野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

シカゴ・ホワイトソックス【2007】戦力分析

2007-01-31 14:55:41 | Chicago White-Sox
【スターター】ホゼ・コントレラス 
マーク・バーリー ジョン・ガーランド 
ハヴィアー・ヴァスケス ギャビン・フロイド 
【セットアップ】マイク・マクドゥガル マット・ソーントン
【クローザー】ボビー・ジェンクス

 正気の沙汰か!? と思う。スターターのフレディ・ガルシアを放出(フィラデルフィア・フィリーズ)して、強固だったスターター5人衆の一角が崩れた。この戦力≪低下≫は著しい。獲得した左腕フロイドで補えるのだろうか? ブルペン陣も有力なセットアッパーを一掃して、新布陣で臨むがどうか? 苦戦は免れそうにない、2005年の≪世界王者≫シカゴ・ホワイトソックスだ。

1番セカンド 井口資仁
2番センター ダリン・アースタッド (パブロ・オスーナ)
3番ライト ジャーメイン・ダイ
4番DH(指名打者) ジム・トーミ
5番ファースト ポール・コナーコ
6番サード ジョー・クリーディー
7番キャッチャー A.J.ピアジンスキー(トビー・ホール)
8番ショート ホアン・ウリベ(アレックス・シントロン)
9番レフト(ブライアン・アンダーソン)(ジェリー・オーウェンズ)
(ライアン・スウィーニー)(スコット・ポセドニック)

 ポセドニックの怪我(ヘルニア)による長期離脱の為、外野はレフトのポジションが埋まっていない。スプリングトレーニングで競争となる。昨シーズンはアンダーソンを我慢して使い続けたが、結局、期待に応えられず……(打率.225)優勝を逃す一因ともなった(?)。今シーズンこそ誰かが定着するか? 

井口に影響? 好打者アースタードがWソックス入り (MAJOR.jp)

マリナーズ、ウィーバー獲得!(26日)

2007-01-29 20:43:58 | Seattle Mairners
 スターター(先発)の5人目はどうせ、若手左腕のジェイク・ウッズか、韓国人の白嗟承を競わせるものとばかり思っていたが、急転直下、ジェフ・ウィーヴァー(セントルイス・カーディナルスFA)獲得、シアトル・マリナーズ。昨シーズンのセントルイスのワールドシリーズ≪制覇≫に大いに貢献したウィーヴァーだ。ただし、アメリカン・リーグのロサンジェルス・エンジェルス(オブ・アナハイム)ではサッパリだったが……

 それにしても、ウィーヴァーはデトロイト・タイガースのエース時代は、木田優夫(現・東京ヤクルトスワローズ)と一緒だったし、ニューヨーク・ヤンキース時代は、松井秀喜と、ロサンジェルス・ドジャース時代は、石井一久(現・東京ヤクルトスワローズ)、セントルイスでは、田口壮、そしてシアトル。イチローを背中(センター)に、城島健司のミットを目がけて投げ込むことになる。実に日本人と≪≫(えにし)の深い選手だ。

マリナーズが5人目の先発確保 ウィーバーと合意 (MAJOR.jp)

トロント・ブルージェイズ【2007】戦力分析

2007-01-27 13:56:13 | Baltimore Orioles
【スターター】ロイ・ハラデー A.J.バーネット
グスタボ・チャシーン 大家友和 ジョン・トムソン
ショーン・マーカム ケーシー・ジャンセン
【セットアップ】スコット・ダウンズ ブランドン・リーグ
【クローザー】B.J.ライアン

 スターター(先発)は3人までが決まっていて、4~5人目に苦労していたが、4人目にベテラン・トムソンを確保して、5人目は若手のジャンセンとマーカムに競わせると思われたが、ここに来て、実績のある日本人・大家を獲得。
 大家はアメリカン・リーグは、ボストン・レッドソックス(1999年~2001年)以来となるがどうか? 好不調の波の激しさをどこまで抑えられる? そして、その打たせて取るピッチングは、人工芝の本拠地(ロジャーズ・センター)ではどうか? 

