サスケは『分け身の術』で実体有り二体に分身し、派手なテロップ? 付きで攻撃! 鷹介を倒してしまった! 倒れた鷹介に驚く一同。小枝で死体? を突つく霞! と側面から鷹介が『空駆けの術』でサスケに斬り掛かった! 死体は人形等を使わない『身代わりの術』だった!
天晴達も実践することになったが風花は頭くらいしか分身できず、霞も分身を長くは維持できなかった。
     2に続く 

手裏剣戦隊ニンニンジャー 2

2015-04-14 20:48:11 | 日記
凪の身代わりの術は藁人形に黄色い布を着せた程度のモノで、八雲の空駆けの術は杖を使った『魔法』だった。忍術でも魔法でも結果は同じだが鷹介に怒られ「Not イーズィだな」とボヤく八雲。天晴はというと身代わりの術がそもそも発動せず、サスケにテロップ? 入りで一撃入れられて昏倒する有り様だった。
十六夜は負傷して機嫌の悪い雷蔵を適当に言い含めて静養させ、終わりの手裏剣に関する好天の「そんな物は持っておらん」という言葉から、最後に終わりの手裏剣を『見た』時のことを思い出していた。
レジェンド達の判定で八雲の総合評価は5段階中3。霞も総得点数は八雲より一点高いが総合して3の評価。風花と凪は2だった。一方天晴は『1』! 「俺、一位だよ!」1が一番いいと思って喜ぶ天晴に八雲達は呆れた。「実践に連れて行けるレベルじゃ無い」「これからもっと厳しくいくからな?」サスケと鷹介に説教される天晴。しかしより厳しく鍛えると言われた天晴は「燃えてきたぁッ!!」と興奮し、サスケ達を困惑させた。
そんな中、十六夜でも雷蔵でもなく、幻月の力で時計から妖怪ウォッチ、元意。猫又が発生した! ガマ銃が騒ぎ、天晴達が急行しようとしたが、天晴だけはサスケ達に押し止められた。「お前は道場に残れ、オン、サル、ニン!」とやや強引にサスケ達は術で天晴の自由を奪い、取りなした八雲達も連れて道場を出て行ってしまった。
時間を操る術で走行車にちょっかいを出して人間を恐れさせていた猫又の元に十六夜が現れ「終わりの手裏剣ってのが欲しいんだけど、できるかい?」と持ち掛け、指示の詳細耳打ちした。そこにサスケ達と八雲達が駆け付けた!
     3に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 3

2015-04-14 20:48:03 | 日記
交戦するが妙に強い猫又! 十六夜まで介入し、猫又に「肉球ボンバー!」という見も蓋も無いネーミングの技を喰らい、ふっ飛ばされる一同! 怯んだ隙に猫又は過去への扉を開き、10年前の世界へ飛ぼうとした! サスケと鷹介は対応しようとしたが、そこへ道場から抜け出してきた天晴が突っ込んできた!! 「うおぉぉーッ!!!」猫又を追って過去へ飛んでしまう天晴! 時の扉は閉じた!! 「行かせてしまった」「救えなかったのか」悔恨の表情のサスケ達。「天晴は過去に、そこで死ぬんだ」「ええ?!」サスケの言葉に驚く一同!
サスケ達の話によれば10年前、突然現れた猫又は忍者という忍者を襲って回った! 対向すべく手を組んだサスケと鷹介が猫又に挑み、苦戦しているとどこからともなく天晴が現れ介入! 元の世界に帰ろうとする猫又に掴み掛かった! 「妖怪最強の猫又様を舐めるな!」天晴を振りほどき『肉球ボンバー』で天晴を爆散させる猫又! 爆炎の中、猫又は元の時代へ帰って行った。
苦汁の表情のサスケ達。「そんな、お兄ちゃん。信じられないよ」膝を着く風花。「信じなくてもいいんじゃないか、風花。勝ち逃げされたまま死んでもらっちゃ困る。俺は信じない!」八雲は言った。ここで過去から猫又が戻ってきて、過去から持ってきた小箱を雑兵に渡した。
「妖怪! 天ちゃんをどおした?!」詰問する凪。「ああ? あの赤い忍者なら過去で倒してやったぞ?」事も無げな猫又。「俺は信じない!」ムキになる八雲。「そうです、妖怪の言うことなんて!」霞は言いながらも忍者一番刀を構えた。「ゲーラゲラゲラ!! お前ら忍者何て妖怪の足元にも及ばないのだ! お前達」後ろの時の扉を開けたまま、やたら饒舌な猫又。その後ろから!
     4に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 4

