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野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

今季20勝なのに、現役引退!(19日)

2008-11-20 21:41:54 | New-York Yankees
 今シーズン20勝(9敗)を挙げたのに(今シーズン限りで)現役引退とは……まだまだ「やれる」のに、魔球“ナックル・カーヴ”の使い手、マイク・ムッシーナ(ニューヨーク・ヤンキース)。
 一度前に屈んでから始動する、独特の投球動作で印象的なピッチャーだった。しかし同時期に在籍したランディー・ジョンソン(現アリゾナ・ダイヤモンドバックス)やロジャー・クレメンス(引退)に較べたら、地味な存在で、常にスターターの2番手の地位を固守していた。

 スタンフォード大学の出身でこれも「有名」。知的な雰囲気を醸し出すメジャーリーガーだった。昨シーズンは、11勝10敗(防御率5.15)に終わり、限界説が囁かれていたが、今シーズン見事に≪復活≫し、防御率は(スターターとしては)脅威の「3.37」。ヤンキースとの契約最終年に有終の美を飾り、再契約、あるいは有利な条件で他球団への移籍が望めたのに、スッパリ引退。ムッシーナらしいといえば、らしい出処進退。
 日本贔屓なら(気紛れで)日本のプロ野球に来てくれるかもしれないが、そんな話は聞いたことがないし、知的な彼の辞書に「気紛れ」(ca・price)の文字は存在しないだろう。

今季20勝のムシーナが現役引退へ 通算で270勝 (MAJOR.jp)

ヤンキース―世界最強の「野球」に迫る (プレイブックス・インテリジェンス)ヤンキース―世界最強の「野球」に迫る (プレイブックス・インテリジェンス)

井川、メジャー昇格、即マイナー降格!(27日・シェイスタジアム)

2008-06-30 12:04:48 | New-York Yankees
 阪神タイガースが「7対2」で大勝した試合を見届けて、慌てて(スカパー!)ch.185の「ニューヨーク・メッツ対ニューヨーク・ヤンキース」戦に切り替えたら、マウンド上に背番号「29井川慶が「いた」。
【9回裏】1番ホセ・レイエスにインサイドの速球で詰まらせながら、レフト前に運ばれて、1-OUT一二塁。2番ルイス・カステーヨに初球のストレート(89MPH)がお辞儀した後、2球目(90MPH)を打たせて、サードゴロ併殺で試合終了! 

 だが、その瞬間の井川に笑顔なし。まるで9イニングスを投げ終えたピッチャーのようにグッタリしている。たった1イニングの登板なのに、連打を浴びた、自分のピッチングに納得がいっていないのだろう。
 しかし、久しぶりに井川のピッチングが見られて、これから少しづつでもヤンキースの試合で井川のピッチングが見られるのだろう、と思っていたら、翌日マイナーリーグ(AAAスクラントン・ウィルクスバレー)降格が決定……何なんだ!? コケにされる元タイガースのエース。(自業自得か…)

井川わずか1日でマイナー逆戻り 23歳右腕が昇格 (MAJOR.jp)

SLUGGER (スラッガー) 2008年 08月号 [雑誌]

井川、4回途中11安打6失点KOの仔細(10日・コメリカパーク)

2008-05-13 19:50:39 | New-York Yankees
 4回(途中)11安打6失点でKOされたから、相当酷いピッチングだったのだろう、と思っていたが、仔細に試合を見てみると、井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)に≪同情≫すべき点は多々あった。
 初回に先頭のイヴァン・ロドリゲスに(いきなり)左中間を破られたのは、同情の余地なし!! チェンジアップが高めに浮いた。2番プラシド・ポランコにはピッチャーライナー(カムバッカー)! 井川の腰の辺りを直撃して、これを何とか捌いて、1-OUT。今頃(5月になって)今シーズン初登板する己に“お灸”を据えられたようなものだ。
 続く(亡くなった加藤博一さんをバッティングの師匠と仰いでいた)3番カルロス・ギーエン(元シアトル・マリナーズ)にセンターに(難なく)犠牲フライを打ち上げられ、先制点を献上。