1番レフト リード・ジョンソン
2番セカンド アーロン・ヒル
3番センター ヴァーノン・ウェルズ
4番サード トロイ・グラウス
5番DH(指名打者) フランク・トーマス
6番ファースト ライル・オーヴァーベイ
7番ライト アレックス・リオス
8番キャッチャー グレッグ・ゾーン
9番ショート ロイス・クレイトン

 大家はワシントン・ナショナルズ(モントリオール・エクスポズ)時代もミルウォーキー・ブリュワーズ時代も、打線の援護に恵まれなかった印象があるが、このチームは「別格」。何しろ、昨シーズン22本塁打、92打点のオーヴァーベイが6番に座る。これは≪強力≫。しかし昨シーズン突如(オークランド・アスレティックスで)≪復活≫したDHトーマスが2年連続で≪復活≫するかどうかは定かではない。

大家、ブルージェイズへ 松井秀らと同地区対決も (MAJOR.jp)

タンパベイ・デヴィルレイズ【2007】戦力分析

2007-01-25 20:35:55 | Tampa-Bay Rays
【スターター】スコット・カズミアー 
ケーシー・フォッサム ジェームス・シールズ 
徐在応 ティム・コーコラン (エドウィン・ジャクソン)
【セットアップ】ショーン・キャンプ ダン・ミセリ
【クローザー】セス・マクラング (森慎二)

 森はとうとう1球も投げずに解雇。その後、マイナー契約を結んでもらえたが、果たして、右肩は完治しているのか? 完治していたとしても、メジャー契約を結ぶのは難しいことだが、しかし此処はタンパベイ=投手陣の層は「超」薄。完治さえしていれば、活躍のチャンスは大いにある、だろう。少なくとも、ミセリ(元読売ジャイアンツ)には克てるだろう? 

1番レフト カール・クロフォード
2番セカンド ホルヘ・カントゥ
3番センター ロッコ・バルデリ
4番ファースト タイ・ウィギントン
5番DH(指名打者)ジョニー・ゴームズ
6番サード 岩村明憲
7番ライト デルモン・ヤング
8番キャッチャー ディオナー・ナヴァーロ
9番ショート ベン・ゾブリスト (B.J.アップトン)

 某雑誌(Slugger3月号)では、ウィギントンを控えに回していたが、そんな訳ないだろ? 昨シーズン24本塁打、79打点の男を使わない手(策)はない。私のような素人のBlog書きが勝つか? それともプロフェッショナルが勝つか? 勝負、だ。開幕してみれば判る。あるいはスプリングトレーニングの経過からでも……。岩村は「5番」定着の可能性もある。

Dレイズ解雇の森、マイナー契約で再出発 (MAJOR.jp)

ニューヨーク・ヤンキース【2007】戦力分析

2007-01-23 23:55:12 | New-York Yankees
【スターター】王建民 マイク・ムッシーナ
アンディー・ペティット 井川慶 カール・パヴァーノ
【セットアップ】スコット・プロクター ルイス・ヴィスカイーノ
カイル・ファーンズワース マイク・マイヤーズ
【クローザー】マリアーノ・リヴェラ

 左腕ランディー・ジョンソンを放出して、懸かる井川への期待……井川のストレート(ファストボール)が通用するか? チェンジアップに往年(2002~2003年)のキレが甦るか? もし井川に烙印を押された場合は、“ロケット”ロジャー・クレメンス(前ヒューストン・アストロズ)を全力で確保しに行くだろう。クレメンスは、井川の≪保険≫か? 

