さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

堀之内九一郎さん

2005-09-30 23:01:16 | 雑感
 今日、夜、自転車で帰宅中、近所の公園でクズかごをのぞいている人を見かけました。

 私は、思わず、堀之内九一郎さんを思い出してしまいました。堀之内さんてご存知でしょうか。

 かつて「マネーの虎」に出ていた方です。ホームレスから起業し、リサイクル商品販売の㈱生活創庫の社長です。

 以前、堀之内さんの「どん底からの成功法則」というセミナーでお話を聞きました。

 堀之内さんは、9人兄弟の男一人。浜松で運転代行業をしていたとき、夜、ストーブだとかなんだとか粗大ごみが一杯捨てられる場面を何度も目撃したそうです。それで「ゴミ拾い」に興味をもったとのことでした。

 「マネーの虎」に出演していましたが、ギャラはゼロ。

 また、番組では何人も自分の考えた商売を売り込みに出場者がいましたが、ちゃんと商売として残っているのは3・4人しかいないとのこと。

 夢で起こした事業は情熱が湧く。だから続けられる。

 社会が信用する人間性を持っていなければダメだ、ともおっしゃっていました。

 モットーは『陽気に気楽に景気よく』
 
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国の競争力

2005-09-29 23:37:33 | 雑感
 今日29日の日経新聞で、世界経済フォーラムが28日発表した「2005年世界競争力報告」で、日本は昨年の9位から12位に後退した、と出ていました。

 この調査は、3万人の経営者を対象としたアンケートや経済統計に基づいて、各国の競争力を指標化しているようです。

 特に、日本は、「政府債務」は117か国中114位、「財政赤字」は113位で、報告は「世界最悪の諸国に含まれ、財政的節度が欠如している」と指摘しているとのことです。国の家計、気になります。

 では、第1位はどこだと思いますか? 

 フィンランドなのです。フィンランドは、携帯電話、インターネットなどで世界最高のIT大国なんですね。知りませんでした。

 実は、私はフィンランドに関してちょっと思い出があります。 それは、私の高校時代、当時は文通がはやっていて、私はフィンランドの女子学生と文通をしていました。

 最初に、手紙を受け取った時は、それはそれはうれしかったですね。日本以外の人から、手紙が来たんですから。お互い、エアメールに切り抜きとかを入れたりしました。森と湖の印象だったんですが、いまやIT大国なんですね。

 携帯電話でかけるのがやっとの私としては、お恥ずかしい限りです。

 追伸;株が何だか上がっていますね。昨日、公開株で10万円ゲットできました。生命保険料(年払)の支払いがもうすぐなので、それにまわすとしますか・・・。
でも、損した株の損切りは難しいですね。

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「ニート」調査

2005-09-29 00:08:08 | 労働
 昨日27日(火)の読売新聞 県民版に 学校にも行かず、働かず、就職訓練にも参加しない若者「ニート」の実態意識調査が出ていました。

 私も、日頃、就職面談の中で、そうした方とも話しているので興味深かったです。記事の内容をちょっと紹介しますね。

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 調査は今年7月末から9月初めにかけて、インターネットや郵送などを通じて実施。仕事に就いていない県内外の15歳~39歳の男女546人から回答。

☆84%が「就職を希望している」が、実際に就職活動をしている人は41%。

☆就職を希望せず仕事も探していない人は14%。

☆現在の暮らし方では、4人に3人が学校卒業後も親と同居する「パラサイト・シングル」。

☆普段のすごし方(複数回答)は、「家にいる」(77%)、「インターネットを楽しむ」(69%)、「独りで過ごす」(53%)など。

県は、こうした報告を踏まえて、早急にニート就業対策を検討するという。
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 記事は、若者「ニート」としていますが、私の感覚では、中年ニートもかなり深刻だと思います。若者に比べて、中年になれば、年齢のせいで就職自体の難しさが倍加するからです。