【2回裏】は3者凡退で抑えたから、そんなに悪い(酷い)ピッチングではないことが判る(今のところ…)。問題は【3回裏】先頭のライアン・レイバーンをショートゴロ、ショートの「名手」デレック・ジーターが三遊間の深い所で追いついて、得意のジャンピング・スローで一塁に送球するが、これを(あろうことか)一塁手の(岩村明憲を削った男)シェリー・ダンカンが落球して、記録は内野安打。これは大いに≪同情≫できる。
 続く“パッチ”こと1番ロドリゲスに(またしても)三塁線を破られるダブル(二塁打)を浴びて、2点目を献上! しかし、これも巧い三塁手なら捕獲していたかもしれない。三塁手は補欠(控え)のウィルソン・ベテミット。正規(レギュラー)の“A-ROD”(アレックス・ロドリゲス)なら、何とかしていたかもしれない……不運な井川。
 続く2番ポランコには三塁線にセーフティーバントを決められ、これもベテミットが素手で打球を処理しようとして失敗!! 1-OUT後、4番「2007年の首位打者」マグリオ・オルドニェスに三塁手の横(左)を破られ、これも巧い三塁手なら、という打球。A-RODがいれば……2-OUT後、6番ゲーリー・シェフィールドにも三塁手の横(右)を破られ、これも当然ベテミットは捕れずに、3点目を献上。

 そして1-OUTも取れずに降板する【4回裏】先頭のマーカス・テームズに三塁手の前にボテボテのゴロ。マウンド上の井川は思わず、グラヴで「前に出て来い」とベテミットに指示を出すが、遅いベテミット。記録は内野安打になって、ここから(都合)4連打を浴びて、降板することとなる。
 そういえば、そのベテミット。翌日(11日)の試合で二塁打を放った際、ハムストリング(右太腿裏)を痛めて、DL(故障者リスト)入り。……井川の祟り(呪い)かもしれない(!?)。

「ひとつの球種に頼るな」 井川の問題点を監督が指摘 (MAJOR.jp)

Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2008年 06月号 [雑誌]

A-ROD一転、ヤンキース残留へ!(15日・ニューヨーク)

2007-11-18 22:14:42 | New-York Yankees
 アレックス・ロドリゲス(ニューヨーク・ヤンキース)はよっぽど、ニューヨークの街を、そして<ピンストライプ>が気に入っているらしい。昨シーズン、あれほど地元ファンにブーイングされながら、今シーズンは一念発起して、スプリング・トレーニングからコンディション作りに励み、イチロー(シアトル・マリナーズ)スタイルで、ソックスも見せて、臨んだシーズンで「54本塁打、156打点」! チャンスでの≪勝負弱さ≫も克服して、ファンからのブーイングを歓声一色に塗り変えた“A-ROD”。

 それだけに、このオフシーズンのFA(フリーエージェント)宣言は少々意外だったが、しかし、その陰には「あの」代理人(エージェント)スコット・ボラス氏の暗躍があった。クライアント(選手)の意向を無視して、勝手にヤンキースとの契約≪破棄≫を決めてしまったが、A-RODがそれに従わなかった。
 A-RODに続いて、ベテラン(43歳)左腕ケニー・ロジャース(デトロイト・タイガース)も、代理人(ボラス氏)との契約を打ち切って、チームと直に交渉した。ボラス氏とは、そういう代理人だ。

 3年後、松坂大輔(ボストン・レッドソックス)にも同じ≪災い≫が降りかかるかもしれない。ボストンとの契約時にもあんなに揉めて、さらに5年後に同じような“悪夢”が繰り返される可能性は高い。松坂は代理人選定に失敗した。全ての躓き(ケチ)の始まりは、この代理人の選定だったのかもしれない。(因みに4年前に)下柳剛(阪神タイガース)のメジャーリーグ移籍先も決められなかった、ボラス氏だ。

MLB=A・ロドリゲス、ヤンキースと10年契約で大筋合意 (MAJOR.jp)

Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2007年 12月号 [雑誌]

デーモン放出で、松井のレフトは安泰か(4日)