1番センター ジョニー・デーモン
2番ショート デレック・ジーター
3番ライト ボビー・アブレイユ
4番サード アレックス・ロドリゲス
5番DH(指名打者)ジェイソン・ジアンビー
6番レフト 松井秀喜
7番セカンド ロビンソン・カノ
8番キャッチャー ホルヘ・ポサダ
9番ファースト ダグ・ミントケイヴィッチ(アンディー・フィリップス)

 松井は今シーズンも「6番目」からのスタートになりそうだ。カノの進境著しいだけに、これ以上、打順は下がりたくないが、7番目スタートもありうる。日本の阪神タイガースが獲りに来るかもしれないと噂された(ファーストの)フィリップスはやはり残留して、ミントケイビッチとの併用で9番ファーストに起用されることになりそうだ。

ヤンキース、功労者ウィリアムズとマイナー契約か(MAJOR.jp)

ボストン・レッドソックス【2007】戦力分析

2007-01-21 13:58:14 | Boston Red-Sox
【スターター】カート・シリング 松坂大輔 
ジョッシュ・ベケット ティム・ウェークフィールド
ジョナサン・パぺルボン (マット・クレメント)
(ジョン・レスター) カイル・スナイダー カーソン・ギャバード
【セットアッパー】マイク・ティムリン ジュリアン・タヴァレス
ブランデン・ドネリー J.C.ロメロ ジョエル・ピニェイロ 岡島秀樹
【クローザー】クレイグ・ハンセン(?)

 クローザー不在。そこだけポッカリ穴が開いている。まさかベテランのシリングに再度お願いするわけには行かないだろうし、恐らく(松坂加入で)だぶついている若手のスターター経験者から放出要員を選定して、これからクローザー獲得に動くのだろう。(報道された)ピニェイロでは絶対無理。若手のハンセンの成長に期待したいところだが……

1番ファースト ケヴィン・ユーキリス
2番ショート フリオ・ルーゴ
3番DH(指名打者)デヴィット・オルティーズ
4番レフト マニー・ラミレス
5番ライト J.D.ドリュー(ウィリー・モー・ペーニャ)
6番サード・マイク・ローウェル
7番キャッチャー ジェイソン・ヴァリテック(ダグ・ミラベリ)
8番セカンド アレックス・コーラ
9番センター ココ・クリスプ

 打線はリードオフ(1番バッター)が不在。仕方なく、ファースト(一塁手)の選球眼の抜群に良いユーキリスを起用せざるを得ないが、本来ならココにクリスプが起用されるはずだった。クリスプ≪期待外れ≫のため、苦悩するボストン・レッドソックス(セオ・エプスタインGM)。次に狙うのは、やはりイチロー(シアトル・マリナーズ)だ。

Rソックス、クローザー不在で開幕の可能性も (MAJOR.jp)

シアトル・マリナーズ【2007】戦力分析~野手篇~

2007-01-19 21:10:24 | Seattle Mairners
1番センター イチロー
2番DH(指名打者)ホセ・ビドロ
3番サード エイドリアン・ベルトレ
4番レフト ラウル・イバニェス
5番ファースト リッチー・セクソン
6番ライト ホセ・ギーエン
7番キャッチャー 城島健司
8番セカンド ホセ・ロペス
9番ショート ユニエスキー・ベタンコート

 日本人ファンとしては、城島を「3番」に起用すべきだと思うが、≪頭の堅い≫マイク・ハ-グローヴ監督なら、こういうオーダーを組んでしまうだろう(?)。しかしレギュラーシーズンに突入すれば、テコ入れせざるを得なくなるだろう(多分)。その時のために、城島にはしっかり準備しておいてもらいたい。
(ワシントン・ナショナルズから)移籍のビドロを「2番DH」で起用するということは、今シーズンこそ、ベルトレの≪爆発≫を信じている、ということだ。その期待に応えられるか? シアトルの≪鍵を握る≫男だ。

マリナーズ新戦力コンビ、雪のシアトルで再起誓う (MAJOR.jp)