 今回の調査で、就職活動をしている人は41%と出ていましたが、活動なくして、就職はありえません。
 
 一人ひとり事情はあるでしょうが、周りが気を使いすぎるのもどうでしょうか。

 私も、失業中、「世間体」がやはり気になりました。家にこもることはありませんでしたが、昼ブラブラ歩くのはちょっと気になりました。家族も、口には出さなかったが、気になっていたと思います。
 
 ニートは家族の問題でもありますね。

 
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離婚時の年金分割

2005-09-27 23:54:02 | 社会保険
 昨日26日(月)の読売新聞に「離婚時の年金分割 2007年度導入」解説記事が出ていました。この改正は、私も何となく気になっていました。

 離婚の状況については、近年、件数が非常に増加しており、結婚件数と比べた離婚件数の割合は、約3分の1程度までになってきているとのことです。

 また、年齢別に離婚件数を見ると、全体的には20歳代後半から30歳代前半にかけての若齢層の占める割合が大きいが、最近では、40歳代から50歳代にかけての中高年齢層における離婚件数の増加が著しいとのことです。(「女性のライフスタイルの変化等に対応した年金の在り方に関する検討会」資料より)

 そんな中、「2007年度まで離婚を待って、年金分割を受けたい」「夫が定年になってから別れたい」・・・こうした相談が、離婚カウンセラーのもとに急増しているとあります。

 新聞記事をちょっと見てみます。
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 2007年度からは、それ以降に離婚する夫婦について、婚姻期間中に2人が払った保険料に対応する厚生年金(報酬比例部分)を分割できるようになる。分割割合は最大で夫婦同額まで。妻が専業主婦(国民年金の第3号被保険者)の場合は、夫の厚生年金の半分までだ。分割割合は夫婦が協議して決めるが、合意できない場合は裁判所が決定する。
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 いずれにしろ、分割の実際は確認した方がよさそうですね。早まって後で後悔するのはつまらないですね、これは、退職も? 株も? 同じ? 。 

 ” だんだんと妻が輝く定年後 ”  (「川柳 定年の胸のうち」より)



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「ねんきんダイヤル」

2005-09-26 23:56:25 | 社会保険
 昨日25日で愛・地球博が閉幕しました。我が家はだれも行きませんでしたが、予想を超える人気だったようですね。さすがトヨタ!といったところなのでしょうか。

 私が行ったことのある博覧会は、中学の修学旅行を兼ねた大阪万博(1970年)だけです。ちょっと寂しい感じです。

 さて、話は変わって、社会保険庁、10月31日から電話をかかりやすくするサービス「ねんきんダイヤル」を始めるとのことです。(9月17日朝日新聞)

社会保険庁のHPには次のように出ています。

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 年金に関する電話でのご相談については、これまで全国23か所の年金電話相談センターまたは社会保険業務センター中央年金相談室の電話番号に電話をおかけいただいておりますが、本年10月 31日(月)から拠点毎の電話番号を2つの全国共通電話番号に集約し、ネットワーク化により効率化を図るサービス(『ねんきんダイヤル』)を開始します。

 全国どこからでも、次の番号におかけください。
○年金請求などの年金相談については、0570-05-1165(イイロウゴ)

○既に年金をお受けになっている方の年金相談については、0570-07-1165(イイロウゴ)

 お客様の通話料金のご負担については、一般固定電話の場合、接続先にかかわらず市内通話料金のみでご利用いただくことができます。

 『ねんきんダイヤル』では、お客様からの電話を全国の年金電話相談センター等のうち、回線の空いているところにおつなぎします。

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 今までは、別々の電話番号で受けていたのが全国共通番号になるわけですね。そして開いている電話に振り分ける「ナビダイヤル」を使い、「いつも話し中」の解消を目指すそうです。

 これすごくいいですね。コールセンターに電話してイラつくのはやはり話し中でつながらないこと。

 私は、時々、証券会社のコールセンターにかけますが、プッシュホンで番号をいろいろ押した上で、話し中で待たされ、あげくにはテープで「改めておかけください」。

 小さな改革かもしれませんが、ナイス改革だと思います。

 さあ、次は、電話相談の対応でしょうか。ポイントは、トヨタではありませんが、たゆまぬ「カイゼン」ですね。
 
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キャリア・アンカー

2005-09-25 22:35:12 | キャリアコンサルティング
 今日25日(日)は、産業カウンセラー講座の日でした。講義内容は、「キャリアカウンセリング」でした。

