糸へん暮らし

ハンドメイドや読書、週末ドライブなどいろいろ

きもの、着たいけど…

2018-04-10 09:14:40 | 日記
先日、ひさびさに里帰りし、着物を虫干ししてきました。
娘に着せようと思っている、自分の振袖が虫に食われていない心配だったのですが、幸い無事でした。
私の振袖は、エビ茶色に御簾と菊の、地味な柄。作った時は満足だったけど、今見ると「地味だなあ…」とつくづく。娘に着せたいとは思えないのです。
当時の私は、パステル調の着物を着ることに抵抗があったのですが、親になると、娘には乙女ちっくな着物を着せたくなります。

それはさておき
虫干しした着物の中には、「着たいなあ」と思うものもいくつかありました。色無地とか、紬とか。
でも着物はハードルが高い。
着付け云々は、克服しようとすれば何とかなると思いますが、一番のネックは足元です。

草履や下駄って、靴に慣れた身には、すごく心もとない履物に感じます。すぐ脱げそうだし、階段が怖い。地震でも来たらどうしよう。はいからさんみたいにブーツを合わせたいが、食事などで和室に上がった時、着物でスマートにブーツ履くのも難しそう。
夏の浴衣があんなに着られているのは、下駄がサンダル感覚なのと、サンダルに浴衣でも、そんなに不自然にならないからではないでしょうか?

着物にぴったりで、普段から履ける履物があれば、みなもっと着物に親しむのでは…と思いました。