今回は一弦リュートを作りました。
授業の始まる前に早めに来た生徒さんたちは見本でつくった完成品のリュートに興味津々。早速手にとって♪ポロン ポロンと三味線のような音を奏でていました。
きれいな音をだすためには、弦がどこかにあたってはいけないとか、音を響かせるための穴をあけなくてはいけない、などの制約がでてきます。
これらの制約と自分のつくりたいイメージとをどううまく織り交ぜてデザインにしていくか。重要なポイントです。
小学生の子たちはこういう制約をうまくデザインに活かして雰囲気のある作品に仕上げてくれました。
たとえばYちゃんのバラの花のリュートは花びら全体にところどころ穴が空いていて、透かし文様のような印象を受けます。
動物をモチーフとした人は目や口の部分が穴だったりと、それぞれ工夫が見られました。
小さい子も、キラキラテープをネックに巻きつけたり、固い型紙を好きな形にハサミでがんばって切ったり、と頭と手をフル回転してつくってくれました。
全体的に男の子はロックギターのような直線的な勢いのあるデザイン、女の子は反対に丸みを帯びたやわらかい印象をうけるデザインが多かったようです。
みんな個性的な、世界に一つしかない素敵なリュートができました。
(こばやしのりこ)
今回は、絵の具とクレヨンを使っての自由おえかきです。
「なんでも描いていいんだよ」と言われて、すぐ手が動く子もいれば、逆に悩んでしまって真っ白な紙のまま、最初の一筆が描けない子も出てきます。子供によってさまざまな反応がでた課題です。
やはり「これを描きたいんだ!」とはっきりとしたイメージを持っている子の絵には、パワーがあります。それはモノや人の大きさであったり、細部の書き込み、クレヨンや絵の具の塗りかたに勢いがあったり…。絵を眺めていると自然とその子の楽しい気持ちや熱意が伝わってきます。
絵のテーマとしては、夏休み明けということもあり、プールや海水浴の場面や、お休みの間に旅行した場所、体験したことが多かったです。
みんな素敵な夏休みを過ごせたことが絵を見て伝わってきました。