惜別のタッチ！（25日・セーフコ・フィールド）

シアトル・マリナーズ セーフコ・フィールド MLB ポスター
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　遂に来るべきものが来たか…って感じ。ニューヨーク・ヤンキースはライトのレギュラー（ニック・スウィシャー）が（左臀部を痛めて）欠場中で、しかも契約（オプション）最終年。俊足巧打の若手（ブレッド・ガードナー）も長期DL（故障者リスト）入り中で、需要と供給がピッタリ嵌った。
　背番号「51」も空いてるから、丁度いいと思ったら、「とても付けられない」と断ったらしい。「51」の前任者＝バーニー・ウィリアムス外野手（引退）に憧れていたのは知っていたが、そこまで深い尊敬（リスペクト）の念だったとは……この一事だけでも、ニューヨークのヤンキース・ファンは、イチロー（前シアトル・マリナーズ）を歓迎することだろう。つい最近までは（ブーイングの対象）「厄介な敵」だっただろうが……
　選んだ番号は「31」か…。それにしても、イチローでさえ（畏れ多くて）付けられなかった背番号「51」。この先、誰が付けられるのだろう？　思わぬ形で【永久欠番】への道が拓けてしまうかもしれない（？）。

　そういえば、昨日のシアトル最後の試合の【5回表】1-OUTからイチローが（岩隈久志から）センター前ヒットで出塁して、続く2番打者（デレク・ジーター）の4球目に盗塁を試みるが、キャッチャー（ヘスス・モンテロ）から矢のような送球が来て、ショート・ストップの川崎宗則も素早く（何故か必要以上に）≪力強く≫タッチして「OUT」！　
　しかしVTRで仔細に（スローモーションで）見てみれば、イチローの右足の方が速いようにも見える。イチローもベースに到達した瞬間、「セーフ」と両手を拡げて見せたが、判定は「OUT」。川崎の（思いを込めた）≪惜別≫のタッチが、塁審の判断を転換させたのだろう。……断ち切るタッチ！　

イチローが見せた去り際の美学（日本経済新聞）

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どっちがナンセンスなんだか…（21日）

WBC日本代表はなぜ世界一になれたのか?
著者：小関 順二
ぴあ(2009-08-10)
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　そんな決定権がオマエにあるのか？　と言いたくなるが、新井貴浩（日本プロ野球選手会）会長（阪神タイガース）。「世界的に見てもナンセンスなシステム」と古田敦也氏（元選手会会長）が言っていたが、どこの世界と比べてるんだか……
　ドミニカ共和国もベネズエラも、自国にプロ・リーグを持たないから、【MLB】に選手が集まって来ている。自国にプロ・リーグがあるのに【MLB】に選手が行きたがる、日本（NPB）が（歪で）ナンセンスなのだヨ。

　逆に自国でプロ・リーグを持っているから、日本や韓国は『WBC』（ワールド・ベースボール・クラシック）で≪強かった≫。「優勝候補」と言われたドミニカやベネズエラは敗退した。自国にプロ・リーグを持っていないから。
　ドミニカやベネズエラの選手たちは≪お金儲け≫のために【MLB】にやってくる。自国では野球で飯が食えないから。それに対して、日本人メジャーリーガーはお金儲けが目的ではない。自国に留まっていれば、いくらでもお金儲けができるのだから。
　世界最高峰の舞台でプレーしたい、という≪夢≫を求めて、海を渡ってやってくる。そんな【NPB】（選手会）がお金の権利を主張して、不参加を決議するなんて、皮肉な現象（皮相的）だと思う。

　そもそも【WBC】は【MLB】選手会の発案。普段クラブチームで戦っている選手たちが、国別（母国）に分かれて、戦おうというのが趣旨。そこに【NPB】は参加“させてもらっている”立場。【MLB】選手会に属していない【NPB】は本来、権利を主張する立場にない。【IBF】（国際野球連盟）とは違うのだから…。そこがサッカーのワールドカップ（FIFA）とは根本的に違うところ。
　その辺を日本のプロ野球関係者も（入れ知恵している）弁護士も履き違えている。【IBF】主催の大会に【MLB】が権利の大半を独占している、というのなら、【NPB】選手会の主張も通るが、主催は“あくまでも”【MLB】。……俺たちにも金儲け（ビジネス）だけじゃない、≪夢≫を紡げる「場」があってもいいじゃないか？　

ＷＢＣ不参加、イチローもコメント避ける（SANSPO.COM）

メジャーリーグのWBC世界戦略 (PHP新書)
著者：古内 義明
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ハーパーも見たかった！（Slugger (スラッガー) 2012年 08月号）

Slugger (スラッガー) 2012年 08月号 [雑誌]
日本スポーツ企画出版社(2012-06-23)
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　私はナショナル・リーグの『ファイナル・ヴォート』には、
ブライス・ハーパー外野手（ワシントン・ナショナルズ）に入れたのだが、選ばれたのは、デヴィット・フリース内野手（セントルイス・カーディナルス）か……昨年のポストシーズンで大活躍（ワールドシリーズMVP）した選手。今シーズンも好調で選ばれて当然の成績だが、19歳（！）のハーパーも見たかった。

