CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-042「真夜中の処刑ゲーム」(カナダ)

2024年02月12日 00時12分59秒 | カナダ映画

選択は二つに一つ、朝まで守り切るか、脱出するか

 警官たちがストライキに突入したことで無法地帯と化した街に凶悪な自警団が現れ、「秩序の回復」を掲げてゲイ・バーを襲撃する。命からがら脱出した男性は助けを求めてアパートの一室に逃げ込み、そこにいた5人の男女は彼を匿う。

 彼らは複雑な構造のアパート内にさまざまな罠を仕掛け、自警団との全面対決に乗り出す。(「作品資料」より)

 

 自警団から逃げてきた1人の男を匿ったことにより、襲撃されることになったアパート内の男女の戦いを描いたバイオレンス・アクション。

 1982年製作の作品だが、日本初公開。

 警察がストに入り、街の治安が心配された夜。

 自警団がゲイが集まるあるバーに押し込み、客たちを脅す。

 しかし、思わぬことで死者が出て、後始末をするため始末屋らしきケビンという男がやって来て、その場にいた者たちを射殺していく。

 そこからダニエルという男が逃げ出すと、あるアパートの一室に逃げ込む。

 その部屋の住人であるホレイショは、ダニエルを追ってきた男たちを追い返すが、彼らはダニエルを始末するためアパートを襲撃する。

 ストのため、警察に頼ることも出来ず、少ない武器と仕掛けで何とか対峙しようとする。

 果たして、ホレイショたちは襲撃に持ちこたえることが出来るのか。

 ホレイショの他には恋人のバーバラ、近くの盲学校に通っている男2人、そして隣に住むチェスターという男。

 チェスターは警官のようで、頼りになる感じ。

 様々な仕掛けを施し、自警団が押し入ってくるのを待つホレイショたち。

 そんな仕掛けで対する展開が面白く、惹き込まれる。

 ラスボスとなるケビンとの対決は、ちょっと意外な展開になったな。

 アパート内で戦う展開で、緊迫感があり、面白い作品だった。

 ラストには驚きの真実も待っている。

/5

監督:ポール・ドノヴァン、マウラ・オコンネル

出演:トム・ナディーニ、ブレンダ・バジネット、ダリル・ハネイ、ダグ・レノックス、ジェフ・パスティル

於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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