CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-221「バイバイマン」(アメリカ)

2017年07月26日 00時32分17秒 | アメリカ映画
考えるほど近づいてくる
 アメリカ、ウィスコンシン州。古い屋敷に引っ越し共同生活を始めたエリオット、ジョン、サーシャの大学生3人は、偶然に“バイバイマン”という名前を知ってしまう。それは、名前を言うのはもちろん、考えただけでも恐ろしい呪いにかかってしまうという恐怖の存在だった。
 以来、不可解な現象に次々と見舞われ、追い詰められていく3人だったが。(「allcinema」より)


 その名前を知り、考えても口にしてもいけないという謎の存在に苦しめられる大学生たちの姿を描いたサスペンス・ホラー。


 大学生のエリオット、その親友のジョン、そしてエリオットの彼女、サーシャの3人は古い屋敷を借りて3人で共同生活を始める。

 しかし、エリオットが古いテーブルの抽斗の中に書かれた〝バイバイマン〟という名前を目にし、それをサーシャたちに話したことから、その謎の存在に悩まされることになる。

 幻覚や幻聴を見るようになり、どんどん精神的に追い詰められていく。

 バイバイマンが近づいてくるという恐怖はエリオットたちだけが感じるものなので、その恐怖は判りにくいが、幻覚や幻聴で恐怖シーンを煽っていく。

 部屋の中にかけてあるコートが、人影に見えて驚くというシーンがあり、いかにも人影に見えるようにかけてあるし、怖いんだったら片付ければいいと思うが、その後もそのままにしてあるんだな。


 何とかバイバイマンの恐怖から逃れようと、エリオットは調べを開始するが、唯一見つかったのは1969年にある記者が残したメモ書きのようなものだけ。

 その記者もバイバイマンの恐怖に囚われ、その名前を知った者たちを殺害している。

 果たして、エリオットたちはバイバイマンの恐怖から逃れることができるのか。

 
 バイバイマンによる恐怖シーンは少なめ。
 どちらかと言うと、恐怖に囚われたエリオットの狂乱していく姿で惹き込ませるような感じだったな。

 ラストは予想された結末。

 バイバイマンの正体を明かすようなところはなかったが、続編が出来そうなラスト。

 最後に名前を聞いた人が今度は恐怖に囚われていくという話かな。

 エリオットやその名前を聞いた者たちの狂乱していく姿が恐怖を煽っていき、なかなか惹き込まれる展開のホラーだった。

/5

監督:ステイシー・タイトル
出演:ダグラス・スミス、ルシアン・ラヴィスカウント、クレシダ・ボナス、ダグ・ジョーンズ、キャリー=アン・モス
    フェイ・ダナウェイ、リー・ワネル、マイケル・トルッコ、クレオ・キング、エリカ・トレンブレイ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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