2007-11-07 21:06:17 | New-York Yankees
 ニューヨーク・ヤンキースがジョニー・デーモンを放出して、ジョー・クリーディー(シカゴ・ホワイトソックス)を獲得して、“A-ROD”の穴(サード)を埋める? 充分に有り得るトレードだろう。理想的なトレード。Wソックスは、スコット・ポセドニックの(慢性的な)不調で(2年連続)リードオフ(1番打者)の不在に泣かされてきた。

 一方、クリーディーは(今シーズン)故障でDL入りしている間に、サードのレギュラーポジションを若手のジョシュ・フィールズに「完全に」奪われた。来シーズン、故障から戻ってきても、ポジションは無い。クリーディーにとっては良いトレードだろう。
 ヤンキースにとっても、サードの“A-ROD”の守備には泣かされてきただけに、好守のクリーディーの加入は「かなり」大きい。バッティングでも2006年には、30本塁打(94打点)を放っているだけに、かなりの戦力になる。

 デーモンが抜けることで、レフトは松井秀喜の起用(固定)が約束されることになり、日本人ファンには一安心……松井もそれに応えて、右膝を治して、万全の体調で2008年の開幕を迎えなければならない。
 それにしても、“A-ROD”が抜けて、ヤンキースの4番には誰が据わることになるのだろう? 皆目分からない。今まで“A-ROD”頼みで来ただけに、来シーズンは全く未知の領域に入る。4番は誰? このままなら究極のピストル打線の主軸として、松井が任されることになるかもしれない(?)。

松井秀にも影響? ヤンキースがデーモン放出か (MAJOR.jp)


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ジラルディ新監督、誕生!(30日・ニューヨーク)

2007-10-31 22:23:01 | New-York Yankees
 やはり、ニューヨーク・ヤンキースは超「本命」をチョイス(選択)した。まだ年齢的に若い(43歳)ジョー・ジラルディ氏の前に「繋ぎ」で、4年間ベンチコーチを務めたドン・マッティングリー氏を据えるプランもあっただろうが、しかし、それをすると、人気のジラルディー氏は他球団(ロサンジェルス・ドジャース)に攫われていただろう。実は選択肢は限られていた。迷う必要はなかった、と思われる。

 若手を登用することにかけては、フロリダ・マーリンズ(2006年)で実績を証明積みのジラルディ監督。その方針の中で、ベテラン(33歳)松井秀喜はどういう扱いになるか? レフトのポジションには、センターの若手(23歳)メルキー・カブレラから押し出されたジョニー・デーモンが移る予定だし、松井には(実は)ポジションが無い。
 当面はDH(指名打者)しか働き場所が無いから、松井には移籍の噂が囁かれる。DHには≪大物≫ジェイソン・ジアンビーがいるし、そういう配置をどうするか? ジラルディ新監督の手腕が問われる。

MLB=ヤンキース、ジラルディ氏が新監督に就任 (MAJOR.jp)

消えた永久欠番「6」(20日・ニューヨーク)

2007-10-22 11:04:34 | New-York Yankees
 ジョー・トーリ監督の背番号「6」は、永久欠番「確実」と見られていたのに、今回の退任劇で、ニューヨーク・ヤンキースと喧嘩別れになって、「6」=永久欠番は、見送られることになるかもしれない。一桁で、空いている番号は、この「6」と、「主将」デレック・ジーターの「2」だけで、この二人の永久欠番が確実視されていたから、ヤンキースから一桁の背番号が無くなる、と想定されていたが、事態は一気に急変した。

 果たして、トーリ監督に代わり、新たに背番号「6」を付けるのは、誰になるのか? 勿論、関係が修復して、ファンからの要望もあって、トーリ監督の「6」が、永久欠番「化」することはありえるが……監督として、その背番号が永久欠番「化」が検討されるほど、トーリ監督がヤンキースで果たして実績は絶大だった。それだけに、この辞め方は(傍から見ていても)残念……
 しかし、ヤンキースは新旧交代、再スタートを切る必要に迫られていた。3年連続ディヴィビジョン(地区)シリーズ敗退は、ヤンキースにとっては異常事態……マネージャー(監督)を代えて、出直す、いい潮時かもしれない。

 本命は、ドン・マッティングリー・ベンチコーチ。対抗は、ジョー・ジラルディー氏(ヤンキース専門放送局【YES】解説者)。真の本命は、2006年、監督就任1年目(フロリダ・マーリンズ)で、ナショナル・リーグ最優秀監督に選出された、凄腕=ジラルディー氏だろう。マッティングリーコーチは、ジラルディー氏への「繋ぎ」(中継ぎ)役か? 

