張り子の虎のように、首としっぽをふらふらと振る犬のおもちゃです。首としっぽのパーツを糸でつるして、おもりでバランスをとるところがキモです。
これが、けっこうたいへんだったんです。こういう作業だと、年齢差が強く出ます。小学生はどんどん作れるけれど、幼児さんには作業の内容や流れをつかむのが難しい。実際、糸を結ぶのもかなり高度な作業ですし。レッスンは１時間３０分ですが、終わりの時間になってもできていない子が多くて、正直どうしようとあせりました。でも火事場の馬鹿力といいますか、インストラクターもこども達もラストの集中力で、なんとか全員仕上がりました。お迎えのお母様たちを少しお待たせしちゃいましたけど...。みんな無事持って帰れたので、ほっ..。
お母様がた、いつも温かく見守って下さり、ありがとうございます。みなさんをお送りしたあと、座り込んでしばらくは立てませんでした。う～ん、かわいい顔して手強い相手でした、犬。
暖かくなったらやりたいなと思っていた小麦ねんどづくり。粘土遊びはみんな大好きですが、今日は粘土をつくるところに力点を置いてみました。小さい手でこねていくのはけっこう重労働。始めは手にべたべたついてしまうのが、気持ち悪かったようですが、まとまってくると粘土らしくなってきます。口に入れてしまう年齢ではないので、色とりどりの絵の具を使って着色していきました。こねこねこね...。手の中で混ざっていく小麦と絵の具。心は無我の境地へ...。とにかくいろんな色をつくりたい子、１色つくれば大満足の子、それぞれ好きな色の粘土ができました。絵の具じゃなくて塩を入れたら手打ちうどんですねえ。