2015-04-14 20:47:54 | 日記
後ろの時の扉から出てきた天晴が猫又を蹴り飛ばした! 「でぇッ?!」倒れる猫又!「じゃーん」呑気のピースして倒れた猫又を踏んで、八雲達の所へ戻る天晴。「お兄ちゃん!」「死んでなかったのか?」サスケに問われると咄嗟に習った身代わりの術を使い難を逃れ、爆炎に紛れ閉じる時の扉に滑り込んだのだった! 「全くできていなかったじゃなおか!」苦笑する鷹介とサスケ。「俺、本番に強いタイプだから!」豪語する天晴を二人のレジェンドは見ていた。
空気を読んでようやく起き上がった猫又。「よし、ケリを着けるぞ!」天晴達は揃い踏みし、改めてニンニンジャーとハリケンジャーとカクレンジャーに変身した! 「忍なれども忍ばない!」「だから忍べよ!」「忍ぶどころか! 暴れるぜ!!」サスケと鷹介に突っ込まれつつ背景を爆発させ、ポーズを決める新旧忍者戦隊達!!
猫又に突っ込む天晴達!「行くか!」「ああ。行くぜ、成敗!」サスケ達も突貫! 「オン、サル、ニン!火炎つむじの術!!」サスケは炎の烈風を起こし、猫又を上空に打ち上げた! 「超忍法、乱舞三重翔!」空中で猫又を激しく斬り伏せる鷹介! 地上に叩き付けられた猫又は驚愕した!「過去で戦った時より強いだと?!」苦し紛れに肉球ボンバーを放つが見切った天晴に弾を両断され、八雲達の『後ろから狙撃』、サスケの『満月斬り』、鷹介『疾風斬』で大ダメージを受けた猫又! 止めは天晴の『忍者一閃』で撃破された!!!
十六夜は猫又が持ってきた小箱を開けたが中身はなぜかサスケの手裏剣だった。「あの馬鹿猫ッ、使えない奴だ!」十六夜が苛ついているとサスケ達と天晴が駆け付けた!
     5に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 5

2015-04-14 20:47:45 | 日記
「こいつはヘボ手裏剣だ」十六夜はサスケ手裏剣を投げ捨てた。「それ、俺のじゃね?!」あまりの扱いにガックリするサスケ。十六夜はデーボス、元意。ガシャドクロを呼び出し、「じゃあねニンニンジャー、『先輩達』せい、バイバイ」十六夜は去った。
ガシャドクロはサスケと鷹介が認めてくれたことで出現した技忍手裏剣の力でサクッと倒された! 戦闘後、サスケと鷹介の無く、風のように去っていた。天晴達が一先ず認めてもらったと納得していると風花は思い立ち、「ありがとう」と言いそびれていた礼を伝えたが、主語が無く「は? 何が?」天晴はよくわからず。風花が「別に!」と照れて逃げるので兄妹で追い駆けっこになった。微笑ましい様子をサスケ達が遠くから「忍なのに忍ばない」「そんな忍者がいてもいいのかもな」等と見ていたが、「お前達もそうだったろ?」と後ろからレジェンド戦士、ゴレンジャーのアカレンジャーが好天を伴ってが現れると「え? そうでしたっけ?」と急に低姿勢になるサスケ。「すまんなぁ、孫達が強くなるまで今暫し辛抱そてやってくれ」好天は頭を下げた。「当然だ。我々はこうやって、今までいくつものスーパー戦隊を見守ってきたのだからな」レジェンド、アカレンジャーは語るのであった。
・・・十六夜は完全に裏切り忍者だなこれは。
レジェンドの力加減は往年のファンがムッとするか「まあ、こんなもんじゃろ」と容認するか中間くらいな感じか? 多数派の意見がどうなのかは分からん。
凪がちょっと地味だからもう少し何か足してやってもいい気はしてきた。戦闘でちょこっと活躍するくらいだもんな。