笹川良一と文鮮明

誠に仲睦まじそうな、笹川良一と文鮮明。

国際勝共連合を2人で立ち上げた頃。

笹川良一は、「右翼のドン」的に思われていたが、東大名誉教授の佐藤誠三郎によれば、「右翼」ではなく「正翼」。

右とか左とかの偏りがない。保守本道なんじゃないか、と鋭い問題提起をしている。

正翼の男: 戦前の笹川良一語録 佐藤 誠三郎 中央公論新社

文鮮明も、笹川の「正翼」と同様、「頭翼」を標榜していた。右でも左でもない。

だから、ゴルバチョフや、金日成と会談したりしていた。

単なる「勝共」つまり「共」産主義に「勝」つ以上のことを、考えていたのであろうか。

笹川良一については、この『笹川良一研究　異次元からの使者』佐藤誠三郎を読んでほしい。

笹川良一研究: 異次元からの使者 佐藤 誠三郎 中央公論新社

「異次元からの使者」と後世に評されるようになるのは、一つの理想にあらずや。

我が敬愛する松永安左エ門も、その規格外のバイタリティから、「突然変異」とあだ名された。

人間だと思われているうちはまだまだだ、ということであろうか。。笑

日暮れて道遠し、私も頑張る！