シアトル・マリナーズ【2007】戦力分析~投手篇~

2007-01-17 21:41:54 | Seattle Mairners
【スターター】フェリックス・ヘルナンデス 
ジャロッド・ウォッシュバーン ジェイク・ウッズ
ミゲル・バティスタ ホラシオ・ラミレス
【セットアッパー】フリオ・マテオ ショーン・グリーン
ジョージ・シェリル クリス・リーツマ (マーク・ロウ)
【クローザー】J.J.プッツ

 貧弱な投手陣だ。20歳のヘルナンデスが大化けして、松坂大輔(ボストン・レッドソックス)級の「エース」に成長してくれることをひたすら願うしかない。それを補佐するベテラン右腕バティスタと左腕ラミレス。元ロサンジェルス・エンジェルスの「エース」左腕ウォッシュバーンは今シーズンこそ地力を発揮できるか? 

マリナーズ、守護神プッツと3年の契約延長 (MAJOR.jp)

イチロー、シアトルを去る日(13日)

2007-01-15 20:17:34 | Seattle Mairners
 日本の新聞と言っても、サンケイスポーツだから、日本の賢明な読者は「ああ、またサンスポがネタがないから、売らんかな、で飛ばしの記事を一面にしたのだな」と了解できるが、それがアメリカ本土に(意訳として)伝わったら、大変なことになる。イチロー(シアトル・マリナーズ)は既にアメリカでもスーパースター。日本に帰って来ているからといって、その現実味が薄れるわけでもない。

 イチローは恐らく今シーズン限りでシアトルを去るだろう。そういう予測は幾らでも出来る。そういう材料があまりにも揃っているから。シアトルは3年連続最下位。チームは2001年の116勝を挙げたシーズン以降失速し、強かったチームはすっかり解体されてしまった。その建て直しを迫られているのだが、オーナーの『任天堂』が資金を出し渋り(?)GM(ビル・バヴェシ)と監督(マイク・ハーグローヴ)が≪無能≫で、この両者が何故か、チームが低迷するにも拘らず解任されない。(

 イチローは住み慣れたライトから(チーム事情から)半強制的にセンターにコンヴァートされた。これも移籍を決断するには重要な材料。シアトルの居住環境に対する不満はないだろうが、それだけを理由にシアトルに居残る決断をするとしたら、野球選手としては「終わり」。野球選手として「勝負」したい気持ちがあるなら、強いチームに移って、ワールドチャンピオンになりたい、と思うだろう。

 ニューヨーク・ヤンキースかボストン・レッドソックスか。しかしニューヨークには、ボストンから移ったジョニー・デーモンが1番(リードオフ)に座り、イチローの入り込む余地はない。ボストンにはそのデーモンの≪穴≫が依然として埋まっていないから、イチローが移籍するとしたら、ボストンだろう。しかし、そうなると「ライヴァル」松坂大輔との勝負は1年限りになるが、それでも……決断するかもしれない。

英語のスポーツサイトの日本語大幅意訳で、イチロー去就問題が地元シアトルで大騒ぎ (livedoorスポーツ)

やっぱり、R.ジョンソンには「51」が似合う(9日)

2007-01-13 12:50:27 | New-York Yankees
 やっぱりランディー・ジョンソン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)には、背番号「51」が似合う。3年ぶりの古巣復帰……ニューヨーク・ヤンキース時代の昨シーズンは「17勝11敗・防御率5.00」。途中で打ち込まれて、大きな背中を丸めて、肩を落としてダッグアウトに戻る背番号「41」が小さく見えた。オフには椎間板ヘルニアの手術も受けて、心機一転、ナショナル・リーグで再起を目指す、43歳。

 そういえば日本球界の43歳の左腕も、今シーズンは心機一転、「老舗」読売ジャイアンツから出されて、横浜ベイスターズで再起を図る。二人は同い年。二人はライヴァル? (日本の)工藤公康の方は勝手にライヴァル視しているかもしれない。どちらが先にユニフォームを脱ぐか? あるいは工藤の40歳過ぎて、メジャーリーガーの≪夢≫は叶うのだろうか? 

ランディ、栄光の背番号「51」で心機一転 (MAJOR.jp)