元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

出世したい!――今の部署で成果を上げて道が開けた!!(体験談)

2021-03-24 00:59:36 | 日記

http://voicee.jp/2015032010866  より転載

昇進した途端に仕事で挫折

私は、専門学校を卒業後、公務員となりました。就職して間もなくのころ、幸福の科学の信者になった私は、仕事を通じて社会に貢献したいという情熱を持って、懸命に仕事に取り組んでいました。

そうした仕事への熱意と実績が認められ、当時の上司から「幹部候補生選抜の試験があるから受けてみないか」と勧められました。

仕事の合間に勉強を続けた結果、数十倍の難関を突破して試験に合格。研修期間を経て、総務部の配属に。私はやる気満々で新しい仕事にかかりました。

ところが、今までいた部署とは全く違う仕事に戸惑うばかり。おまけに、選抜試験合格者ということで、周りも私に厳しく接し、「仕事のやり方は自分で調べるのが基本」と突き放されます。できないことをただ指摘され、怒られ続けました。

「あの仕事はどこまで進んでいる?どうしてやってないんだ!」

上司の容赦ない叱責が飛んできます。

新しい部署に移ってからというもの、毎日毎日、上司に怒られない日はありません。

私の仕事が滞ると他部署の仕事も遅れ、苦情もどんどん増えていきます。「お前が来て、総務部は悪くなる一方だ」と面と向かって言われたこともあります。毎日が苦痛で、「元の部署に戻してください」という言葉が何度出かかったか分かりません。

そんな逆境の中でも、私は、より昇進の道が開ける内部試験を受け続けていました。


分不相応な欲が失敗のパターンだった

ある日、上司に呼び出されました。私の作成した報告書の資料が、上下逆になっていたのです。

「お前は一体どういうつもりで昇進を目指しているんだ!上を目指せば、もっと仕事が厳しくなるんだぞ。今の仕事がまともに出来ないのに、何を考えているんだ!」

私はハッとしました。

新しい部署に異動してからというもの、上司から毎日叱られて、劣等感と惨めさで一杯でした。その傷を、分不相応な昇進を目指すことで埋めようとしていたことに気がついたからです。昇進することで、自分の力を示し、叱責した上司たちを見返してやろうと思っていたのです。

私は、過去にも同じような失敗をしたことを思い出しました。

高校時代、体調を崩したため、思うように勉強できず、成績は学年で最下位を争うまでに下がりました。その惨めさを埋めようと、自分の成績とはかけ離れた一流大学を目指して二年の浪人生活を送りましたが、結局失敗に終わったのです。


成功のパターンを学んで実践しはじめた

失敗のパターンを繰り返していることに気づいた私は、分不相応な出世欲を捨て、今の部署で成果を上げる努力をしようと決意しました。

『奇跡の法』第1章「運命を逆転させる法」に説かれている「『人生を変えたい』と思うならば、積極的に努力して、自分と違う考え方や行動のパターンを身に着ける必要があります」という教えを、徹底的に実践しようと思いました。

まず、以前から「仕事ができるな」と思っていた上司や先輩を理想像としました。そして、自分の仕事の進め方と何が違うのか、考え方や行動のパターンを徹底的に研究しました。

すると、仕事のできる方は例外なく、今日やること、数日後までにやることを、スケジュール帳に書き込んで管理していることに気づきました。それに比べて私は毎朝、机に山積みにされている書類を見ながら「今日は何をしたらいいのだろうか」と呆然としていました。

そこで「この仕事は、いつまでにやらなくてはいけないのか」「どの仕事を優先的に行うべきか」をはっきりさせ、段取りよく進めていくようにしました。

また私は、仕事の中心概念を掴んでおらず、自分の担当の仕事に関して、上司から質問されても答えられませんでした。そこで、仕事に関係する法律や規則を学び、仕事のポイントを明らかにするようにしました。

こうして、一つひとつ丁寧に真似をしていきました。

心を入れ替えて、努力を始めてから約半年ほど経ったあるとき、先輩の急な異動で、2人分の仕事を任されることになりました。以前の自分であれば、とてもこなせなかった量です。それを何とかやり切れたことに、自分でも驚きました。

「一人減っても仕事が回るのは、君のおかげだ。君は部署の要だ」

上司から今までとは正反対の評価をいただくようになりました。


職場や社会の発展に貢献していこうと決意

自信がついてくるにつれて異常なまでの出世欲は消え、代わりに部署の成果に貢献したいという気持ちが出てきました。すると不思議なことに、今までは仕事を教えてくれなかった周りの人が、サポートしてくれるようになったのです。

そして1年後。役職者として部下の指導を任される立場になりました。

「認められたい」とあがいていたころは、決して逆境から抜け出すことはできませんでした。しかし、欲を捨て、与えられた環境で精一杯努力をしようという思いに切り換えた時、道が開けてきたのです。

私は今、実感しています。仏の念いによってつくられた世界にあって、逆境ばかりが現れるのは、仏の念いとは一致しない願いを持っているからだと。自分の利益のことばかりを考えていては、決して逆境から抜け出せないことを。

逆境は確かに苦しいものでした。しかし、その中で私は心の過ちと向きあい、心の糧を得ることができたのです。この学びを大切にして、これからも職場や社会の発展に貢献していこうと決意しています。


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