ヤンキース、トーリ監督後任の有力候補は3人か(MAJOR.jp)



ジョー トーリ, 広岡 勲, Joe Torre
ジョーからの贈りもの―若きサムライとの日々

やっぱり、トーリ監督「退任」(18日・ニューヨーク)

2007-10-19 20:49:28 | New-York Yankees
 やっぱり、ジョー・トーリ監督(ニューヨーク・ヤンキース)「退任」らしい。ポストシーズン(プレイオフ)ディヴィビジョン(地区)シリーズで3年連続「敗退」すれば、解任の大方針が決まっていたのに、選手からの信頼が厚いトーリ監督を解任すれば、雪崩れを打って、選手たちがチームを去り、帝国は崩壊してしまう為、止む無く、トーリ監督に1年契約のオファーを出したが、見事に断られたようだ。(男の本懐)

 こうなってくると、トーリ派の“守護神”(クローザー)マリアーノ・リヴェラ、レギュラー・キャッチャー(正捕手)のホルヘ・ポサーダ、この二人のFA者の離脱は確実(?)。さらにトーリ監督が擁護してきた、松井秀喜の≪運命≫も微妙になってきた。トレードされるかもしれない(?)。トレード拒否条項があるが、果たして、どうなるか……そして「主砲」アレックス・ロドリゲスの行方は? 

トーリ監督、ヤンキースからの契約提示を拒絶(MAJOR.JP)

さらば、ジョー・トーリ監督!(8日・ヤンキースタジアム)

2007-10-10 12:52:07 | New-York Yankees
 現ヤンキースタジアムは、来年2008年が最後。2009年から「新」スタジアムになる。だから、来年まではジョー・トーリ監督は続投で、2009年から新監督の登場か、と予想していたのだが、時期は早まったようだ。プレイオフ(ディヴィビジョン・シリーズ)3年連続で敗退……この結果で全ての事態が≪暗転≫に向かった。 

 これで我等が日本人=松井秀喜の放出は確実になった、そういう見方が一般的。松井は、トーリ監督から(相当)信頼されていた。最初の3年契約が切れる2005年オフには、フロント=つまり、オーナーのジョージ・スタインブレナー氏は、松井をカットする方針だったが、トーリ監督の強硬な反対で残留=再契約(~2009年)が決まった経緯がある。

 来シーズン、松井は(恐らく)ピンストライプを着ていないだろう。ニューヨークを離れている、だろう。しかし、ヤンキースから「要らない」と言われれば、いっそ日本に帰って来るかも知れない。受入先の読売ジャイアンツはしかし、現実的には(差し迫って)松井の存在は必要としていないだろうから、メジャーリーグで移籍先を探すことになるか? いずれにしても、屈辱的な松井の立場…… 

 ヤンキースの来シーズンの監督は、内部昇格なら、ドン・マッティングリー(ベンチ)コーチか、【YES】の解説者、ジョー・ジラーディー氏。外部からなら、セントルイス・カーディナルスと契約が切れる、「名将」トニー・ラルーサ監督か、あるいは、日本のトレイ・ヒルマン監督(北海道日本ハムファイターズ)、ボビー・ヴァレンタイン監督(千葉ロッテマリーズ)か…… 

 ラルーサ監督なら、漏れなく日本人=田口壮が付いてくるだろう。ラルーサ監督の信頼が厚い田口。“ラルーサ・ベースボール”の申し子のような存在。田口もラルーサの退任が決まった時点で、今シーズン限りでセントルイスを去る「決意」を固めているフシがある。来シーズン、ヤンキースタジアムで、ピンストライプに背番号「99」を付けた、田口が見られるか? 