 講師は、「女性と仕事の未来館」(田町)などでキャリアカウンセラーをされている渋谷武子先生でした。

 このキャリアカウンセリングは、私の現在の仕事でもありますが、渋谷先生が、「履歴書・職務経歴書で応募し、面接を受け、内定をもらった段階で、行くか行くまいか迷っていい。その前に迷う必要はない。『時代のマーケティング』をするためにとにかく応募することです」とおっしゃっていました。

 日頃、私も「まずは応募、気楽に応募」と言っているだけに、やはり同じだな、応募が第一だな、と思いました。逆に言えば、求職の方は、応募の絶対数がどうしても少ないんですね。

 さて、講義の中で、『キャリア・アンカー』という言葉が印象に残りました。ちょっとご紹介したいと思います。

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 これは、エドガー・シャインが提唱した概念です。

 シャインは人生を船旅にたとえ、人はあちらこちらの港に立ち寄りながら長い旅を続ける。ある港に錨(アンカー)を降ろした時、何故かほっとして心が休まるのを感じた。初めて来た港なのに、どういうわけか懐かしい場所にいるような気がする。

 ずーっとここに居たい、ここに来るために人生航路を続けてきたような気さえする。人には、そういう場所がある、それがキャリア・アンカーだと言う。  (「キャリアコンサルタント養成講座 (5)」より)
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 ちょっと、抽象的ですね。人が選択を迫られた時に、最も放棄したがらない欲求・価値観といったもの、つまり「自分のこだわり」といったことのようです。

 このキャリア・アンカーと実際の仕事が一致していれば、それはそれはすばらしい人生の船旅なわけですね。今のあなたはどんな船旅でしょうか? 
 
 
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「離婚します!」にびっくり

2005-09-24 23:22:36 | 雑感
 今日は、台風の影響か、雨模様の1日でした。夜ちょっと外出したのですが、半そでですと寒い感じです。

 このブログを始めてそろそろ2ヶ月です。この間、ブログのお付き合いありがとうございます。

 また、今年も、あと残り3ヶ月ほどなんですね。何となく焦る、人恋しい、温泉に行きたい・・・。

 さて、今、このブログを始めるきっかけとなったセミナーのN先生のブログをみたら、「離婚します!」とタイトルにあるではありませんか。

 離婚自体には別に驚きませんが、それをブログで報告されたことには、驚きました。よく芸能人が、自分のHPで離婚等の報告をする、というのは聞いたことがありますが・・・。

 でも、さすが先生です。「これからの人生、どう転がしていこう。ちょっとワクワクしている。」と書かれています。

 そして、それを見たいろいろな方からの励ましのコメントがありました。

 先日終わったテレビの「電車男」じゃないけど、ネットを通じてのコミュニケーションっていうのも、結構いいものなんですね。

 さあ、私も「開業宣言!」に向けて、頑張りたいと思います。

 
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国勢調査

2005-09-23 21:58:08 | 雑感
 先日、国政調査の用紙がきました。今、ざっと書きましたが、結構面倒ですね。就業関係を特に聞いているように感じましたが。少子高齢化、ニート等の対策が含まれているのでしょうか。

 ちょっと、総務省(統計局)のHPを見ていたら、いろいろ出ていました。

 国勢調査は、英語の Population Census(人口センサス)を、日本語に訳したものだそうです。

 このCensusの語源は、古代ローマにおいて、市民の登録(人口調査) 、財産や所得の評価、税金の査定などを担当する職員をCensorといっていましたが、この職名をラテン語で Censereといい、これが転じてCensusというようになったとのことです。

