元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

宗教立国は金融大国!? 資本主義の限界を突破する宗教の繁栄

2016-10-26 14:28:39 | 日記

宗教立国は金融大国!? 資本主義の限界を突破する宗教の繁栄
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12127

近年、資本主義の限界を指摘する本が多く発刊されている。

『資本主義の終焉と歴史の危機』『資本主義の限界』『資本主義を超える マルクス理論入門』など数知れず。

特に、2008年のリーマン・ショック以降は、資本主義国のアメリカやヨーロッパなどの信用がガタ落ち、資本主義自体を否定的に見る風潮が強まった。この流れは、「社会保障を充実させよ!」という左翼的な風潮を加速させ、各国首脳の頭を悩ませている。

こうした資本主義を否定する流れについてどう見るべきだろうか。

江戸時代、財政破たん状態にあった備中松山藩(現・岡山県)を見事に立て直した山田方谷の霊言をもとに、新しい経済について考えてみたい。


◎「未来経済は宗教からできる」

日本史史上、歴代ナンバー1の財政再建の実績を持つ山田方谷の霊は、行き詰まりを見せる日本の資本主義について、こう語っている。

「九〇年代に信用創造は失敗したけど、もう一回新しい信用創造を、もし君たちが発明できれば、未来経済は出来上がるなあ。(声を潜めて)だから、『宗教』だよ、君。これは宗教だよ。新しい信用のもとは、ここにあるんだよ。幸福の科学っていうのは、『三千年続く』って言ってんだろ?だから、信用のもとじゃないですか。三千年続くものがあるんだったら、これはいいわなあ」(『財政再建論 山田方谷ならどうするか』)

山田方谷の霊は、「未来経済は宗教からできる」と語るが、この意味するところは何なのだろうか。実は、それを理解するヒントが、イスラム教にあった。


◎信用取引で「商業帝国」が出現
 
(CAP)アッバース朝の支配領域(画像はWikipediaより)。

現在の中東諸国には、資本主義の価値観を排除し、経済的発展が遅れているとのイメージが付きまとう。だが、歴史を振り返ると、資本主義の萌芽とも言える先進的な発明により、世界をけん引していた時代があった。

その発明こそ、信用をベースにした「為替手形」や「小切手」だった。

8世紀より、イスラム教を国教として、中東地域を支配したアッバース朝。この王朝では、金と銀が流通していたものの、支配領域の拡大に貨幣の流通が追い付かなかった。そこで、貨幣の不足を補うために、「為替手形」などが発行された。

例えば、首都バグダッドの銀行で発行されたものが、アフリカのモロッコでも現金化することができたほどだ。アッバース朝は、そうした新しい経済によって、中東各地に人・モノ・カネを供給し、「商業帝国」を築く。

信用経済の創造は、同じイスラム教徒だからこそ、相手を信用して取引できるという宗教的信条が基盤にあったことは言うまでもない。このほかアッバース朝では、複式簿記や株式会社もつくられ、経済的な隆盛を極めたことで知られている。


宗教が繁栄すれば経済も繁栄する

イスラム文明が生み出した資本主義の原理は、後に、中世の十字軍遠征によってヨーロッパへと伝播し、ヨーロッパ文明の基礎となる。中世以降のヨーロッパの近代化は、イスラム文明からの影響が強く見て取れるのだ。

また、イスラム教徒の商人は、東南アジアにまで貿易の手を広げたことで、現地の人々は次々にイスラム教へと改宗。これが現在、東南アジアにイスラム教国が多く存在する理由の一つとなっている。

世界史を見ると、宗教は、経済と文明の興隆に極めて密接な関係がある。それはつまり、資本主義の精神を包含する宗教が繁栄すれば、その国は大発展を遂げられると、歴史が証明している。

現在の資本主義の行き詰まりは、ある意味で、未来経済を支え得る新しい世界宗教の誕生を求める予兆かもしれない。(山本慧)

【関連書籍】
大川隆法著『財政再建論 山田方谷ならどうするか』幸福の科学出版
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1683

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