 トーリ監督は、1997年に「あの」伊良部秀輝(前・阪神タイガース)がヤンキースに移籍してから、日本のファンにもお馴染みの存在だった。2003年から松井秀喜が加わり、彼を温かく見守る良き理解者として、そして今シーズンからは、新たに井川慶(前・阪神タイガース)が加わり、不安定な井川のピッチングに苛立ちを隠せない、そんなトーリ監督を見てきた。しかし、それももう「終わり」……さらば、トーリ監督!  

ヤンキース、トーリ監督後任に名将ラルーサ招へい?(MAJOR.jp)


ジョー トーリ, 広岡 勲, Joe Torre
ジョーからの贈りもの―若きサムライとの日々

井川5回無失点なのに、消えた3勝目…(25日・トロピカーナ・フィールド)

2007-09-26 13:35:48 | New-York Yankees
 またしても、突然、先発(スターター)井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)。ロジャー“ロケット”クレメンスの故障(左太腿裏痛)で巡ってきたチャンス。前回(23日)【NHK】(衛星第一)は井川の中継ぎ登板を放送しなかったが、今回は(何と!)総合(地上波)で生中継の破格の扱い! 
 偶々だろうが……当初は“ロケット”のピッチングを視聴者に堪能してもらう予定だったのだろうが、井川が先発。井川はツイている。いいピッチングを見せて、日本で苦しんでいる、かつての同僚(阪神タイガース)に元気(勇気)を与えてもらいたいところだが…… 

【1回裏】【2回裏】は相変わらず四球(ウォーク)を出す不安定な立ち上がり。【3回表】も1-OUT後、1番・岩村明憲にセンター前に弾き返され、2-OUT後、3番(左の強打者)カルロス・ペーニャ(42本塁打)にスライダー2球と151kmの速球でファウルを打たせ、「2-2」に追い込むが、決め球のスライダーが甘く入り、ライト前に痛打を浴びて、1,2塁。4番B.J.アップトンを歩かせ、2-OUT満塁に追い込まれ、例のピッチングコーチ(ロン・ギドリー)がマウンドへ……
 かなり厳しい口調で叱責(?)され、ノンビリ屋に≪喝≫が入ったか? 5番(デルモン・ヤング)にセンターに大飛球を飛ばされるが、事なきを得て、最大のピンチ脱出! 

【4回裏】先頭のスイッチヒッター(デイオナー・ナヴァーロ)をライトフライに打ち取るが、7番ジョニー・ゴメスに「3-0」にして、思わず(3塁側ダッグアウトで)下を向くジョー・トーリ監督。ファウルを打たせて、「3-2」まで戻すが、結局この試合5個目の四球。
 しかし、ここから踏ん張って、8番(ジョエル・グーズマン)9番(ジョシュ・ウィルソン)をセカンドフライ、ゴロに打ち取る。 

【5回裏】先頭の岩村には初球(143km)を流し打たれ、レフトフェンス際まで飛ばされるが、1-OUT。2番(ジョージ・ヴァレンデイア)には(いい当たりだが)正面のレフトライナー! 3番ペーニャには初球(150km)を痛烈に1,2塁間に打たれるが、ファースト(一塁手)「名手」ダグ・ミントケイウィッツが好捕して、5イニングスを投げきった井川。ここで交代指令が出て、無失点で降板……日本では考えられない交代だが。 

 しかし、その後を受けた若手のエドワー・ラミレスが≪炎上≫して、3番手のブライアン・ブルーニーがグランドスラム(満塁弾)を浴びて、信じられないことに一挙6失点して、井川の(せっかくの)勝ち星を消してしまった。やはり、もっと井川を続投させるべきだった。球数87球。交代させる球数ではない。トーリ監督に信用が無い、のだろう。
 ヤンキースはその後、一旦は「6対6」同点に追いつくが、延長【10回裏】サヨナラ(ウォーク・オフ)負けして、一刻も早くプレイオフ進出を決めたい、ヤンキースにとっては痛い敗戦。勝ち試合だっただけに、悔いが残るだろう。井川の3勝目も消えた……因みに、この試合の勝ち投手は(前)読売ジャイアンツのゲーリー・グローヴァー(6勝目)。 

井川、先発の可能性急浮上 新人仮装して遠征出発 (MAJOR.jp)


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