CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-108「ヒューマン・ハンター」(カナダ)

2018年05月07日 00時03分03秒 | カナダ映画
ニュー・エデンは死の街だ
 西暦2030年。資源の枯渇や食糧問題で人類が文明崩壊の危機に直面する中、アメリカは国家を維持するために徹底した管理社会を築いていた。
 人民省の調査官として働くノア・クロスの任務は、社会に不要と判断された排除対象者を“ニュー・エデン”と呼ばれる収容地区に強制移住させること。
 ある日、彼は一人の女性レイチェル・ウェラーとその息子を移住させることに。
 そんな時、彼が行っている強制移住の真実を知ってしまうのだったが。(「allcinema」より)


 近未来、資源が枯渇し、文明崩壊の危機に直面するアメリカは、人民省を設置し、徹底した管理社会を築く。

 生産性のない人間を調査し、不要と判断すれば、ニュー・エデンに強制移住させることにする。

 そんな人間を訪れ、移住を促すのが、ヒューマン・ハンターと呼ばれる者たち。

 その一人であるのが、ニコラス・ケイジ演じる、ノア・クロス。

 移住を拒み、攻撃してくる者には容赦なく対処していく。

 そんなノアが、一人の女性、レイチェル・ウェラーとその息子を調査対象として訪れるが、ある理由から彼は二人を護ることを決意する。

 人民省から追われる中、ノアたちはカナダとの国境を目指して逃亡を繰り広げる。


 まるでユートピアのように言われるニュー・エデン。
 その裏側にあるものは、何となく予測できるもの。
 「セブン・シスターズ」と似たものかな。

 そして、荒廃した世界で、希望の地を目指して逃れようとする展開も、こういう近未来を舞台にした話としては王道だったかな。

 3人で逃亡をしている中で、レイチェルとその息子について明らかになる真実。
 それはノア自身にも関わりのあるもの。

 更に彼が目指すカナダ国境は、原発のメルトダウンによって放射能汚染された場所である。

 そんな中で、3人は無事逃れることができるのか。

 ラストは、正直予想外の展開にはなるが、一縷の希望がつながるものだったな。

/5

監督:ロブ・キング
出演:ニコラス・ケイジ、サラ・リンド、ヒュー・ディロン、ジェイコブ・デイヴィス
    ヴィセラス・シャノン、カート・マックス・ルンテ、ローン・カーディナル
於:シネマート新宿

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