◎ダイエットの強い味方【ヒスチジン】
かつおにたくさん含まれている「ヒスチジン」。必須アミノ酸の一種で、食べると
血管から脳に入ったところで、酵素の働きによりヒスタミンに変わります。
このヒスタミンが満腹中枢を刺激し、「お腹いっぱい」と感じ、食欲を抑えます。
さらにヒスタミンは、交感神経を通じて内臓脂肪を燃焼させて減らすこともわかって
います。かつおのタンパク質に多く含まれるヒスチジンは、加熱によって損なわれる
ことはありません。
水溶性なのでかつお節や、かつおだし、煮汁にも含まれており、余さず頂くのが
お勧めです。その他にもかつおにはDHAやEPAなど、健康によいさまざまな成分
が含まれています。
【かつおのスーパーパワー】
・ヒスチジンで肥満防止
・DHAとEPAで脳を元気に!&血液サラサラなど
・アンセリンで疲労回復!
◎塩かつお
かつおのサクの臭みを消して高級食材に変身させる「塩かつお」のワザがあります。
1.切り身を流水でさっと洗い、ふきとっておく。
これだけで生臭みが軽減されます。
2.粗塩をまんべんなく振りかけて、そのまま10分ほどおく。
切り身から水がしみ出てきます。この時ににおいの成分も一緒に出て行きます。
3.塩を水で洗い流して、水分をふきとれば出来上がり。
※このまま刺身で頂いてもおいしく食べられますが、いろんな料理の材料としても使えます。
◎塩かつおにして一晩おいたものを使った加熱料理
【かつおカレー】
じゃがいもは、3センチメートル角のものと1センチメートル角のものを用意します。
1センチメートル角のものはとろみ付け。
にんじんを油で炒めて、油に色が出てきたら、じゃがいもを加えていため、水を加えます。
煮立ったら塩かつおを丸ごと入れてゆでます。
アクを取り除き、収まったら塩かつおを取り出して、すりこぎや手で細かくちぎります。
再び鍋に戻して、小松菜のみじん切りを加え、カレー粉を加えて煮込めば出来上がり。
【野菜いため】
にんじん・キャベツ・もやし・ピーマンなどの野菜と、塩かつお(塩をしてから一晩置いたもの)を薄切りしたものと一緒にいためます。味付けは、塩かつおの塩味があるため、こしょうを少し加える程度でOK。野菜のうま味が引き立つ味わい深い野菜いためになります。
●切り身!選ぶ極意
◎背側と腹側
かつおのサクには2種類あり、大きく味が違います。それはかつおの「背側」と「腹側」の違いで、棒状になっているのが背側、内臓を抜いた部分が平たくなっているのが腹側です。
腹側の方が脂は乗っています。背側はアッサリしていますが、旨みが多いのが特徴です。
生で食べるには腹側にはにんにくやねぎ、にらなどが、背側はしょうがや和がらしなどが良く合います。また、加熱料理には、うまみの多い背側がお勧めです。
【それぞれにむく薬味と料理法】
<背側>
薬味・・・しょうが、和がらし
料理・・・たたき、カレー、野菜いため
<腹側>
薬味・・・ねぎ、にんにく、にら
料理・・・あえもの、まぜごはん
(2012年5月23日 NHKあさイチ)