 それと、私は、「国勢調査」って、“国の勢い”を調べる調査と思っていたら、もともとは違うんですね。「国の情勢」ということなのだそうです。(明治29年(1896年)3月「国勢調査ニ関スル決議」による)
(http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/kouhou/ala/a08.htm)

 でも、“国の勢い”の方が、なんかぴったりしませんか。調査結果は、今年の12月から公表されるということですが、「年はとっても勢いがある」そんな高齢社会がいいですね。
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声と信頼

2005-09-22 23:46:37 | 資金運用
 帰宅してニュースを見たら、「前輪が横を向いたままの飛行機の着陸、そして・・・無事静止!」なにはともあれよかったですね。

 さて、私は、今年に入り、ささやかですが株・外貨預金をやっています。証券会社の担当者のアドバイス?で、株を買ったりしますが、株ですから、上がったり、下がったり、また下がったり・・・。

 先日も、2つの証券会社(O社とS社)の担当者の勧めで、買ったら、すぐ下落。別件の用事もあって、O社・S社に電話したら、O社の担当者は、勧めた株の下落も気にならないのか、大きな声で答えてくれた。

 一方、S社の担当者は、電話口で、小さな声で応答、早く電話を切ろうとしているのが感じられる。

 どうせ、株は自己責任、気にすることはないのに、小さな声で早く電話を切ろうとされると、かえって、私はおもいろくない。

 また、外貨の会社の担当者には、買い増しの資料を請求してから、1ヶ月放っておいて、久しぶりに電話したら怒られた。「資料を請求して、その後何の連絡もないなんて・・・。どうされたのかと思いましたよ、ご病気とか何かあったのではないかとか・・・。お互い、信頼関係でいきましょう。ちょっとでもいいから連絡を・・・」と言われ、私の方が、思わず「すみません」。

 でも、怒られても、ちっとも腹はたたない。株でも外貨でもリスク商品。リスクは承知しているが、だからこそ、担当者が株が下がろうと大きな声で答えてくれたり、また、お互い信頼関係でと注意してくれたりすると、かえって、信頼感が感じられました。

 私も、日頃の求職者との面談の中でも、「声は大きく信頼関係でいこう」と、改めて、自戒したのでした。
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仕方なく?派遣社員

2005-09-21 23:38:23 | 労働
 今日特別国会が開かれました。テレビのニュースでも注目の新人議員を中心に初登院の様子を伝えていました。かなり平均年齢が若返っている感じですね。

 さて、先日、派遣労働者に関する厚生労働省の実態調査が各新聞で紹介されていました(19日付日経等)。

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 この調査は、従業員30人以上の民間事業所(約1万4千)と派遣労働者(約2万5千人)を無作為抽出して実施。

 派遣労働者を使う企業が全体の3割を超えた。また、業種別では、金融・保険業が全体の63.8%に派遣労働者がおり、最も割合が高かった。

 企業側が派遣労働者を使う理由は、「欠員補充など必要な人員を迅速に確保できるため」、「一時的な業務量の変動に対応するため」が多かった。

 一方、派遣労働者本人に対する調査では、約5人に1人(22.9%)が人材派遣会社や派遣先企業に苦情を申し出たことがある。苦情の内容は、賃金、業務内容、就業時間等 と続く。

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 私は、ふだん、30歳から55歳の層の方と求職面談をしていますが、多くの方は、派遣ではなく、やはり正社員を希望されています。

 その大きな理由は、30代のある女性などは、「今は派遣でもいいけど、年齢を重ねた時に、そこでもう仕事がないよ、となったら大変。だから正社員にこだわりたい」とおっしゃる。

 でも、希望にあった仕事を正社員で見つけるというのは、これまた大変。当面の生活も考えなければならず、「仕方なく?派遣社員」となる例も見られます。

 でも、派遣では、当然のことながら、仕事のレベルを求められます。長く働く、いい給料、労働時間、正社員・派遣・・・仕事を決めるポイントはいろいろありますね。

 でも、派遣にしろ、正社員にしろ、自分のスキルと実績が、年齢にも負けないポイントだと思います。がんばりましょう!!
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