「美肌効果」があるとされるコラーゲンが、皮膚にできた傷の修復にかかわる仕組みを、
京都府立大の佐藤健司教授(食品機能学)らのグループが解明した。
コラーゲン摂取後に血中に残る分解物の一部が、傷の修復を助ける細胞の働きを促すと
いい、佐藤教授は「肌荒れ改善などに重要な役割を果たしている可能性が高い」として
いる。コラーゲンの働きの一端が確かめられたのは初めてという。
コラーゲンは皮膚や骨、腱(けん)などに多い繊維状のたんぱく質。
肌の水分量を維持したり、骨密度の低下を抑えたりする効果は、動物実験などでわかって
いたが、その仕組みは未解明だった。
佐藤教授らは、市販のコラーゲンを摂取した人の血中に、コラーゲンに多いアミノ酸・ヒドロ
キシプロリンが結合した化合物が長時間残ることを確認。その機能をマウスの皮膚細胞で
調べたところ、コラーゲンを生み出して傷を修復する線維芽細胞が傷口に集まりやすくなる
ことがわかった。
(2009年2月18日 読売新聞)
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京都府立大の佐藤健司教授(食品機能学)らのグループが解明した。
コラーゲン摂取後に血中に残る分解物の一部が、傷の修復を助ける細胞の働きを促すと
いい、佐藤教授は「肌荒れ改善などに重要な役割を果たしている可能性が高い」として
いる。コラーゲンの働きの一端が確かめられたのは初めてという。
コラーゲンは皮膚や骨、腱(けん)などに多い繊維状のたんぱく質。
肌の水分量を維持したり、骨密度の低下を抑えたりする効果は、動物実験などでわかって
いたが、その仕組みは未解明だった。
佐藤教授らは、市販のコラーゲンを摂取した人の血中に、コラーゲンに多いアミノ酸・ヒドロ
キシプロリンが結合した化合物が長時間残ることを確認。その機能をマウスの皮膚細胞で
調べたところ、コラーゲンを生み出して傷を修復する線維芽細胞が傷口に集まりやすくなる
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