狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

鬼百合(オニユリ)

2008年07月23日 19時42分08秒 | お花に関する日記
本日も倉敷は、快晴でした。


上の写真のお花は、「鬼百合(オニユリ)」です。

ユリ科のユリ属で、
学名は、lilium lancifoliumです。

山野に自生する他のユリに比べて大きくなるので、
「鬼」を冠して「鬼百合」と名付けられたらしいです。

花が下を向いて俯いた姿となる為、
昔は、この姿を「天蓋(てんがい)」に例えて、
「天蓋百合」と呼ばれていました。


鬼百合は、昔、球根の部分を食用にする為、大陸から輸入された花です。
飢饉の時、非常用の食料として、役に立ったそうです。

球根の部分は、少し苦味のある味だそうです。


薬効としては、
リン茎の部分を、湯通しして天日乾燥させ、煎じて飲むと、
滋養強壮や、利尿、咳止め等に効くそうです。
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