スティーブン・ストラスバーグ[ナショナルズ]
「未来のサイ・ヤング賞候補」

ブライス・ハーパー[ナショナルズ]
「失敗を恐れない19歳の新星」

歴代ドラフト全体１位名鑑

ポジション別
ドラフト入団選手ランキング

2012ドラフト総括＆１巡目指名リスト

ドラフト下位指名から這い上がった男たち

ブレーブスのスカウト哲学

チーム別ドラフト通信簿[2000～2011]

ドラフト指名選手通算記録ランキング

INTERVIEW ROOM Vol.9
ライアン・ボーグルソン [ジャイアンツ]
「長く険しい道のりの果てに」

ダルビッシュ、追加ファン投票でMLBオールスター出場へ（国際ニュース：AFPBB News）

BBH3 黒カード ボーグルソン(阪神)
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岩隈、メジャー初先発の7月2日（＠セーフコ・フィールド）

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　岩隈久志（シアトル・マリナーズ）は先発（スターター）で使わないと決めていた（？）“人種差別主義者”（？）のエリック・ウェッジ監督。しかし先発ローテーションの一角、ケヴィン・ミルウッドが故障（脚の付け根）で先発を1回skipすることになって、仕方なく（？）岩隈にメジャーリーグ「初先発」司令。
【3回表】まで完璧なピッチング。【4回表】（1-OUTから）5番（メジャー通算609本塁打＝歴代7位タイ）ジム・トーミ（フィラデルフィア・フィリーズから移籍）にライト前にクリーンヒットを浴び、6番（オールスターゲーム2年連続選出）マット・ウィータース（ボルティモア・オリオールズ）を警戒し過ぎて歩かせ（四球）、7番クリス・デーヴィスに2球目のスライダーを捉えられ、ライトスタンドに突き刺さる3ラン（第14号）ホームラン！　

　この一球だけだった。【5回表】を投げ終え、球数71。当然【6回表】のマウンドにも上がるものかと思ったら、別人（スティーヴ・ディレイバー）が上がっていた。岩隈のクオリティースタート（6回3失点）も≪阻止≫したい（？）ウェッジ監督の≪横槍≫（采配）。
　試合は「1対3」シアトルのビハインドで迎えた【8回裏】6番ダスティン・アックリーが四球で出塁し、7番チョーン・フィギンズが空振り三振に倒れ、三振ゲッツー（併殺）が完成するところだったが、二塁手が落球する≪幸運≫……ここで8番“スタメン”川崎宗則が初球を打ってレフト前に流し打って、1-OUT一塁三塁のチャンス！　
　9番打者が倒れ、1番イチローが歩かされた後、2番キャスパー・ウェルズが右中間を深々と破って走者一掃！　「4対3」逆転のシアトル。勝ち運を「持ってる」のかもしれない、この試合の先発投手が。

岩隈　メジャー初先発「次につなげられる」 （スポニチ Sponichi Annnex）

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松井の打席で「ノモ～！」（1日・トロピカーナフィールド）

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　昨日の深夜（26:35～）のタンパベイ・レイズvs.デトロイト・タイガース戦（J SPORTS）は（何故か）解説者（カラーコメンテーター）が不在。実況（プレイ・バイ・プレイ）のベテランの島村俊治アナウンサー一人だった。深夜だから、解説者が遅刻でもしたのかと思ったら、どうやらそうでもなさそう。最初から「確信犯」で島村アナ一人で放送するつもりだったのか？　「日本のヴィン・スカリー」を目指しているのだろうか？　

　しかし【4回表】サード（三塁手）のブルックス・コンラッド（レイズ）がエラーした時、「名手コンラッドが…」と実況していたが、まさか！　コンラッドとは“あの”2010年のナショナル・リーグ地区（ディヴィジョン）シリーズ第3戦で、1試合3エラーのポストシーズンのタイ記録を作ってしまった“あの”コンラッド（当時アトランタ・ブレーヴス）だ。
　スポーツ実況アナウンサーとしては職人みたいな人だが、MLBの基礎知識に関しては私のような素人の視聴者にも及ばない。「和製ヴィン・スカリー」は（残念ながら）諦めてください。

　そういえば、昨日は久々に3打数2安打（マルチ・ヒット）で打率を上げた7番（レフト）松井秀喜の第1打席で、スタンド（観客席）から（何故か）「ノモ～！」という声が飛んでいた。野茂英雄さんがタンパベイ（当時デヴィルレイズ）に在籍したのは、2005年の1年だけだが、≪弱い≫時代のタンパベイを支えたスターター（先発投手）として、地元のファンには「親しい」記憶として「残っている」のかもしれない。
　タンパベイには3年間（2007年～2009年）在籍して、2008年のワールドシリーズ進出にも貢献した岩村明憲（現・東北楽天ゴールデンイーグルス）内野手がいるが、彼のことはもう“すっかり”忘れ去られていたりして……月日の経つのは早い。

松井　５試合ぶり先発でマルチ「甘い球をしっかり打てた」 （スポニチ Sponichi Annex）

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