児童書コーナーで表紙買いしてしまった、角川つばさ文庫の一冊。でも予想外に濃い内容でした。
昨年まで旭川市旭山動物園の園長を務められた小菅さんの随筆。「オオカミの森とホッキョクグマ@旭山動物園」という副題のとおりこの2種に特に思い入れが感じられました。
オオカミは70年代に在園したジョンとリカのこと、そのあと代替わりして90年に来たオオカミと4頭の子供のこと、そして現在のオオカミの森のことがそれぞれ章を変えて語られています。
出産、育児のことについての他、避けて通れない別れについてもしっかり述べられています。
クリスの死やいくつかの事故のことも隠さず書かれているので、中にはネガティブな感情を抱く読者もいるかもしれません。この本の対象であろう小中学生にはショッキングかもしれないけど、動物園の現場で起こったことがリアルに伝わってきて、大人でも読み応えありました。
昨年まで旭川市旭山動物園の園長を務められた小菅さんの随筆。「オオカミの森とホッキョクグマ@旭山動物園」という副題のとおりこの2種に特に思い入れが感じられました。
オオカミは70年代に在園したジョンとリカのこと、そのあと代替わりして90年に来たオオカミと4頭の子供のこと、そして現在のオオカミの森のことがそれぞれ章を変えて語られています。
出産、育児のことについての他、避けて通れない別れについてもしっかり述べられています。
クリスの死やいくつかの事故のことも隠さず書かれているので、中にはネガティブな感情を抱く読者もいるかもしれません。この本の対象であろう小中学生にはショッキングかもしれないけど、動物園の現場で起こったことがリアルに伝わってきて、大人でも読み応えありました。
あさひやま動物記(1) オオカミの森とホッキョクグマ@旭山動物園 (角川つばさ文庫)小菅 正夫角川書店(角川グループパブリッシング)このアイテムの詳細を見る |
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