CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-198「ポラロイド」(アメリカ)

2019年08月08日 01時12分51秒 | アメリカ映画
殺人鬼が所持していたカメラが人を殺してる
 アナログのカメラが好きな女子高生バードは、バイト先のアンティークショップで、同僚のタイラーから掘り出し物のポラロイドカメラをプレゼントされる。さっそくタイラーで試し撮りをし、すっかり気に入るバード。
 その晩、渋々参加したクラスメイトたちの仮装パーティにもポラロイドカメラを持参し、みなで記念写真を撮ったりして、思いがけず楽しいひと時を過ごす。ところがそこへ保安官が現われ、タイラーが不審な死を遂げたと告げる。
 激しいショックを受けるバードだったが、タイラーの写真に奇妙な“影”が写っていたことを思い出す。しかし改めて確認すると、その影はすっかり消えていた。
 妙な不安がよぎり、慌ててパーティで撮った写真も見返すバードだったが。(「allcinema」より)


 「シャッター 写ると最期」というアンティークのポラロイド・カメラで写されると最期の姿が映し出されるというロシアン・ホラーがあったが、本作もアンティークのポラロイド・カメラで写されると死が訪れるというホラー。

 高校生のバードは、バイト先のアンティーク・ショップで、バイト仲間のタイラーからポラロイド・カメラをプレゼントされる。

 喜んだバードはそのカメラでタイラーや同級生たちの写真を撮る。

 しかし、その写真には怪しい影が写り込み、映された者たちは次々と亡くなってしまう。

 
 二人が亡くなったところで、勘がいいのか、バードはすぐにポラロイド・カメラとの関係に気付いてしまう。

 普通はそれを話しても、周囲は信じないのだが、すぐに有り得ないことが起こり、バードの言ったことを信じるようになる。

 サクサクと展開し、そこからは仲間に死が迫りつつある中、バードはカメラの秘密を探り、死の連鎖を止めようと奔走する。

 撮影したバードも実は窓ガラスに映った姿が写り込んでおり、死の対象になっていることが判り、自らの生命も賭けて謎を解くことになる。

 そのカメラの持ち主だった人間が大きく関与しているようだったが、最終的には、これまたハッキリした理由が判らなかったな。

 謎の影が襲い来るという恐怖シーンは、緊張感あるものだったが、襲われるシーンはあれども、その結果を、死体を映すシーンは一つも無かったな。

 体を真っ二つにされるというシーンはあったが。

 設定と展開は面白かったが、やはりその要因がハッキリしないところは、少々モヤモヤした気持ちが拭いきれなかったかな。


 監督のラース・クレヴバーグは本作がデビュー作で、本作の評価によって「チャイルド・プレイ」の監督に抜擢されたらしい。

/5

監督:ラース・クレヴバーグ
出演:キャサリン・プレスコット、グレイス・サブリスキー、タイラー・ヤング
   サマンサ・ローガン、ミッチ・ピレッジ、ハビエル・ボテット、ケイティ・スティーヴンス
於:ヒューマントラストシネマ有楽町

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