いつかはスキンヘッド

3x歳にしてそろそろ頭髪がヤバくなりつつある男の、たわいもない独り言&独りよがりの数々。

銀座JAZZ FESTIVAL(1日目)

2007-11-03 | 音楽
さぁ今年もやって来たぞ、銀座JAZZ FESTIVAL。もちろん参戦してきたさ。

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その1.「スーパー★スターズ」@三越 13:00~
→スゲー良かった。やっぱトランペット&サックスの2ホーンクインテットはパワーが違う。トランペットの類家心平の事は今まで知らなかったけど、リー・モーガンやフレディ・ハバード系のバリバリ行くタイプのラッパ。なかなかのイケメン。

ちなみにステージ向かって左端の席に座れたのだが、すぐ隣の立見スペースに老夫婦が来場。オイラの前に1つだけ残っていた空席にダンナが奥さんを座らせた。
もう空席は無し。そのダンナをよく見ると、ジャケットの胸に

「ジャズの故郷を救おう!ニューオリンズ復興支援」

みたいなメッセージとルイ・アームストロングの顔が描かれたバッジを付けていた。
ヤベェ、オイラなんかよりよっぽど気合いと年季の入ったジャズ好きの大先輩だ。こんな大先輩を差し置いてオイラが座っていて良いワケがない。
さっさと席を譲る。喜ばれた。話を聞くと数年前のカトリーナ被災に対して寄付をした際にバッジをもらったとの事。やっぱり気合いが違った。

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その2.「タイガー・バーニングブライト」@松屋 16:30~
→なんと9歳のドラマー、鬼束大我クン率いるカルテット。
ステージに大我クンが現れた瞬間、周囲から「ちっちゃ!」との声が多数。確かにフツーの小学生の男の子といった感じ。
が、1曲目で度肝を抜かれた。スゴすぎる。まさに大人顔負け。パワーで押すだけじゃなくバラードでは空気を創り出す力も備えている。
尊敬するドラマーはエルヴィン・ジョーンズとの事。なるほど納得。
でも途中のMCで何かコメントを・・・と言われて発した言葉は

「またきますから、きてください。CDもよろしくおねがいします。」

いかにも子供らしい声で、素直なコメント。

コルトレーンの曲なども織り交ぜ、終わった後は場内割れんばかりの拍手。
帰りに山野楽器の入口にできていた特設コーナーを覗くと、バーニング・ブライトの自主制作盤CDが特別に販売されていた。
買っていく人が多数。やはりというかもちろんというか、オイラも買った。
将来が楽しみな子だ。


銀座ジャズフェスは明日も続く・・・